九大伊都キャンパス1期生が福岡県糸島市に開いた古民家カフェ

こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーの肥喜里唯です。10月5日放送の『Toi Toi Toi』で、九州大学伊都キャンパスの近くにある福岡県糸島市泊の民泊施設内のカフェ「喫茶楽峰(きっさがくほう)」から中継しました。オーナーは、九大が伊都地区に移転した2005年当時、学生だった南裕喜さん(43)。「伊都キャンパス1期生」の南さんは、会社員とカフェ経営の二刀流なんです。

現役九大生と古民家をリノベーション

南さんは大学時代にスペシャルティコーヒーの魅力に出会い、自ら焙煎するほどのコーヒー好き。もともとカフェの開業は定年退職後でもいいと考えていたそうですが、知人からの声掛けをきっかけに「今がタイミングだ」と開業を決意。勤務先から副業の許可を得て、学生時代を過ごした糸島で地域に貢献したいという思いを胸に、今年5月に喫茶楽峰をオープンしました。

そんな南さんがカフェづくりで力を借りたのは、九大建築学科の現役学生たちです。 学生たちはサークル活動の一環として、福岡市や糸島市にある空き家のリノベーションに取り組んでいます。今回も築100年の古民家をカフェにリノベーションするのにあたって、コンセプトやデザインなどを考えてくれたそうです。

完成した店内は、まるでひと昔前にタイムスリップしたような空間。和室と土間の2部屋が客席として使われています。和室には4つのちゃぶ台が並び、土間にはダイニングテーブルが2台置かれています。昔ながらの日本家屋の雰囲気を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

南さんのお気に入りはキッチンカウンター。モルタルを流し込んで作られていますが、その型枠には杉の皮が使われているんです。皮の表面のもようがそのまま出ていて、自然を感じられる温かみあるデザインに仕上がっています。

その一方で、店内には、白い壁の一部が剥がれたままだったり、土壁が割れて支柱の竹が見えていたりと、あえて修復しないことで築100年の歴史を感じられる工夫があちこちに散りばめられています。立派な梁もむき出しになっていて、古民家の味わいを引き立たせています。

東京と福岡を行き来する日々

実は南さん、6月まで東京に単身赴任をしていて、5月のオープンに向けた準備は、主に東京からパソコンを使ってリモートで進め、月に1〜2回ほど福岡に戻れるタイミングで現地の準備をしていました。

オープン後は2人のスタッフを迎え、普段は彼らが中心となってお店を切り盛りしています。南さん自身は主に経営を担当し、週末に時々お店に立つこともあるそうです。「会社員とカフェ経営で忙しい日々ですが、楽しいです」と笑顔で話してくれました。

フルーティーな自家焙煎コーヒーと絶品スイーツ

内装だけでなくメニューにも、南さんのこだわりが詰まっています。提供されるコーヒーは、すべて南さんが焙煎しているんです。

リポート中継中にいただいたのは「糸島産フルーツフレーバーコーヒー」。ひと口いただくと、柑橘系のフルーティーな香りが口いっぱいに広がります。その後、コーヒー本来のコクもしっかり感じられて、とってもおいしかったです。

スナッピー山村と私は、このコーヒーをホットとアイスでそれぞれ注文し、トーストとティラミスもいただきました。

そしてもう一品、「大人の食べるエスプレッソ〜ブラウニーアフォガート」も絶品です。こちらは、アイスの上から先ほどのフルーツフレーバーコーヒーのエスプレッソをかけていただくスイーツ。ブラウニーのしっとり感とアイスの濃厚な甘さ、そしてコーヒーの爽やかな香りとほろ苦さが絶妙にマッチしていて、食べ進めるほどにいろいろな味わいが楽しめます。まさに大人のための贅沢なスイーツでした。

南さんが描くこれからの夢

カフェのくれ縁(屋内の縁側)にはいくつもの観葉植物が並んでいるのですが、その中にコーヒーの木があるんです。南さんは「この木が育ったら、収穫したコーヒー豆を焙煎してみたい」とこれからの夢を話してくれました。 もう一つ、店内の入り口にあるアップライトピアノを弾いてくれる演奏者を招くことも、いつか叶えてみたいそうです。

