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ことし8月に日本代表FWの鈴木武蔵がベルギーのチームに移籍した北海道コンサドーレ札幌。今シーズンは、第32節時点で13位と不本意なポジションに甘んじているだけに、来季に向けて、新戦力の獲得には早いスタートを切っています。サポーターにとっては気になる移籍情報は、スポーツにとっても花形記事のひとつ。スクープ合戦も熾烈です。

野々村「他チームからの移籍って、相手方もあるので難しい話なんです。相手方にとっては、まだ（情報を）外に出さないで欲しいという理油がけっこういっぱいあるんです。クラブを上手く経営するためとか、サポーターへの発表をどうするかとかね」と、やはりクラブ経営者らしい解説ぶり。いま、コンサドーレへの移籍が報道されている選手の交渉については…。

野々村「ウソはないけど、誤魔化すところはあります。誤魔化さざるを得ないところはあるんですよ。例えば、せっかく（移籍金が）この金額でって落ち着いていたのに、『そっちから情報出したのはルール違反だよね。だったら、この金額じゃないと売れないよ』とかの駆け引きに使われたりするので。いかに信頼関係を築いていくかというのは、各クラブとも難しいところなんです」

一筋縄では行かない移籍交渉のようですが、過去には小野伸二や稲本潤一、そして鈴木武蔵やペトロビッチ監督を獲得して来た野々村社長だけに、饒舌そのものです。

☆STVラジオ『GO！GO！コンサドーレ』（毎週土曜　あさ7:30～8:00）
 

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