『サラリーマン』 ギャラクシー・放送文化基金ダブル受賞! 続編放送へ

優れた放送番組などに贈られる、第50回放送文化基金賞で、RKBラジオの『空想労働シリーズ サラリーマン』がラジオ部門優秀賞に選ばれました。同番組はNPO放送批評懇談会が主催する第61回ギャラクシー賞でもラジオ部門優秀賞を受賞しています。

『空想労働シリーズ サラリーマン』は、2023年8月22日から10月10日にかけて、RKBラジオで放送した昭和特撮風ラジオドラマです。

昭和と特撮ヒーローをこよなく愛する、RKBの冨士原圭希(ふじはら・たまき)アナウンサー(2020年入社)が、企画・脚本・演出をしたもので、会社員の喜びや苦悩を巨大ヒーローと怪獣に落としこみました。

出演者には、『スーパー戦隊シリーズ』『仮面ライダーシリーズ』でヒーロー・ヒロインを演じた俳優が集結。RKBラジオにも出演歴がある『魔法戦隊マジレンジャー』(テレビ朝日系・2005年)マジピンク役、俳優の別府あゆみさんはアドバイザー兼ヒロイン隊員役を担当しました。さらに『ドラえもん』(テレビ朝日系)スネ夫役の声優・関智一さん、『仮面ライダーアマゾン』(毎日放送・1974年)主演の岡崎徹さんなど豪華俳優・声優陣に加え、RKBアナウンサー、RKB毎日放送の社長が出演。劇中の音楽は「新しい学校のリーダーズ」「BiSH」などの楽曲制作・プロデュースで知られる、福岡在住の音楽プロデューサー・松隈ケンタさんが手がけました。

企画・脚本・演出 冨士原圭希アナウンサーコメント

放送人としてこの上ない誉れであります。いち会社員として、全ての働く人たちへ向けてこの作品を作りました。通常ならば、アナウンサーが"特撮"を"音声ドラマ"で作るという荒唐無稽な企画、実現は難しそうに思えますが、その過程を含めて楽しんでいただけたのかもしれません。幼い頃の「好き」をしつこく持ち続けて良かったとようやく思えました。

また、低予算の中、企画にご賛同くださった音楽の松隈さん、キャストの皆さんこそ本物のヒーローです。熱意だけが先走る私を諌めてくださった諸先輩方、若輩者にお力添えくださった全ての関係者の方々、そして何よりリスナーの皆さまに心より御礼申し上げます。

『空想労働シリーズ サラリーマン』は現在、YouTubeのRKBラジオ公式チャンネル・各種ポッドキャスト(ラジオクラウド、Spotify、Amazon Music、Apple Podcast)でも全話配信中です。

なお、受賞を記念して6月15日(土)14時から15時まで、全8話をRKBラジオで一挙放送します。

また、RKBは続編となる『帰りたいサラリーマン』の制作と、今年夏ごろからの放送も発表しました。働き方改革やハラスメントなどをテーマに「会社員あるある」を描きます。新たなキャスティングにも注目です。

空想労働シリーズサラリーマン総集編
放送局:RKBラジオ
放送日時:2024年6月15日 土曜日 14時00分~15時00分
出演者:冨士原圭希、別府あゆみ、関智一、菊地美香、吉田友一、広瀬仁美、たなかえり、庄野﨑謙、岡崎徹、茅野正昌、服部義夫、坂田周大、田畑竜介
番組ホームページ
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※該当回の聴取期間は終了しました。

「昇進」は荷が重くなるだけ!? “上司らしさ”に悩むリーダーへ江原啓之が送ったアドバイスとは?

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
4月27日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。


江原啓之



<リスナーからの相談>
この4月から、グループを取りまとめる管理職へ昇進しました。部下となる8人のメンバーには、私と入社同期の人もいるため、上下関係ができることへの気持ちの切り替えに戸惑っています。

このグループには気遣いのできる人が多く、協調性もあるのですが、悪く言えば、お互いに遠慮し合い、本音で意見を言わない傾向があるように見受けられます。そのため上司からは「必要に応じて厳しく指導してほしい」と言われました。私は期待に応えられるよう、部下を引っ張っていこうと決意していますが、上司らしい振る舞いができるための心得があれば、アドバイスをいただきたいです。

<江原からの回答>
江原:協子さんは会社で部下をお持ちですよね。どう思われますか?

奥迫:私も会社では常務や役員の立場にありますが、決して立派なわけではないんです。「こんな未熟者だから……」という気持ちで、本当に自分をさらけ出しています。すると、社員さんたちが助けてくれるんです。

相談者さんのまとめるグループは、“協調性のある人たち”だと書かれていましたよね。だから、「自分はここが得意だけど、ここは苦手で……」と素直に打ち明けると、「私がやりますよ」と手伝ってくれる人が出てくるかもしれません。そうしたら、「やってくれてありがとう!」と伝えられるグループになっていけるといいなと思いました。

江原:そうですね。私が思ったのは、まず相談者さんの考え方が間違っているということです。「上下関係ができることで」とありますが、上下って誰が決めたのでしょうか?「上か下か」という考えがあるから、こうした悩みが生まれるのです。

確かに昇進すれば給料が上がるなど、得るものはあるでしょう。相談者さん自身も「自分は得をしている」と思っているのでは? そうした感覚があるからこそ、悩みが生じるのだと思います。

私は、昇進を「荷が重くなる」と捉えています。つまり、上下関係ではなく、あなたは「荷が重い人」になったのです。

私自身、オペラ団体で評議員になりましたが、オペラにおいて私は遅咲きで、その団体でも新参者です。評議員になれば目立つ立場になり、それを快く思わない人もいるでしょう。しかし、だからといって私はへこたれません。「嫌なら代わってほしい」と思うくらい。それほど荷が重いのです。

理解してくれる人は「自分たちが言うべきことを代わりに言ってくれてありがとう」と言ってくれます。私は団体に風穴を開け、言いたいことが言える環境作りをしているつもりです。本当に大変な思いもします。年齢を重ねると、「荷が重たくなっていくんだな」と、つくづく感じます。

相談者さんに伝えたいのは、「働きなさい」。それだけです。求められた仕事をするだけ。あなたは荷が重たくなっただけですし、それは職場の話です。プライベートと職場をきちんと分け、与えられた業務を全うすること。そうすれば、周囲も「荷が重たくなったんだな、協力しよう」と思ってくれます。

奥迫:周りもきっとそう思って助けてくれますよね。自分自身が一生懸命取り組んでいると、自然と周囲が助けてくれるんです。

江原:その通りですね。例えば協子さんなら、「ああ、大変そうだな」とみんなが思うから、協力してもらえるんです。働く姿を見せていれば、周囲も「上司だから」ではなく、「荷が重そうだから」と助けてくれる。相談者さんも、そうした視点で考えてみてください。


江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「人生は、目的と意味を感じて生きることが幸せです」


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4月27日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月5日(月・祝)AM 4:59まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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