植田真梨恵の母親が、娘に送り続けたLINE動画の中身は?

東海ラジオ『OH! MY CHANNEL!』(月~金12:25~15:00)9月16日(金)の放送に、シンガーソングライターの植田真梨恵がリモート出演した。植田は久留米市出身で、中学卒業後、単身大阪へ。15歳で作詞作曲を始め、17歳で1stミニアルバムをリリース。2014年メジャーデビュー。これまで精力的にライブもこなしてきている。

中学を卒業してすぐに大阪に出た理由について、植田は「小さい頃から歌手になるのが夢で、8歳からオーディションを受け続けていた。ずっと全然受からなくて、中3のときにやっと受かって大阪へ出た」とのこと。大阪での一人暮らしは「寂しかったし、今思うと、生活がぐちゃぐちゃで、ひどいもんだった」と振り返った。

まずは、番組恒例の電話クイズの出題。植田が出した問題は「昨日ラジオにリモート出演している間、1時間ぐらいずっとLINEが止まらなくて、終わってすぐにLINE通知を見たら、すべて母親からのものだった。何事だろうと本当に心配したが、それはいったいどんな内容だったでしょう」というもの。

母親から5分おきに22件入っていたというLINE「その中身は?」という問題に、最初の回答者は「今、あなたが出ているラジオを聴いているよ」と答えて不正解。2番目は「娘の体のことを気遣う内容」で不正解。ここで植田からのヒント「文章はゼロ」が出たが、3番目は「心配だから早く久留米に帰って来い」で、これまた不正解。

4番目は「水道の水が止まらなくなった」5番目は「料理を始めたが、何を作っていいかわからなくなった」で、いずれも不正解。結局、正解は出ず、植田から発表された正解は「花火の動画を22本送ってきた」だった。故郷・久留米で花火大会があったらしく、母親は娘に花火の動画をLINEで送り続けたということ。番組パーソナリティの大前りょうすけは「答えを聞くと、なるほどなあとなる」と言ったが、植田は「1個にして」と答えていた。

植田真梨恵は、9月21日に新しいアルバム「Euphoria(ユーフォリア)」をリリースする。大前から「どんなアルバムか」訊かれた植田は「これまで自分がずっと曲を書いてきた中で、10年ぐらい前、20歳の頃、ちょっとしたスランプがあって、いい曲って何だろうなって思って、全然曲が書けなくなったが、そのときに、ようやくできてきた曲たちが収録されている」

「その曲たちを、いつか死ぬまでに1枚のアルバムにまとめてお届けしたいと思い続けていた。自分のとっても好きなものはできたんだけど、ひとの耳にどんなふうに届くのかとか滅法わからんなと思いながら作っていて、まして、売れるだなんて全く思えなくて。自分の中を書いたような、とっても私生活的なアルバムなので、届くといいなと思って丁寧に作った」と話した。

ここで大前から「そのスランプからどうやって抜け出したのか」と訊かれ、植田は「とにかく自分の好きなものを書くしかないなと思った先に、年齢とか関係なく、死ぬまで歌い続けられるような普遍的な曲なのかもしれないと思って、このアルバムの曲たちはできた。その後、メジャーデビューとかがあったりして、より多くの人たちに届くような曲を作らねばみたいな気持ちになったりしたが、この曲たちがあってくれたから、これを支えにずっとやっていこうという気持ちでいた。いつか出すから大丈夫と思っていた」

「むずかしいけど、そのバランスこそが、たぶん、エンタメと作品性みたいなところがあると思うので、今回は、ちょっと自分のわがままで作ってみたという感じ。人目を気にせず作った作品たち。小さくても届くといいなと思っているアルバム」と続けた。アルバムリリースのクワトロ・ツアーは全国4か所。名古屋は11月4日に開催される。

OH! MY CHANNEL!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 12時25分~15時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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