ジェーン・スー「これからやりたいことは何もない!」エッセイ集『これでもいいのだ』文庫化を語る

朝海ルナがDJを務めるFMヨコハマ『Sunday Good Vibes!!』[2月5日(日)放送]に作詞家・コラムニスト・ラジオパーソナリティのジェーン・スーさんがゲストで登場した。

1973年、東京都出身。 作詞家・コラムニスト・ラジオパーソナリティとして活動され、 『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』で第 31 回講談社エッセイ賞を受賞。 そのほか著書には『私たちがプロポーズされないのには、101 の理由があってだな』、『ひとまず上出来』や『きれいになりたい気がしてきた』などがある。『生きるとか死ぬとか父親とか』は 2021 年に吉田羊さん主演でドラマ化も。ラジオパーソナリティとしては、現在 TBS ラジオで「ジェーン・スー 生活は踊る」を担当中。

2020 年に発売された『これでもいいのだ』(中央公論新社)が、先月 1 月 25 日に文庫化され改めて発売。ジェーン・スーさんの日常を切り取ったエッセイ本。日常のちょっとした疑問にフォーカスした66編構成となっている。そんなさまざまな分野で活躍しているジェーン・スーさん、元々ラジオパーソナリティを目指していたわけではなかったそう…。

朝海ルナ「元々は何を目指していたんですか?」

ジェーン・スー「最初は新卒でレコード会社に就職して8年働き、また別のレコード会社で働いた後、半年何もしない時期があり、音楽業界で培ったノウハウが他の業界で通用するのかと思いメガネ業界に。その後、実家の仕事を手伝いに帰ったけれど、すごく暇だった。そんな時、レコード会社時代の同僚からの誘いで音楽仕事を手伝っていたら、突然作詞を頼まれ、やったこともないし、できないと思っていたけれど、自分が信頼してる人や仕事のやり方が好きだと思える人、残してる結果に好感を持てる人が「できるよ!」って言ってくれたことはやるようにしていて、そんな感じで目の前に船が現れて先導が信用できる人なら乗り換えるってことをしていたら今になってました。」

“正解は一つじゃない”というの考えはみんなの気持ちが楽になる。ジェーン・スーさん自身が信じたいと思っていることだという。今の自分が思い描いていた人生ではなく、目指していたところも分からなくなってしまったけれど、色々なことを経験してきたからこそ、“でもこれでもいいよね!”と思えるのだそう。

「これからやりたいことは何もない!」「嘘はつかない」「目標や成長という言葉に絡め取られすぎている!」などなど名言だらけのジェーン・スーさんとのトークはradikoのタイムフリーで!

Sunday Good Vibes!!
放送局:FMヨコハマ
放送日時:毎週日曜 13時00分~15時20分
出演者:朝海ルナ
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