「けん玉の三山ひろし」として「歌わない」仕事もあり⁉

東海ラジオ『タクマ・神野のどーゆーふー』(月~金9:00~12:00 パーソナリティ:タクマ・神野三枝)8月5日(金)の放送に、演歌歌手の三山ひろしが生電話出演した。三山と言えば「けん玉」。まずは、けん玉トークから。

タクマから「NHK紅白歌合戦の歴史を変えた人。紅白でけん玉やる人初めて見た」と言われると、三山は「紅白でけん玉ギネス記録に挑戦することは、ある意味、長い紅白の歴史に一歩を記せたような気がする」と答えた。

三山は、日本けん玉協会2級指導員の資格を取得している。そのおかげ?で変わった仕事の依頼が来ることも。指導員として検定証書を渡すことができるので、検定依頼の仕事が来ることがあるという。

その「けん玉の仕事」のときは、歌わずに帰って来ることも。神野が「せめて新曲のCD販売コーナーがあったら」と言ったが「そういうところで販売するのは、けん玉の教則本・はじめてでも絶対できる!三山ひろしのけん玉教室」なのだそうだ。

タクマが「三山さんに是非検定してほしい」と言うと、三山は「一番下の10級なら、10回のうち1回大皿に乗せれば合格。それが入口。年齢に関係なく自由にチャレンジしていただきたい」と答えていた。

また、三山には、けん玉のほかにも特技があり、そのひとつが「包丁研ぎ」。三山は「(自分の故郷)高知は土佐打刃物が有名。自分も自前のものを持っている。包丁を研ぐことは精神修養になる。一心不乱に研いでいると、心がすうっと研ぎ澄まされて行く気がする」と話した。

そして新曲「夢追い人」については「(作詞作曲の)北島(三郎)御大ご自身が、北海道から青函連絡船に乗って、東京に出てきて、大成功を収めて、現在も頑張っていらっしゃる。ご自身の追体験というところがあるんじゃないかなと思う」とした。

続いてタクマに、大先輩の作品を歌うことについて訊かれると「いや、もう、感動。奇跡が起きたように感じた。同じレコード会社で活動させていただいていても、なかなか御大から作品をいただける機会はない。本当にうれしかった」とのこと。

さらに「北島御大には、レコーディングのときも『おまえらしく、飾らずに、自然体で歌えるように作ってあるから、気負わずに歌ってくれ』と言っていただいた。温かい言葉のひとつひとつが心に染みた」そうだ。

番組リスナーからは、三山へのメッセージが多数寄せられ、その中の「三山の元気のもとは?」という質問には「新曲のタイトルではないが、大なり小なり、夢を持つこと。目標があると元気になれる」と答えていた。

最後に、タクマから「次は(電話ではなく)スタジオに来てほしい」と呼び掛けられると、三山は「次は是非(スタジオで)けん玉検定やりましょう」と答え、タクマも大いに賛同していた。

タクマ・神野のどーゆーふー
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 9時00分~12時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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江口のりこ×中条あやみ×笑福亭鶴瓶 大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!『あまろっく』

ニッポン放送「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」(日曜朝5時~)で、おススメの最新映画をご紹介しているコーナー『サンデー早起キネマ』。4月14日は、家族の絆と愛を描いた3本をご紹介しました。

その1本は、「人生に起こることは何でも楽しまな!」 関西出身の豪華キャストで贈る、笑って泣いてロックに生きるご実家ムービー『あまろっく』。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

舞台は兵庫県尼崎市。ここには、船舶が通行できる日本一大きな尼崎閘門があって、“0メートル地帯”に海水が流れ込むのを防ぎ、水害から街を守っているのです。閘門は、英語でロックゲート、だから愛称は“尼ロック”!

この街で町工場を営む能天気な近松竜太郎の娘・優子は、「父のようにはなりたくない」と幼い頃から何でも頑張り、堅物だけれどエリート街道をまっしぐら! しかし、理不尽なリストラで失業し、39歳・独身にして尼崎に戻ってきます。昼間はゴロゴロ、夜は幼馴染がやっている駅前のおでん屋台でほろ酔いの日々。

そんなある日、65歳の父が突然「お父ちゃんは再婚します」と言いだし、なんと20歳の早希を連れてきます。役所で働く早希は、孤独な幼少期を過ごし、誰よりも“家族だんらん”を夢見ていたのです。ずっと年下の“継母”の登場に戸惑う優子は、共同生活を受け入れることができず、三人の日々は衝突と騒動の連続でした。

そしてある日、思いがけない悲劇が近松家を襲います。優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていくのです。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

メガホンを取ったのは、小学生の時まで尼崎で育ったという中村和宏監督。数年前まで“尼ロック”の存在を知らなかったそうです。「日本一と言いながら知名度はほぼゼロで尼崎市民でも知らない人がほとんど。なんのアピールもせず、ただそこにいるだけで家族を守っている不器用な父親のようだと思った」といいます。そんな“尼ロック”の下で暮らすハチャメチャな面白い家族の物語を書きたかったとこの作品を作りました。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

とても優秀なのに居場所がなくなる優子役は、江口のりこさん。愛想がなくて忖度もできないから、煙たがられて孤立してしまう……でも実は優しくて可愛い!という役が本当にピッタリでした。

若すぎる継母・早希には、中条あやみさん。家族になろうと一生懸命で「優子ちゃん、〇〇やで~」とグイグイと優子に切り込んでいく姿がキュート!中条さんのベタベタの関西弁も、魅力的。

そして、街の“尼ロック”のごとく、家族を見守る父・竜太郎役は、ニターっと笑う顔が憎めない笑福亭鶴瓶さん。最高です!「人生におこることは何でも楽しまな!」が口癖。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

この作品を観ると、本当に、人生を楽しまなきゃっていう気持ちが沸々と湧いてきて、自然と胸を張り大きな歩幅でグングン歩いて行けそうな気になります。何があっても、そこから立ち上ってまた歩き出せるのが人間、支えてくれる家族や仲間がいれば尚更です。

大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!この春あなたも元気をもらいに映画館に出かけませんか?

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

『あまろっく』
4月19日(金)新宿ピカデリー他 全国公開

江口のりこ 中条あやみ
松尾諭 中村ゆり 中林大樹 駿河太郎 紅壱子 久保田磨希 浜村淳
後野夏陽 朝田淳弥 高畑淳子 (特別出演) 佐川満男
笑福亭鶴瓶
監督・原案・企画:中村和宏
2024年 日本 /119 分 カラー シネスコ /5.1ch
配給:ハピネットファントム・スタジオ

(c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

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