ナイター以外にもこんなに放送されている! 火曜日夜に放送されているAMのおすすめ番組

ご存知の方も多いと思いますが、2018年の春、TBSラジオは野球中継の後継番組として『アフター6ジャンクション』(月曜日〜金曜日 18時〜21時)をスタート。

それに伴い、各地のAM局ではオリジナル番組の放送を開始したところも多数あり、特に火曜日はその数が多いのです。そこで今回は、火曜日の18時〜21時に放送されているAMの番組の中から、おすすめの番組をご紹介します!

TBSラジオ『アフター6ジャンクション』月曜日〜金曜日 18時〜21時

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まるでカルチャー誌のように富んだ内容で、映画、音楽、サブカルチャーの情報が続々と紹介される番組。字多丸さんのフィルターを通して、より楽しく、より深く届けられます。中でもおすすめは19時台の「LIVE & DIRECT」。6月20日(水)の放送には爆笑問題や伊集院光さんも絶賛しているシンガーソングライターで、自身も大のラジオファンの関取花さんが出演。ご本人の演奏を前に、字多丸さんは感激して胸を詰まらせる場面もありました。

”前身”の番組『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』では、「蹴られたい女 最高会議」「ねぶたにしたいアイドル特集」など、時に暴走ともいうべく独自路線を突っ走っていただけに、宇多丸さんのこれからの活躍をお楽しみに!

IBS茨城放送『菊地真衣のこんなんで、いいのかYO!?』毎週火曜日 20時〜21時


2017年に「ミスユニバースジャパン 茨城大会」のファイナリストに選ばれたものの、昨年は「また今年も茨城放送の菊地アナ、ミス・ユニバースに挑戦するってYO!?」という企画を立ち上げ、「2018ミスユニバースジャパン 茨城大会準グランプリ」を獲得、見事にリベンジを果たした菊地真衣アナウンサーがパーソナリティを務めます。そ菊地アナウンサーは、なぜかバンジージャンプなどの体当たり企画に挑戦させられており、リスナーは面白おかしく見守っていました。

トークには茨城放送ネタも多く、Twitterにはユニークなツイートも多いので、ぜひ菊地アナウンサーをフォローしてみてくださいね!

番組は参加しやすいコーナーが並んでおり、リスナーから寄せられた変わった雑学を”ヤギが”紹介する「菊ヤギさん」、いわゆる普通のお便りを菊地アナウンサーがニュース風に紹介する「YO NEWS」など、高めのテンションで進行していきます。

MRO北陸放送ラジオ『ムフフナイト』毎週火曜日 20時〜21時


まさに「ムフフ」な、“大人による大人向けの投稿”が多い番組。

紹介する曲から恋愛について読み取ったり、リスナーから寄せられた恋愛や日常の出来事に関する投稿に耳を傾けたり……。出演はベテランで軽快な語り口の長田哲也アナウンサーと、入社2年目の赤間有華アナウンサー。

赤間アナウンサーは話題に事欠かない人で、特技はチアダンス(得意技はウルトラCの技「スコーピオン」)、バレエ歴18年、新体操(I字バランスが得意)、着付け、舞台鑑賞で、好きな虫はミヤマクワガタだそうです。ちなみに「スコーピオン」は片足を振り上げて頭の後方で掴む技で、それに関連しているのかどうかは分かりませんが、ブログのタイトルは「ひみつの華園ここに有り〜有華の180度伝説〜」です。

地元以外からの地域の投稿が多い番組のひとつで、最近は大分県のリスナーの参加者が多く”大分枠”と呼ばれることもあります。中には海外リスナーからの「ムフフ」な投稿も。

YBSラジオ『NYT ナイト♪セッション』毎週火曜日 18時20分〜20時


4月スタートの番組です。「NYT」(エヌワイティー)はバイオリンの那由多さん、ギターの哲也さんからなるインストゥルメンタルデュオ。山梨を中心に活躍していて、学校や幼稚園、施設、病院等、さまざまな場所で年間100本を超える演奏を実施しています。オリジナル曲のほか、クラシックやポップス、ジブリやアニメ、映画音楽など幅広く演奏。

「Music Relation」では、曲のタイトルの最後の文字をしりとりでつないでいき、ふたりがそれぞれ1曲ずつ選曲。どちらの曲をかけたいかリスナーからオンエア中に生投票を募集して決定します。クラシックに限らず名曲・ヒット曲を生演奏する「イチオシ インスト映え」のコーナーも! 生放送なので参加するもよし、音楽をじっくりと紹介する番組なのでタイムフリーを使って遅い時間に聴くのもよし。

OBCラジオ大阪『熟メン!野村啓司です』月曜日〜木曜日 18時〜19時45分


とっておきの歌謡曲と、ベテランパーソナリティの野村さんの洒落た会話が光ります。中でも注目は水曜日 18時25分頃からのコーナー「だったら聞いてよ、この話」。加山雄三さんや舟木一夫さんなど、毎回1人の歌手をテーマに、なぜその人のその歌がヒットしたのか、エピソードを紐解いていきます。

そのほか、ある歌手が歌った意外なカバー曲にも注目。例えば、中森明菜さんが歌った「舟唄」、水森かおりさんが歌った「無縁坂」など、貴重な曲を聴くことができます。

ちなみに、野村さんの趣味は写真……ということで、先日の放送では、「アジサイを撮る時は雨上がりがいいんです。水滴にまわりの景色が写りますから」とアドバイスをしていました。

番組Instagram「野村寫眞館」では、野村さんが撮影した綺麗な風景写真が公開されているので、チェックしてみてくださいね!

