文化放送発・オリジナル配信プラットフォーム「QloveR(クローバー)」好発進! #侵夜ラジオ Xトレンド1位獲得も!


文化放送の新配信プラットフォーム「QloveR」(読み:クローバー)は、4月1日のグランドオープン後好調な滑り出しを見せ、好評を博している。

文化放送では、開局以来70年余り、ラジオをはじめとする媒体、コンテンツを通じリスナーやファンとの深いコミュニケーションを構築してきた。このほど新たにオープンした「QloveR」は、リスナーやファンがいつでもそばにふと幸せを感じられるような、新しいコンテンツの楽しみ方を提供することを目指し、同局が推進するプラットフォーム。

さらにこの4月のグランドオープン時には、HIPHOPメディアミックスプロジェクト「Paradox Live」の公式番組『Paradox Live Dope Radio』や、人気VTuber・赤見かるびが出演する『赤見かるびの「お笑いかるび塾」』、人気沸騰中の麻雀プロリーグ「Mリーグ」で活躍中の麻雀プロたちが出演する『松本圭世のM荘!』をはじめ、新番組がスタート。
中でも、動画投稿グループ「〇〇の主役は我々だ!」がパーソナリティを務める『我々だ!の侵夜ラジオ』は、公式ハッシュタグ「#侵夜ラジオ」がXトレンド1位を獲得するなど、好調なスタートを切っている。

「QloveR」では、同局のインターネットラジオ「超!A&G+」のサイマル配信も実施しており、これらのコンテンツはすべて「QloveR」のページ内から視聴可能。(文化放送HPからの遷移も可能)
また、グランドオープンに先駆けた2023年7月のプレオープン時から放送している番組も継続中で、人気VTuber「名取さな」出演の『名取さなの毒にも薬にもならないラジオ』、人気ゲーム実況者による番組『三人称・鉄塔 ひとりのよる』『リモしるの体験版』、人気コスプレイヤー・Liyuuが出演する『Liyuuが好きなリユウ』など、QloveRでの展開とともに地上波でもスタートした番組から、長く同局で人気放送中の『武田鉄矢 今朝の三枚おろし』などを含め、全25番組がラインナップしている。
地上波ラジオ番組のスピンオフコンテンツ配信から、QloveRオリジナル番組の配信まで様々なコンテンツを配信する「QloveR」では、今後もさらなるコンテンツの充実、プラットフォームの機能追加など、順次拡充予定。
QloveRに関する詳細は→https://www.joqr.co.jp/qr/article/118310/

<「QloveR」名称について>
文化放送の愛称である「QR」、それに「love」を組み合わせ、小さな幸せの象徴である「クローバー」の想いを込めている。

【プラットフォーム概要】
■プラットフォーム名: 「QloveR」(読み:クローバー)
■コンテンツ数: 25番組 ※4月16日現在
■サイトURL: https://qlover.jp/ (2024年4月1日 午前10時よりグランドオープン)

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村上春樹「自分のカヌーは自分で漕げ」学生時代にカート・ヴォネガットの小説で出会った言葉

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。4月28日(日)の放送は「村上RADIO~村上の世間話4~」をオンエア。好評の「村上の世間話」シリーズ第4弾は、クスッと笑える“世間話”を、村上DJが選曲したグッドミュージックとともにお届けしました。
この記事では「今日の言葉」について語ったパートを紹介します。



◆The Sandpipers「Chotto Matte Kudasai」
サンドパイパーズが歌います。「ちょっと待ってください」というのが曲のオリジナル・タイトルなんです。マジで。

◆TSF「Salade de Fruits」
TSFというフランスのボーカル・グループが「フルーツ・サラダの歌」を歌います。

トマト・サラダも好きだけど、フルーツ・サラダもいいですよね。マンゴー入りのサラダが僕の好物です。



◆<クロージング曲>
Barney Wilen「As Time Goes By」

今日のクロージング音楽、フランス人のベテランテナーサックス奏者バルネ・ウィランが「As Time Goes By」を演奏します。いいですねえ。決めの歌詞、「月の光とラブソングが、時代遅れになることはない」。本当にそのとおりです。

ちなみに今日おかけした音楽は、すべて僕が最近中古屋さんのバーゲンで買い込んできたCDです。値段は100円か200円か、高くて300円。そんなものです。バーゲン・コーナー、こまめに探すとけっこう素敵なものに巡り会えますよ。

さて、今日の言葉は、
「Paddle Your Own Canoe(自分のカヌーは自分で漕げ)」です。

これはボーイスカウトのモットーにもなっていますが、もともとは英国の古い格言です。でも僕がこの言葉を初めて知ったのは、学生時代にカート・ヴォネガットの小説『スラップスティック』を読んだときです。その中でこの言葉はとても印象的に使われていて、今でもよく覚えています。『スラップスティック』、愉快な小説ですよね。先日久しぶりに読み返して、あらためて感心しました。

「自分のカヌーは自分で漕げ」。要するに自分のことは人に頼らずに、自分でしっかりやれということですよね。

でも「自分のことは自分でやれ」と言うと、身も蓋もないというか、ごく当たり前の「ご教訓」になってしまいます。でも「自分のカヌーは自分で漕げ」って言われると、そのシチュエーションが目の前に浮かんできますよね。実際にカヌーに乗って、パドルを手にして、1人で急流を乗り切っているような、そんな具体的な気持ちになります。「がんばらなくちゃ」、みたいな。

言葉の力って、表現の力って、結局そういうことなんですよね。生きた具体的な共通イメージを、送り手と受け手の間に起ち上げること。僕はいつもそのことを頭に置いて文章を書いています。それって大事なことです。

「自分のカヌーは自分で漕げ」

漕いでください。



番組では他にも、ほとんど夢を見ないという村上さんが鮮明に覚えているという“夢の話”から、近所をジョギングしているときにある動物に遭遇したときのエピソード、学生時代の夏休みに一人旅をしたときの思い出などについて語る場面もありました。

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4月28日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月6日(月・祝)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO~村上の世間話4~
放送日時:4月28日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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