加藤浩次「ワイドショーの在り方を変えたと思ってる」山口一郎と"伝え方"を熱くトーク

山口一郎「感動する音楽を創り、届けたい」 ©STVラジオ

極楽とんぼ・加藤浩次とサカナクション・山口一郎。ともに北海道小樽市出身の2人がオフ・モードで、ラジオらしくないトークを繰り広げるSTVラジオ『加藤さんと山口くん』。食欲の秋を堪能するため、東京・下北沢の小料理店に繰り出した加藤と山口。

いま山口は、サカナクションとして「アダプト」という大きな新しいプロジェクトを始めたばかり。そこには、これからの時代に「音楽」をどう表現して、どう伝えるのか、という壮大なテーマを内包しています。山口は加藤に対して、音楽をどう伝えて行ったらいいのかというアイディアを熱く熱く、語ります。その部分はぜひ、radikoタイムフリーでお聴き下さい。

そして、少々お酒も回ってきた後半、サカナクションの新曲ミュージックビデオに話が進みます。
 
山口:今回、スゴいでっかいセット、作ったんですよ。

加藤:見る、見る。

山口:あと、ワイドショーのセット、作ったんですよ。

加藤:なんで?

山口:「ショック」っていう新曲があって、ショックに飢えてる人たちがテーマなんですよ。で、なんかオレ、朝起きるたびに、「何か大きな事件、起きてないかな」って無意識に思ってる自分にショックを受けたんですよ。刺激的なニュースを求めてる自分に。

加藤:そっちのショックね。自分自身に対するショックね。

山口:何これ?みたいな。結果的に、みんなショックに飢えてるから、何かを発見すると、そこに飛びつくわけじゃないですか。そういうことをコンセプトにした曲があって、それをミュージックビデオで表現するとしたら「ワイドショーのセットでやろう」ということになって。見て欲しいです。

加藤:見るよぉ。(中略)ワイドショーも考えなきゃならないよね…。

山口:渦中にいるじゃないですか。

加藤:もう完全に。片足どころじゃない、両足ツッコんでるからね、おれ。でも、ちょっと変えたいなっていうのは、あるんだよね。『スッキリ』って実は、自分で言うのもなんだけど、スタッフが頑張ってくれてるんだけど、"ワイドショーのあり方"を変えたとは思ってるの、ちょっとね。

加藤:生でミュージシャンに歌ってもらう。それもスタッフとさんざん話して来てんだけど、今でこそ形になって、数字も落ちなくなったんだけど、前にガターって落ちる時があったの、外タレが来る。一部のコアな人には「え~、こいつ出るの?!」みたいなのはあるんだけど、一般的なテレビ視聴者からしてみたら「だれ?こいつ」になるんよ。で、だんだん排除されて行ったんだけど、おれは「やりましょう。絶対にやりましょう」って言ったの。「これは絶対に番組のカラーになるし、これは続けましょう」って言うことが、番組のブランディングになってきたりしてると思うんだよね。

加藤:どう伝えるのか、なんだよね。生でライブやってもらってるミュージシャンに失礼のないように、どう伝えるのか。これしかないなって。そしたらある程度、数字も乗っかるようになってくるんだよね。

これからの時代の音楽表現と伝え方にストイックに向き合う山口と、ワイドショーという昔ながらのコンテンツを変えていこうと向き合う加藤。今回の番組を聴いてから、サカナクションの「アダプト」プロジェクトの曲を聴いたりMVを見たり、『スッキリ』を見ると、これまでと違う楽しみ方が見つかりそうです。

そして、いつか『スッキリ』で、サカナクションの生ライブが見られたらいいなと思わずにいられません。

STVラジオ『加藤さんと山口くん』(毎週日曜 12:00~12:30)
【RAB(月)20:30~、ABS(土)12:30~、TBC(土)18:00~、東海ラジオ(月)21:00~、KNB(日)16:30~、ABCラジオ(月)21:15~、RSK(金)21:00~、RNC(月)20:00~、RKC(水)12:00~、JRT(木)23:00~】
 

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加藤さんと山口くん
放送局:STVラジオ 他10局ネット
放送日時:毎週日曜 12時00分~12時30分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:加藤浩次(極楽とんぼ)、山口一郎(サカナクション)
番組ホームページ
公式Instagram

「極楽とんぼ」の加藤浩次 と ロックバンド「サカナクション」の山口一郎。ともに北海道・小樽市出身の2人が「ラジオっぽくない」ことをしながら、本音のトークを繰り広げる"ゆる~い"ラジオ番組。全く違うジャンルで、それぞれ第一線で活躍する2人が、ラジオだから出来る芸能界や音楽業界のウラ話や、北海道愛・小樽愛に満ちあふれたローカルネタで話まくります。テレビや他の番組では決して聴けない、素顔の加藤と山口に出会えます。
2021年秋からは、全国11局ネット(放送日時は各局のHP等でご確認ください)。

※該当回の聴取期間は終了しました。

吉田麻也“コーヒー”のこだわりを熱弁「家で挽いたエスプレッソを飲んでいます」

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 4月20日(土)の放送では、コーヒーのこだわりについて語りました。


パーソナリティの吉田麻也


<リスナーからのメッセージ>
「私は今風のカフェには何度も行ったことがありますが、昔ながらの喫茶店に行ったことがありません。ただ、レトロな雰囲気が魅力的だと感じます。麻也さんは、昔ながらの喫茶店に行ったことがありますか?」

吉田:僕はどちらかというと純喫茶派です。そもそもコーヒーが好きで、なかでもドリップしたものではなく、エスプレッソとかイタリアンなコーヒーが好きですね。

アメリカは本当にスタバ(スターバックス コーヒー)だらけなんですよね。例えば、イギリスだとコスタコーヒーとか、いろいろなコーヒーチェーンが乱立しているんですけど、アメリカはほとんどスタバなんじゃないかな? あと“ロサンゼルスのコーヒーが高すぎる”という問題もあります。それこそ、大手チェーン店でカプチーノを飲むと、余裕で1,000円を超えます。

なので、僕は近所のファーマーズマーケットで「一番イタリアっぽいエスプレッソが飲める豆をください」と頼んで日本人の方が作っている豆を買い、家で挽いたエスプレッソを飲んでいます。

ただ先日、イタリアにいた頃に娘とクラスメイトだった子が、家族で僕の家に泊まりに来たんですよ。それで、初日に「コーヒーが飲みたい!」と言ったので、イタリアのエスプレッソとは違うけど、頑張ってイタリアに寄せて淹れたエスプレッソを提供したんですけど、その後、1回も「コーヒーを飲みたい」と言われなかったですね(苦笑)。イタリア人は厳しい!

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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:吉田麻也の切り替えて行こう!
放送日時:毎週土曜9:30~9:55
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/kirikae/

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