財津和夫、『女はお前ばかりじゃないんだよ』と思ってはいなかった、だけどツッパッていた若い頃

TULIP・財津和夫が、時には若い頃の自分を振り返るRKBラジオ『財津和夫 虹の向こう側』。1月19日の放送では、若かりし頃のステージ上での自分の立ち振る舞いや、彼女との付き合い方について思いを馳せます。

タイムマシンに乗れたなら

40年前の野外ライブの映像を見た、というリスナーから「財津さん、若い頃に戻れるならいつに戻りたいですか」という質問を頂きました。
遠い昔のいろいろな出来事を思い浮かべているのでしょうか、「えー、あー」とフィラー言葉を発した後、少し間をおいて遠い昔を思い起こすようにゆっくり喋り始めます。
財津「あの彼女ともう一度付き合い方を変えれば、どうかなったんじゃないかな…あの彼女というのは二、三人いて…いや、その都度失敗したと思うじゃないですか」
結構むき出しの青春発言が出てきました。
下田「どう言葉を変えたら、うまくいけたんでしょう」
財津「その時にこんなこと言わなきゃよかったな、とか。今考えれば結構いいオンナだったな…その時はなんで気がつかなかったんだろう。若気の至りとかね…だから、その時に戻った私が、昔のままなのか、今の私なのかによってはやっぱりずいぶん違いますよね、どういう戻り方するかだよね」

下田「ひどいことを言っちゃったんですか」
財津「根掘り葉掘り聞きますね、ひどいことじゃないですよ。若気の至りでやっぱりツッパッてたじゃん」
下田「はい」
財津「ツッパッてるから、未来をいつも見てますよね。頭の中は『女はお前ばかりじゃないんだよ』とは思ってない。あの時は思ってなかったはずだけど、今思えばどこかで思っていたのかな。今だともう目の前の火鉢に当たるかのように大切に大切にしようと思いますよ」
下田「『虹とスニーカーの頃』の、♫わがままは男の罪、それを許さないのが女の罪 っていうのは、そのときの財津さんの心境でしょうか」
財津「そうね、その文章が成り立つ時代もありましたね。今は逆ですけどね」
ワガママはもうしなくなったけど相手のワガママは許せない、というワガママ(?) のようです…

これからは本当に一心不乱

昨年11月にNHK-BSで「伝説のコンサート~チューリップ 1984 “PAGODA”」がリマスターした映像で放送された事もあり、当時の感想や質問等のお便りが「虹の向こう側」宛てにもいくつか届いています。
財津「あの時は何かものすごくエネルギーがあったんでしょうね。野外コンサートを頻繁にやってました」
TULIPの野外コンサートは、鈴蘭高原、よみうりランド、箱根芦ノ湖(パゴダ)などが代表的です。
財津「この1984年はパゴダ。コンサートタイトルにもなってますように、塔を建てたんです。結構なお金がかかったんですけど、コンサートやった次の日に解体するっていう、贅沢なお金の使い方に私なりに変な満足をしたりして」

ステージ上の映像を見た感想は、
財津「もう若い若い。歌っている途中でなぜパッと右向いたのか、がわかるんです。『もうちょいモニターのボリューム上げて』って言っているな、と。一心不乱に歌っていれば良いものを、なんでお前はいちいち余計な事ばっかり気にしてるんだ。ちょっと残念でしたね」
下田「やっぱり気になると思いますよ」
財津「野外コンサートって、まだまだスタッフも私達も慣れてない時代だった。だから色々トラブルがあってね。でも、それをパッと横に置いておけるのがエンターテイナーなんじゃないですか。私はやっぱりエンターテイナーにはなれません」
下田「歌いながらプロデューサー、ディレクターもしていたみたいな感じでしょう。映像として残っているから、また素晴らしいですね」
財津「ありがとうございます。こうやって何度も皆さんがご覧になるっていうことがわかってれば、もうちょっと一心不乱に演じられたと思うんですけど…これからこの歳になって遅いですけど、自己満足でも良いから一心不乱にやりたいなって思います」

今日の一曲は、ビートルズ『Hey Jude(ヘイ・ジュード)』。アメリカ、イギリス、日本とも1968年(昭和43年)にシングル発売されています。

次回1月26日の放送は、通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定です。
「財津さんが観たコンサート」などについてお話しします。

財津和夫 虹の向こう側
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週日曜 18時15分~18時30分
出演者:財津和夫、下田文代
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※該当回の聴取期間は終了しました。

男らしさ・女らしさの見解を神谷氏に問われ、「私自身の考え方も、ものすごく申し上げにくい」と明言避けた高市総理に大竹「多様性を認める立場に立ってほしい」

12月17日(水)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、毎日新聞の「高市首相「ものすごく申し上げにくい」 男女「らしさ」の見解問われ」という記事を紹介し大竹がコメントした。

毎日新聞によると、「ここで言ってしまうと、また政府の見解になってしまう」。高市早苗首相が16日の参院予算委員会で、参政党の神谷宗幣代表から「ジェンダーフリー」に反対する立場から男女の「らしさ」に関する個人的見解を問われ、「ものすごく申し上げにくい」と答えに窮する場面があった。

 神谷氏は「私自身は男らしく、女らしくという価値観を持っている」として、東京都議会に提出された「女性活躍推進条例案」が「性別による無意識の思い込みの解消」などを盛り込んでいることに対し「思想統制だ」と主張。「男らしい、女らしいという性差を認めていくことは駄目なのか」と尋ねた。

 首相は「地方公共団体で決めることについて私が申し上げる立場にはない」と断った上で「私自身の考え方も、ものすごく申し上げにくいことをご理解いただきたい」と困惑気味に発言。「『女の子なんだから、こうしなさいよ』と言われながら育ってきた世代だ」と述べるにとどめた。

 選択的夫婦別姓に反対するなどジェンダー平等の推進と一線を画してきた首相だが、最近は存立危機事態を巡る自身の国会答弁で批判を浴びただけに、個人的見解を明言することに慎重になったようだ。

大竹まこと「神谷さんの「男らしく、女らしくという性差を認めていくことはダメなのか」という質問に対して、高市さんは「私自身の考え方も、ものすごく申し上げにくいことをご理解いただきたい」と言って、「私自身は『女の子なんだから、こうしなさいよ』と言われながら育ってきた世代だ」と言っている。本人は、女らしくしなさいよと言われてきた世代であるが、この件に関しては申し上げづらいと言ってるわけだよね。最後の文言からすれば、そういう風に言われながら育ってきた世代ですに続く言葉は、私もそう思ってるところなんですよと言いたいところなんだけど、言わないというニュアンスが伝わってくるね。男らしく、女らしくという言葉はとても幅の広い言葉で男らしくしなさいという言葉はそういう教育なのか、信条なのか。女の人にも同様のことが言えるね。しかも、このジェンダーフリーがこれだけ広がって男らしくもなく、女らしくもなく、別の世の中での認められ方もしている。世界でそういう動きがあるし、しかもジェンダーフリーの国会議員の人も世界でたくさん出ている。そういう時にジェンダーフリーはこっちに置いておいて、男と女は~みたいな発言。これ自体があれだよね。人々の暮らしを、人々の生活を、人々の生き方を網羅してないという感じに聞こえるよね。もうちょっと、いろいろな人が多様性をもって生きてるという基盤を持って発言しないと、これからも偏った政治の在り方になっちゃうんじゃないかな。いろいろな意見があるけれど、多様性を認める立場に立ってほしいなと私は思います」

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