コンサドーレ野々村社長「アウエイゴールにマイナスな感情は抱いてない」勝ち上がりに手応え

アウエイなんて気にしない! ©STVラジオ

サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長がSTVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』に出演。先週は「サッカーの話」が満載で「食いもんの話」がなかったことに、リスナーから"苦言"が殺到するという、およそJ1のクラブの社長が出演する番組とは思えないのが、この『GO!GO!コンサドーレ』なのですが、今週も苦言に負けず、サッカーの話は盛りだくさんです。

さて、チームは9月1日(水)に、ホーム・厚別陸上競技場で「ルヴァン杯」準々決勝第1戦をFC東京と闘い、2-1で勝利。勝ち点3を獲得したものの、FC東京に「アウエイ・ゴール」を与えた形となりました。(編注:アウエイゴール=勝ち点・得失点差で並んだ場合、アウエイで挙げた得点の多いチームが勝ち抜けとなるルール)

吉川アナ:いつものリーグ戦と違って、ルヴァン杯の場合は「アウエイゴール」が大きく…。

野々村:影響はあります。

吉川:(1日の試合で)アウエイゴールを最初に許してしまったことは、けっこう精神的なプレッシャーはあったのかなと…

野々村:どうかなぁ。無くはないですけど、多くの人が考えているほど、アウエイゴールを与えることにマイナスな感情は、うちのチームは抱いていないかも知れない。ゼロで抑えられたら、もちろんその方がいいんですよ。(中略)でも、点を取ることを最大の目的としてやってるところが(コンサドーレは)あるので、スコアを動かされたとしても、2点取るとか3点取るとかは「出来るんじゃないかな」と選手たちも思ってるから。

野々村:これが、守備的なチームで「1-0で勝つ」ことを得意とするチームが、ホームで1点取られちゃったら「2点取れるかな」っていう不安が2試合目に影響しちゃいますけど、(コンサには)そう言う感じはないと思うんですよね。

野々村:アウエイゴールって、今もうヨーロッパでは無くなりつつあるんです。と言うのは、多くのチームが1試合目がホームゲームなのに守備的な戦いをし過ぎるみたいなところがあるんです。

吉川:はぁ~!点を与えたくないから…。

野々村:そうそう。「なんなら0対0で」みたな風に(ホームチームが)考えると、これはサッカーの魅力を多くの人に伝えるという考えに反するという声が、多くのトーナメント戦で出てきているので、アウエイゴール方式は無くなるかも知れない。ヨーロッパで無くなってきているので、日本も来年以降はルールも含めて考えなきゃいけないのかも知れない。

野々村:まあ、今は(ルヴァン杯は)アウエイゴール式でやってるので。でも、1試合目の終わり方としては悪くないですね。次が本当の勝負になります。

勝負の次の試合は、9月5日(日)。コンサドーレにとってはアウエイの対FC東京・第2戦。コンサが「アウエイゴール」で1点を先制すれば、FC東京は3点以上取らなければ勝ち抜けできず、2点ならPK戦決着。第1戦目の勝利がアドバンテージになっていることに変わりはありません。

次回の番組で、野々村社長から嬉しい報告が聞かれるように、サポーターともども祈ります!

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』(毎週土曜 あさ7:30~8:00)

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GO!GO!コンサドーレ
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週土曜 7時30分~8時00分
出演者:野々村芳和(北海道コンサドーレ札幌社長)、吉川のりお(STVアナウンサー)
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