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ともに北海道･小樽市出身の加藤浩次とサカナクションの山口一郎が、素のままにお友達トークを繰り広げる『加藤さんと山口くん』。今回は番組が始まって以来、初めて加藤浩次が企画をプロデュース。自分が長年の趣味にしている「クレー射撃」を山口一郎に教えることに。とは言っても、山口は銃のライセンスを持っていないので、東京・板橋区にあるシミュレーターによる射撃練習場で待ち合わせた2人。

加藤と番組を始めてからと言うもの、クレー射撃に興味を持っていた山口にとっては、シミュレーターとは言え念願のクレー射撃体験。弾が出ないように改造した本物のショットガンを初めて手にした山口。さっそく、シミュレーターの画面に向かって「構え」から…。

加藤：まず、何にも言わないから、いっかい構えてみぃ。何にも言わないで、山口くん。イメージで…

山口：（なんか、構える音）

加藤：おぉっ、悪くないねぇ。悪くないねぇ。

山口：YouTubeで（クレー射撃を）見てますから。

加藤：YouTubeで見てるだけあるねぇ。悪くないよ。

山口：ここにあてて、こう言う…

加藤：肩、上がってんなぁ、でも…

山口：あ、肩上げちゃダメなんですか…

加藤：あぁ～、肩上がってんなぁ～

山口：え、どっちの肩がですか？こっち？こっち上げちゃダメなんですか…でも…

加藤：あぁ～、棒立ちだなぁ！

山口：え、棒立ち…？

加藤：全然、棒立ちだなぁ～。

山口：え、もうちょっと、なんかあるんっスか？棒立ちじゃない感じって…

加藤：ああ～、脚、開いちゃってるよぉ！

山口：え、開いちゃダメですか。

加藤：脚、思いっきり開いてんじゃない…！

山口：え、じ、じゃあ、教えて下さい…。

加藤：なに、なに。「ハ」の字じゃない！。なに、なに！ダメだよ、それじゃぁ。

山口：え？ど、ど、ど…

加藤：なに、なに、ナニ、ナニ！何してんの！

山口：僕、野球やってるからバッターボックスに立つ感じだと思って…

加藤：違う､違う、違う、違う！45度、45度！

山口：45度？ 体が45度？

加藤：45度。

射撃場の人：正面に対して45度。だから…

山口：こう？

射撃場の人：そうそうそう。

加藤：あ～、脚、開き過ぎだよぉ！

山口：○▲×◎□％…だって…

加藤：肩幅だよぉ！

山口：け、けっこう重いっすね、この銃。

加藤：ダメだよ、脚、脚。もっと…開いちゃってるよ。

山口：（戸惑い笑いしながら）もっと閉じる？

加藤：開いちゃってるんだもん。肩幅さ、普通に。こう。普通に、まっ直ぐで、平行で。

山口：平行で…。でも加藤さん、肩幅以上に開いてるじゃないですか。

加藤：オレ、肩幅だよ、ほら。

山口：ああ、マジっすか…。

　　
　　　
いざ、撃ってみるとなって、加藤の細かい指導がバシバシと入り、防戦一方の山口。長年の経験と、自らの企画と言うこともあって、クレー射撃指導には、いつも以上に熱くなっている加藤。この後、いよいよ「実戦」に移ります。果たして、山口の射撃センスはいかほどでしょう…。

STVラジオ『加藤さんと山口くん』（毎週日曜　ひる12:00～12:30）

※該当回の聴取期間は終了しました。