専業主婦から起業家へ 株式会社Lively社長・岡えりさん
2023.11.14 up
高島麻衣子がDJを務めるFMヨコハマ『プラする〜あなたにプラスするラジオ〜』 [11月12日(日)、11月19日(日)放送]は、オンラインサービス・株式会社Lively(ライブリー)代表取締役社長・岡えりさんをお迎えして、主婦から起業した理由、オンラインサービスLively Talkについてお話をうかがいます。
岡さんは、沖縄市出身。大学卒業と同時に結婚、精神科の病院に就職されました。作業療法士として精神科や在宅でのリハビリ職として従事され、3児の子育てのために一度専業主婦になったあと、紆余曲折を経て2020年に株式会社Lively(ライブリー)を創業。現在はオンラインサービスLively Talkの企画運営をされています。
生まれ育った沖縄から神奈川県の大学に進学された岡さん。大学卒業と同時に結婚。周りからは「人生の選択が早過ぎないか?」と言われたそう。それでも結婚生活と作業療法士として働く日々は、とても充実して楽しかったそうです。「作業療法士」と聴くと、骨折の後などに運動をするなど身体的なリハビリをイメージしますが、「衣服を着用する」「料理をする」など日常生活の中での作業ができるように行うリハビリもあるそう。岡さんは精神科に勤務されていた為、メンタル面でのサポートが多く「コミュニケーションを取る事が大切」だったそうです。
岡さんは、その後1人目のお子さんを出産。その頃は産休という選択をされたのですが、3人目のお子さんを出産された際、ご主人も多忙で育児はワンオペ状態に!!3人の子育てを通じて「イライラした気持ちで子育てをしたくない」という思いから、退職を決意。それは「子どもの幼少期にコミュニケーションを大切にしたかったから」だったそうです。
やがて子育てが落ち着き、仕事を再開しようとした頃、岡さんが選択されたのは「作業療法士」では無く「オンラインで人の話を聴く」というお仕事だったのです。作業療法士時代に培われたコミュニケーションを活かし、とても楽しいと感じ、なおかつ自宅で出来るお仕事だった為、子育てとの両立もしやすかったとか。
その後、より良いサービスを目指す為、自らプラットフォームを作り2020年10月9日(トークの日)に起業。このオンラインサービスを作ってからは主に裏方に回ったという岡さん。お客様は聴き手である「ホスト」そして、話を聴いて欲しい利用者(ユーザー)。ホストになる為には面接から研修などを経て活動を開始されるとか。利用者は匿名での登録も可能だそうです。岡さんのやりがいは、「最初は内向きだったユーザーさんが外向きに笑顔になっていく様子を観ること」また、聴き手であるホスト自身も聴き手として経験を積み、自信を持つことで表情が変わっていくそうです。
現在では、ホストの皆さんは日本全国にいらっしゃるそうです。常にコミュニケーションを重視し大切にする岡さんは、教育コンテンツを充実させており、ホスト同士の交流も盛んに行われるようになったとか。今後は日本のみならず世界中にサービスを広げたいと語る岡さん。終始、キラキラと輝く瞳が印象的でした。岡さんの熱い想いと癒しのトークをぜひradikoのタイムフリーでお聴き下さい。
※該当回の聴取期間は終了しました。
Mrs. GREEN APPLE大森元貴「この曲は終わりがないというか、地続きにつながっていくやるせなさを歌っているから…」新曲『天国』の歌詞を語る
2025.05.17 up
3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLE(大森元貴(Vo/Gt)、藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gt))がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」(毎週月曜 23:08頃〜)。
5月12日(月)の放送では、「天国 感想チェック」と題して、生徒(リスナー)から寄せられた新曲「天国」の感想メッセージを紹介していきました。
Mrs. GREEN APPLE大森元貴
<リスナーからのメッセージ>
ミセス先生こんばんは! 「天国」リリース日に何回も何回も聴きました。いつも以上に、生きること死ぬこと、笑うこと悲しむこと、さまざまな感情がわいてきて、ついついずっと聴いてしまいます。この曲は「僕」「わたし」「あなた」など登場人物がいっぱいいて、それぞれについて映画と照らし合わせながら考えるのは楽しいです!
ここでミセス先生に質問です。「天国」のなかで一番印象的な歌詞や、こだわりの歌詞はありますか?(15歳)
<ミセスからのメッセージ>
(写真左から)Mrs. GREEN APPLE藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗
若井:どこだろう……。
藤澤:個人的にずっとぐるぐるするのは……「どうすればいい? を どうすればいい?」が、なんかすごくずっと残る! でもこれって、ハチャメチャな言葉に聞こえるんだけど、めちゃくちゃわかるっていうか。「もうどうしたらいいんだ!」って、自分のなかで回収しきれないことすらに対して「もうこの感情もどうしたらいいんだよ!」みたいな、収拾つかない気持ちをよく表したなと思って。その1フレーズで、感情の爆発みたいなものをめちゃくちゃ物語っているなっていう。藤澤はそう思います。
大森:ありがとうございます。
藤澤:作家としてのこだわりの歌詞はあります?
若井:全部こだわりだと思うけども!
大森:例えば「この期に及んで尚 朝日に心動いている」とか、「そうだ 家に帰ってキスしよう」とか。けっこう同じ属性というか、作用を持つ言葉かな、と思って。見苦しいし、許せないし、やるせないし、捨てきれないんだけども、そんな落胆してる、諦めてしまってる世の中だけども、朝日が登ることに対して綺麗だと思う自分の心があるとか、そういうのって非常に馬鹿馬鹿しいというか。
若井:「この期に及んで」ってね。
大森:「なら、どうすればいい? いっそ忘れちゃえばいい? そうだ 家に帰ってキスしよう」とか。舞台挨拶でもこのコメントに触れたんだけど。いい言葉っていうか、僕はこれは皮肉の歌詞(として書いたわけ)で。いろんな人の状況とか、環境とか、世界のことに対する憤りとか、自分に対する憤りとか、いろいろあるけど「もういいや」みたいな。「もう自分の幸せだけ考えてればいいや」みたいな、もうそんなんで自分のわだかまりとか、世界のぐつぐつしたものっていうのが、さらっと気まぐれに流れていくっていうことの皮肉というか、風刺歌詞なんだよね、ここは。だから歌番組とかでも、ここだけ僕は楽しそうに歌いたいな、と思って。
藤澤:そっか。そういう部分が、なんか人間味があって。
大森:怖いんだろうね。
藤澤:おお、ってなるポイントだよね。
大森:この曲って終わりがないというか、ずっと地続きにつながっていくやるせなさを歌ってるから、「だから生きよう」とか「だから頑張れ」とかまで全然歌ってないっていうか。でもそれがすごく多くの人に聴いてもらって、なぜか心地いいと思う人もいて。その気持ちはすごくわかるんだけど。不思議な曲を作ったな、と我ながら思いますね。
VIDEO
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5月12日(月)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月20日(火)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/