夕暮れのハイアット リージェンシー東京ベイで、まったりトーク。

TBSラジオ『要 潤のMagic Hour』毎週土曜17時から放送中!

7月2日(土)放送後記

今週は、要潤と近藤夏子の2人で、のんびり、まったり!

最上階10階にある 『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で リスナーの皆さんからのメッセージをご紹介しました。

東京湾が見渡せるこのお部屋。

回を重ねるごとに、どんどん心落ち着く場所になってきてます!

初回からのゲストを振り返って

4月から始まった当番組では、映画コメンテーター:LiLiCoさん、ソプラニスタ:岡本知高さん、女優・ミュージシャン:松下奈緒さんをお迎えしてきました。

近藤「印象に残っているお話ありますか?」

要「みなさんそれぞれが、その世界の第一線で活躍されている方たちばかりですよね。LiLiCoさん、強烈でしたね(笑)時間足りなかったし、パワフルでした(笑)岡本さんは、サービス精神の溢れて、すごくあたたかい人柄でしたよね~」

近藤「私、”酒と恋に溺れた留学時代” っていうワードが忘れられません(笑)」

要「あはは(笑)そうだったね~。6月の松下奈緒さんは、僕自身も共演回数の多い方だったので、改まって話すのは恥ずかしかったんですけど意外にも、20代で影響受けた人に僕を選んでくれて、ビックリ(笑)嬉しかったですけどね!」

近藤「仲の良さが伝わってきました!」

要「ここ最近の松下さんの変化を感じることができて、ますます素晴らしい表現者になりそうって感じました。」

これからも、様々な分野で活躍するゲストをお迎えしていく予定です!お楽しみに。

リスナーさんからのメッセージもご紹介しました!

仮面ライダーをみていたという、浦安市:特急コリドーさんからは、地元:浦安でのラジオ番組スタートに喜びの声をいただいていました。

要「仮面ライダーの話してくださる方たくさんいらっしゃるんですけどこうやって、みていた方が大人になってるのが、自分の中で不思議な感覚なんですよ(笑)もう21年...くらい経ちましたか。僕が記憶する中で、最弱のライダーですよ!最弱!なぜかというと、”ただの人間”なんで。でも、そのただの人間が、折れない姿に心打たれた方がたくさん居てくださったんですよね。」

続いては、『要さんは人見知りかと思いきや、サービス精神旺盛では?!』という質問を
熊谷市:ヒデじぃと呼ばないで!さんから、いただきました。

要「僕、ラジオ歴は短いんですけど、ラジオは好きで、普段から聞いてます。...僕ってとっつきにくいですかね?」

近藤「ん~クールなイメージはあるんじゃないですかね?かっこよくて、身長も高くて~」

要「なるほど。まぁ...ちょっと怖い役もやりますからね...怒らせたら大変なことになるみたいな(笑)でも、先輩方にもよく言われたんですけど、本当に悪い人は、悪役できませんからね!(笑)」

近藤「要さんは、全然悪い人じゃないですね!(笑)」

さらに、港区:ひゃっほ~いさんからは、
日頃の目標についてのメッセージをいただきました。

要「僕、あえて、目標立てないようにしてるんです。ダメだった時に、すごく落ち込んでしまうタイプなので...目標立てるとしても、すごく低くしています。でも、今年は、なるべく人に会おう、というのが目標というか、テーマですね。」

近藤「どんな人に会いたいですか?」

要「新たな価値観を求めているんだと思うんですよ。40代になって、役の幅も広げたいですし、引き出しを増やして、自分で自分に飽きないようにしたいな、って。」

近藤「ちなみに、私は、目標を紙に書いて部屋中に貼るタイプです(笑)満月の日に、願い事を少しずつ書いていって、叶ったら、もしくは絶対叶わなくなったら線を引くようにしてます」

要「最近、叶ったことある?」

近藤「スポーツバ番組やりたいってずっと書いていて、4月に叶いました!」

要「おー!すごい!なんか満月に書くといいのかな?」

限定のコラボスイーツ!いただきました!

今回は、特別に、ホテル開業1周年を記念した、ピエール・エルメ・パリとの期間限定コラボレーションスイーツ「サマーメニュー by ピエール・エルメ・パリ2022」をお部屋にご用意いただきました!

* 通常、メインダイニング、ザ ガーデン ブラッスリー&バー での提供です。

2人とも、あまりの美味しさに番組忘れて...本気でいただきました!(笑)

来週からのゲストは、俳優の大沢たかおさんです。お楽しみに!

