赤江珠緒、俳句の概念を超えた自由律・・・「五・五・五」の次は「五・七・五・五」!

平日午後1時から放送中のTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」
8月4日(火)は赤江珠緒&山里亮太コンビでお届けしました!

今日は、雲ひとつ無い快晴!
赤坂の気温はなんと37度を超え、外に出るのも危険な酷暑でした。

スタジオに着いた時には、暑さでヘトヘトの赤江さん。
「今日は来ただけでいいです。放送で熱中症の注意喚起さえすれば、仕事は終わりです」とスタッフに声をかけられ、「優しいな〜」と和んでいたようですが、、、

「えーっと、いつもそんな感じでしたよね?」と、山里さんから的確なツッコミを頂戴しました!

 

「・・・」ぐうの音も出ない珠ちゃんでした。暑さなんて関係無いです。本日も通常モードです。

ただ、たまむすびは「恩返しウィーク!」を開催中。
毎日その曜日にちなんだモノをリスナーさんにプレゼントしております。

火曜日の恩返しは、山本食品の「本わさび専用おろし板 『鋼鮫』」

「これですると、わさびが美味しい!」と度々火曜日で話題に上がるヤツです。

そして、月曜から金曜までパーソナリティとパートナー、合計7名による、〝手書きの残暑見舞いメッセージ入り「こけしTシャツ」〟を作成中!
こちらは、特別に1名の方に!

2時台後半からは、「VS珠緒 こども俳句コンクール」

「中学生までの子供が詠んだ俳句」と「たまおの俳句」どちらが勝つかを競う当企画。
前回、6歳の花ちゃんの句に大敗を喫した珠緒先生。今回のお題は「かき氷」。

「今日は、流石に勝ちますよ。。。」
先生、涼しい顔で気合十分です。

本日、そんな珠緒先生と勝負するのは、さきちゃん(12歳の女子)の作品。

『 かき氷 色鮮やかで 虹のよう 』

屋台に並ぶ色んな種類のかき氷を、「虹のよう」と例えた素敵な一句です。

対する、珠緒先生。小夏井、降りて来た???

『 かき氷 落としてアリに おすそ分け (アリがとっ!)』

最後の「アリがとっ!」まで込みだそうです。。。俳句の概念を覆す「五・七・五・五」。。。
勝者は、言うまでもありません。さきちゃん、おめでとうございます!

▼3時からは、町山智浩さんによる「アメリカ流れ者」

今回は、映画『行き止まるの世界に生まれて』を紹介しました。
小さな町で必死にもがく若者3人の12年間を描きアカデミー賞にノミネートしたドキュメンタリー映画です。町山さんに詳しく解説していただきました!

 

 

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「あんな歌5回も聞いたら悪夢になる」280万枚の大ヒット曲『帰って来たヨッパライ』秘話

4月26日の『大竹まことゴールデンラジオ』は大竹まことがお休み。ザ・フォーク・クルセダーズのメンバーとして一世を風靡し、現在は精神科医の、きたやまおさむさんをお招きし、著書『「むなしさ」の味わい方』について、青木理さん、金子勝さん、室井佑月さんの3人でお話を伺った。

青木「僕、きたやまさんのお名前はもちろん知ってるんですけど、金子さんは深夜放送のラジオで聞いたとか」

金子「『帰って来たヨッパライ』が、高校生の頃に深夜放送で流れてきて、もうびっくり仰天。こんなものがあんのかという感じで(笑)。これはフォークソングか?とか思いながら、すごい驚いた。そしたら『イムジン河』って歌が発禁になったんですよ。昔は、発禁なんてかっこいいんですよ。なんかこうビートルズとかあの世代が権力に抵抗してるみたいな。その後、サトウハチローさんが作詞した『悲しくてやりきれない』っていう歌がバーンと出て。『あの素晴らしい愛をもう一度』って知ってる人いる?」

室井「知ってる! (歌い出す)」

金子「あれが、きたやまおさむさんの作詞。(作曲した)加藤和彦、きたやまおさむっていうのは、日本のポールマッカートニー、ジョンレノンみたいな感じだった」

きたやま「(笑)いやいや、ちょっと買い被りすぎ」

室井「ええっ、金子先生より年上でいらっしゃるの?」

きたやま「年上ですね」

室井「うそー!」

青木「きたやまさんの経歴を拝見すると、医学部の大学在学中にザ・フォーク・クルセダーズに参加したので、もともとは医学の道を目指そうとしていたんですか?」

きたやま「まあ、もともとはね」

室井「医大生なんて忙しくないですか?」

きたやま「でも、名前を出すのは不遜なのかもしれないけれども、手塚治虫さんとか、西野バレエ団の西野皓三先生とか、北杜夫先生とか、みんな精神科医であったり、医者だったりしてるんですよね。だから、大学の管理がそんなに…あえて言うなら緩かった。学生運動で締め付けがひどくなるんだけど、僕たちはその前だったんよね」

室井「精神科の先生はものづくりに向いてますよね。病んでる人が多いですもんね」

きたやま「それは確かに。この「むなしさ」の本を書いたのは、やっぱり音楽活動からなんですね。例えば『帰って来たヨッパライ』は280万枚売れたというんです。でもそれってなんか、むなしいことだったんです」

室井「えーなんで?」

きたやま「やっぱり早回転で、口パクで合わせなきゃいけない。あんな歌、これやれって言われて5回も聞いたら、もう悪夢になってくるっていうかね。僕らはアマチュアだったから、あっちこっちで好きな歌を歌える状態だったのに、今度はこれ一曲をテレビ番組に出て歌わなきゃいけなくなった時に、もうみんながしらけていったのを覚えてるんですね。だから相当悩みましたよ。こんな口パクで、みんな喜んでくれるんだけれども、マスコミに関わってることそのものも「むなしく」なったんですよね。だから引退したんです。僕ら1年でやめてしまったんですよ。えらい長くご記憶に残っていますけど、でも「すごかった」って言われると、どんどん「むなしく」なってる。(笑)」

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