最後に今後の目標を伺うと…

「まずは、喫茶楽峰をずっと続けられる喫茶店にしたい。そしてここをきっかけに、糸島に絶えず人が集まってくるような場所にしていきたい」

と語ってくれました。

学生時代を過ごした糸島への思いを胸に、会社員とカフェ経営の二刀流で新たな挑戦を続ける南さん。みなさんもぜひ、昔ながらの温かみを感じる空間で、こだわりのコーヒーを味わってみてください。

Toi toi toi
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 9時00分~13時00分
出演者:山口たかし、富永倫子
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※放送情報は変更となる場合があります。

簗和生農水相はなぜ辞任に追い込まれたのか 鈴木哲夫氏が指摘する「流れが変わった瞬間」

10月16日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後3時台「アップデート・コラム」のコーナーでは、「簗和生農林水産大臣の辞任の背景と問題点」というテーマで、ジャーナリスト・鈴木哲夫氏に話を伺った。

鈴木哲夫「まず経緯ですけど、高市総理が結局、辞めさせたわけですよね。あくまで形の上では本人が辞表を出して、高市総理はそれを受けたっていう形にしてるけど、これはもう明らかに高市総理が『もう無理だ、辞めさせるよ』っていうような流れになったと思うんですよね。これはだけど本当はね、要するにこの問題が起きてから、ぐずぐず二週間ぐらいやってるわけですよ。ちょうど今週が一つ山場だった。それは何かというと、予算委員会があるから」

長野智子「そうですね」

鈴木「国会の代表質問っていうのは、議場で紙見て立って、言いっぱなし、答えっぱなしでしょ?予算委員会は1対1でガンガンくるわけですよね。だからやっぱり、これが非常にヤマだったわけ。で、先週、代表質問が終わった。今週、衆議院から予算委員会が火曜日から始まって、この間、連休があったじゃないですか。ここで多分、もう高市さんは辞めさせるだろうっていうような見方が、自民党のベテラン議員とか、ベテラン秘書の人とかから結構出ていたんですよ。それはなぜかっていったら、今回の発言は筋が悪すぎるんですよ」

長野「それは予算カットのほうですね?」

鈴木「そうです、そうです。まだその頃は予算カットだけだったからね?だからこれは辞めさせるしかないと。要するに、国会審議も全部これ止まるぞ、と。参議院で問責決議なんてなったらもう、審議ストップですからね。消費税減税なんかもやれなくなっちゃう。これはもう辞めさせるしかないよね、っていう見方が結構多かった。でも、その連休の間、何にも動きませんでした」

長野「そうですね」

鈴木「それは言い換えれば、やっぱり高市総理は、ある種、様子見といってもいいんだけれども、これで『はいっ!辞めさせる』って、決断にはまだ及んでなかったと見ていいと思うんですね」

長野「あぁ〜」

鈴木「で、流れが変わったのが、連休が明けた13日(火)の衆議院の予算委員会。ここで、まぁ当然、野党から質問があってやってたけれども、その中で、やっぱり大きなポイントになったのが週刊文春が第2弾として出した、例のシャトルバスで…」

長野「支援者を送るっていう利益供与じゃないかと」

鈴木「そうそう。だけど、これも官邸の一部と、簗さんのところでちゃんと言い逃れる理由を考えていたんですよ。それは何かっていうと、支援者の家から、シャトルバスで拾って、会場まで距離があって、普通ならタクシーでいくらとかバス代もかかる。そういうところを送っていたなら違反なんだけど、全体を会場と見立てて」

長野「あっ、なるほど。テーマパークみたいな?」

鈴木「そうそう。その中の移動でバスを使ったんだというね」

長野「なんじゃそれ(笑)」

鈴木「そういう理屈を考えた人がどうもいるらしいんですよ。僕は誰かは突き止めてないけど、その話は流れてきた」

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