OA楽曲
Believer/Imagine Dragons

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村上春樹、街で見かけた小澤征爾さんに驚いた過去「初対面の相手でも、とにかく誰にでもすぐに話しかけちゃうんです」「とても人なつっこい人」

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。4月29日(月・祝)15時00分~16時50分は、特別番組「村上RADIO特別編~小澤征爾さんの遺した音楽を追って」をオンエア。
今年2月に逝去した世界的指揮者小澤征爾さんと親交が深かった村上さんが、小澤さんを偲んで、自宅から持参したレコードをかけながら、良き音楽を求め続けた小澤さんの足跡を辿りました。
この記事では、小澤さんの人柄がわかるエピソードを語ったパートを紹介します。



◆小澤征爾指揮/水戸室内管弦楽団「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19 第3楽章:Rondo、Molto allegro」

征爾さんは協奏曲の演奏に定評があり、多くの器楽奏者は彼と組んで協奏曲を演奏することを好みました。小澤さんはとても耳がいいし、ソリストの演奏に臨機応変に細かく合わせていくのが巧みです。いや、合わせるというだけでなくて、相手の「こういう音楽をつくっていきたい」というヴィジョンを察知して、そこに積極的に参加していきます。でも決して出しゃばりはしない。その辺の呼吸の具合が見事なんです。

このアルゲリッチとの演奏、僕も実際に水戸で聴いていましたが、実に素晴らしい出来でした。ベートーヴェン「ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調」、ここでは第三楽章だけおかけしますが、まずアルゲリッチのピアノがどきっとするくらい速いテンポで、率直きわまりなく入り込んできます。見事な切れ込みです。迫力十分、聴いていて「これはすごい」と思わず身震いがするんだけど、それに対する小澤さんの対応がまた素晴らしい。すっと受けに回って、ピアノ演奏に対する思慮深く細(こま)やかなバックグラウンドを提供していきます。主役はあくまでピアノ、でも指揮者は自分がサポート役であることを心から愉しんでいるみたいです。その姿勢に、音楽に対する慈しみがあふれています。
聴いてください。マルタ・アルゲリッチのピアノ、水戸室内管弦楽団、2019年、水戸芸術館でのライブ録音です。

<クロージング曲>
小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ「交響曲第9番ニ長調 第4楽章 アダージョ:非常にゆっくり、そして控えめに」

今から10年くらい前のことですが、青山通りを歩いているとき、信号待ちをしている征爾さんを見かけたことがあります。彼はそこでヴィンテージ・バイクに乗った数人の男性と何やら熱心に話し込んでいました。
「あれ、征爾さん、こんなところで何をしているんですか?」と尋ねると、「いやね、これ素敵なバイクだったから、どこで買ったのとか、いくらだったとか、そういうことをこの人たちに訊いていたんだよ」ということでした。この人たちというのは、もちろん初対面の相手です。その人なつっこさに、飽くなき好奇心に、僕はあきれるというか感心してしまいました。まあ、とにかく誰にでもすぐに話しかけちゃうんですよね。
そんな征爾さんがもうこの世界にいないのかと思うと、とても淋しいです。でも彼の音楽はこうして生きています。小澤征爾さんの遺してくれた豊かな音楽世界、みなさんはどのようにお聴きになりましたでしょうか?

マーラーの交響曲 第9番 第4楽章アダージョを聴きながらこの番組を終えます。小澤征爾指揮のサイトウ・キネン・オーケストラです。
僕が今でも残念に思うのは、征爾さんの指揮するマーラーの「大地の歌」を聴けなかったことです。彼はマーラーの交響曲全曲を録音したんだけど、なぜか「大地の歌」だけは一度も録音していません。一度、「どうしてですか?」と尋ねたことがあるのですが、征爾さんは「あれは優れた歌手を集めるのがとてもむずかしくてねえ」と言っておられました。「でもそのうちにやりたいね」と。しかしそれは実現しませんでした。残念です。
それでは。

番組では他にも、2人の対話集『小澤征爾さんと、音楽について話をする』の取材のために録音された会話の一部を特別公開する場面もありました。

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4月29日(月・祝)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月7日(火)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO特別編~小澤征爾さんの遺した音楽を追って
放送日時: 2024年4月29日(月・祝)15:00~16:50
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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