誤認逮捕で82時間身柄を拘束……大竹まこと「行政や警察は何をやってるんだろうね」
4月18日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、滋賀県警近江八幡署が74歳の女性を誤認逮捕した件について取り上げた。
13日午前、滋賀県近江八幡市の量販店で、74歳の女性がいなりずし1パックを万引きしたという通報が入った。
女性は「知人から購入済みの商品を知人からもらった」と一貫して容疑を否認していたが、近江八幡署は窃盗容疑で現行犯逮捕。
その後の調べで無実が証明され、女性は釈放された。
砂山アナ「県警は女性に謝罪したそうですが、身柄の拘束が3日半(82時間)に及んでいたと」
大竹まこと「後で調べたら、商品の品数も全部合ってた。盗んでることは判明しなかった。しかもこの女性に、知り合いが購入済みの商品を渡していたって情報も入ってた。それを3日半拘束するか? もうちょっと調べようがなかったのか?」
ヒコロヒー「ね。3日半もかかるんですね……」
大竹「もっと言えば……お年寄りで(実際に)万引きしたってニュースも伝わってくるけど。逮捕だよ? たかがって言っちゃいけないけど、何百円かのものを盗んで逮捕しましたと……? 国会では何やってるんだ? 裏金って……あいつら……。もしこの女性が(拘束中に)容態が悪くなったりしたら、誰が責任を取るんだ? 行政は何をやってるんだろうね? 警察は何をやってるんだろうね?」
都議会自民党でも裏金事件!
都議会自民党でも裏金事件が発覚。1月21日「長野智子アップデート(文化放送)」では、日刊ゲンダイ第一編集局長の小塚かおるがなぜ都議会自民党でも国政の自民党でも全く同じ問題が起こるのか語った。
小塚「都議会自民党の政治団体の会計担当職員が略式起訴されたってことで事件になっているんですけど、裏金のスキームがどこかで聞いたことある話と全く一緒なんです。要するに政治資金パーティーのパーティー券の販売のノルマを越えた分を自分のものにしていいっていう形で都議会の場合は中抜き、国政の場合は中抜き・キックバック両方ありましたが、同じようなやり方をしていたっていうことで事件になりました。都議会議員の起訴は見送られたんですけど、不記載ってことなので収支報告書を今後修正することになるんです。早ければ1月23日くらいに一斉に政治団体側と議員側が修正するので、誰が不記載だったかわかって『あの都議会議員!』みたいな感じになり、これから夏に都議会議員選挙があるんだけれども、公認するのかどうか、1年前とか半年前に衆議院議員、参議院議員を巡ってあったような話と同じような状態になってきています」
長野「時期も一緒だし、本当に同じスキームだし、これは自民党の文化ですかって言いたい」
小塚「遡ると派閥のパーティーもそうだし、都議会のパーティーもそうだし、10年前とか20年前くらいからずっと続いてきていて、みんな阿吽の呼吸でそういうもんだと思ってやってきたっていうふうに都議会議員とか都議会議員OBの人は話しているんですよね。ですから東京都議会と国政の派閥の話が出てますけど、全国の地方組織も含めてやってたんじゃないのって見えるじゃないですか。石破さんがNHKの番組に出た時『全国の組織の調査も指示しました』って言ってましたので、調査結果がどういうものが出てくるかわかりませんが、自民党全体で地方も国政も派閥もみんなやってたんじゃないのって見えるし、多分そうじゃないかなって思いますけどね」