渡辺徹、白石美帆が出演 特番『母の詩2019~母の日によせて~』

文化放送は、母の日を目前に控えた5月3日(金・祝)午前11時00分より、特別番組『母の詩2019~母の日によせて~』を放送します。

当特番は、普段はなかなか伝えることができないわが母への想い、お母さんへの「ありがとう」のメッセージ、さらには母と子の心温まる想いのこもった聖教新聞掲載の投稿を朗読で紹介する、母への感謝を込めた番組です。今回お迎えしたゲストは、俳優で二人の息子の父でもある渡辺徹さんと、女優で一児の母でもある白石美帆さんです。

「反抗期だった高校生の娘から誕生日を祝うメールが届いた」という投稿を受けて白石さんは、「私は中学2年のときに『反抗期宣言』をしたんです。『お母さん、今日から反抗期するよ』って。その後、ケンカをしたときにダイニングの椅子を蹴ったんですよ。でも、ガタンと転がった椅子の音に自分がビクッとなっちゃって。こんなことでビクついてる自分には反抗期は向いてないなと思ってやめたんです(笑)」と自身の思春期を振り返りました。

また、渡辺さんは、「『娘が洗面所の鏡の前で髪を整える姿は真剣そのもの』というくだりがありましたけど、これぞ思春期ですよね。うちの息子二人も朝の洗面所の時間がものすごく長かった思い出があります。僕自身も朝の洗面所の時間が長くて、おふくろに『早くしないと遅れるわよ!』と言われた時期がありました。(中略)息子たちも反抗期はありました。僕に対してというよりは女房(榊原郁恵さん)に対しての反抗期というのが少し強くなった感じがありましたね。だから女房が『どうしたらいい?』と僕に相談しにきた時期もありました。ただ、『反抗期というのは正しく成長している証しだから心配するな』と伝えた覚えがありますね」と当時を振り返りました。

番組ではこのほか、母がテーマの楽曲も紹介。約2時間の特番のエンディングで渡辺さんは「それぞれに個性と愛があって感動したんですが、やはりこうして言葉で記すということはとても大事なことなんだなと改めて思いました」と、白石さんは「いろんなエピソードを聞かせていただいて、母親になる楽しみ、母親であるからこそもっともっと楽しめるようになるんだなと。つらく大変なことにも『よし乗り越えていくぞ』という力が湧いてきました」と締めくくりました。

母の詩2019 ~母の日によせて~
放送局:文化放送
放送日時:2019年5月3日 金曜日 11時00分~12時55分

●パーソナリティ
竹内靖夫

●メッセージ・ストーリー朗読
水谷加奈アナウンサー

●ゲスト
渡辺徹
白石美帆

※該当回の聴取期間は終了しました。

補欠選挙の結果を分析。「保守王国」と呼ばれる島根に変化が?

4月29日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは政治ジャーナリストの角谷浩一さんに、4月28日に行われた補欠選挙の結果を解説してもらった。この記事では島根1区に関する部分をピックアップする。

長野智子「選挙区ごとに分析などいただければと思います。まずは唯一の与野党対決となった島根1区です」

角谷浩一「亀井(亜紀子)さんは一度現職もやられていたので返り咲きということになりますが、島根が『保守王国』といわれますよね。1区はずっと細田(博之)前衆議院議長が地盤を守っていて」

長野「小選挙区制度の導入以降、ずーっと。勝ち続けた」

角谷「2区は、もう亡くなりましたけど竹下亘さんがずっと議席を持っていた。つまり保守王国というより、細田さんと竹下さんがずっとやっていたと。ある意味で当たり前だった。それがお二人ともご存命でなくなって、時代が変わってきて、新しい人が。それも自民党の人が引き継ぐものだと思っていたら、こんなことに、と。細田さんがお亡くなりになったための選挙ということで、自民党も候補者を立てました」

長野「はい」

角谷「ただ細田さんは(旧)統一教会との関係が取り沙汰されたり、じつはセクハラ問題というのがあったり。それに安倍派を細田さんはずっと守っていた、ということも。いま問題になっていることを全部抱えていた、みたいな問題があった。お亡くなりになったので自民党は候補者を立てたけど、そんなに簡単ではなかった、ということ」

長野「きちんと説明されないまま、亡くなられてしまったわけですね」

角谷「今回負けたけど、次はもう有権者は自民党に帰ってくる、という声も地元にはあるんだと思います。今回も県会議員がほとんど動かなかった、という話もありました。一方で世論調査、事前のいろんな調査ではかなり引き離されていて、亀井さんが強かった。でも(岸田文雄)総理は2度入ったんですね。最後の土曜にも入られると。総理が最後に入るのは、逆転できそうなとき、というのが不文律でした。数字の差が既にあるのに、総理は入った」

長野「はい」

角谷「これは岸田さんの独特なやり方というかな。突然、政倫審に出ると言う、派閥を解散すると言う……。岸田さんは誰かと相談して揉んで決めるというよりは、直感的に決められるんですね。島根1区は自民党が唯一出していたところだから、小渕(優子)選対委員長はずっと張り付いていました。国会開会中でしたけど、ずっと」

長野「はい」

角谷「岸田さんは2度も入った。茂木(敏充)幹事長は入らなかったんですね」

長野「それはなぜですか?」

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「岸田さんとの仲が微妙だという話も……」

角谷「ただ選挙に勝てば微妙どころか、戦うところで『茂木さん、よくやった』となりますよ。一生懸命、入らなかったというのは、幹事長自らが諦めていたんじゃないだろうか、とか。もっと言うと第一声。泉健太立憲民主党代表は、初日に島根で第一声、声を上げているんですね。ところが茂木さんは行かなかったと」

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