KBS京都ラジオ『滝トールのおつかれさん!』毎週火曜日 18時〜19時/19時30分~21時


見るからに性格が良さそうな滝さんがパーソナリティを務めます。ほんわかしたトークに冗談を交えつつも、ゲストが話している時は邪魔しないのが特徴のひとつです。昨年、芸能生活50周年を迎え、サプライズパーティーが盛大に行われました。

アシスタント・和泉夏子さんの、ほどよい相槌や滝さんへのツッコミ、さらに”奇跡の51歳”ともいえる美貌にも注目。「50歳を過ぎてるんですか⁉︎」と驚かれると嬉しいそうです。和泉さんは日本和装総合協会「師範・教授」でもあり、着物姿が番組サイトに公開されています。

RNC西日本放送『ラジオ スローリー』毎週火曜日 19時〜21時


4月スタート。パーソナリティに19歳の女子大生・赤松汐音さんを起用しています。

初々しいしゃべりがリスナーの心を鷲掴み、TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日曜日 13時〜17時)で行われた人気企画「全日本ラジオ番組選手権2018」でリスナーからの人気投票により優勝! 地元の新聞社から取材を受けたほど話題になりました。

放送開始から3ヶ月が経ちましたが、今でも、ゲストコーナーの途中で時間がきてしまい、コーナーを急に切り上げることになったり、フリートークの途中で言葉に詰まったりします。そんな赤松さんを、リスナーはヒヤヒヤしながらも、温かく見守っています。全国のリスナーからメッセージが届く番組のひとつです。

リクエスト曲とテーマ投稿の紹介を軸に進行。中でも人気のコーナーは「今日のランチ、なにたべた?」で、その名の通り食べたランチの写真を送ってもらうコーナーなのですが、倍率が高いため投稿者のセンスが試されます。

ちなみに、赤松さんはゆっくりと話すので文科系のイメージがありますが実はアグレッシブ! 応援団に入っていて、男の子に学ランを借りて応援していたこともあるそうです。

RNB南海放送『まっすんのこれかラジオ』火曜 19時〜21時30分


コンセプトは「"これからのラジオ" を産み出す、挑戦する番組」。

愛媛の "挑戦者" を応援するインタビュー、商品を紹介しつつリスナーからさまざな意見や質問に答える「チャレンジショッピング」などを柱に、世界の出来事を "愛媛の普通の人の目線" で読み解くトークです。愛媛発の番組ですが、各地で聴いている人にとってはヒントになる話が満載。

パーソナリティーは劇団P.Sみそ汁定食の桝形浩人さん。政治経済からスポーツまで、幅広い分野に明るいのが特徴です。ゲストの話を引き出すのがうまく、リスナーから寄せられた質問を交えて分かりやすく伝えます。6月には劇団P.Sみそ汁定食の第14回公演が行われ、全公演が満席だったそうで、要注目人物のひとり。

経営コンサルタントでコメンテーター・山本裕治さんも加えるため、情報量が非常に多い番組です。

RBCiラジオ『柳卓のいんでないかい!』第1部 月曜日:17時~17時20分/火曜日~金曜日:17時~17時25分、第2部 月曜日:18時30分~20時/火曜日~金曜日:18時30分~21時 ※野球中継が雨天中止した際は第2部も放送


放送回数1000回以上の人気番組。柳卓さんは北海道から沖縄に移って40年たちました。

博学で、どんなメッセージでも楽しく話題を広げます。日替わりでいろいろなコーナーが並びますが、中でも火曜日は“何を唄っているのか不可解な曲”にツッコミを入れる「ツッコミ歌謡曲」や、「滅多にリクエストが来ないレア曲リクエスト 思いつき歌謡曲」のコーナーなど、タイトルからしてユニークなものがたくさんあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!

ラジオ沖縄『ビッグ・クラッカー』毎週火曜日 20時〜21時50分


4月にスタートしました。

パーソナリテイは、番組の公式Twitterにアップされている写真からして、ひとクセある久高せいやアナウンサー。「聴いている側を疲れさせる番組」と本人は言っていますが、リスナーから良い塩梅でイジられたかと思いきや、ニュースコーナーでは旬の話題に分かりやすく迫るなど、緩急のついた2時間です。

ラジオNIKKEI第1『#とらメロ 荻野可鈴のお金が全て?』毎週火曜日 19時〜19時30分


夢みるアドレセンスのリーダーであり、モデルやタレントとしても活躍中の荻野可鈴さんがパーソナリティを務めます。

もともと、荻野さんがお金持ちになるためのアドバイスをリスナーから寄せてもらう……といった旨のコンセプトだったものの、いつの間にか荻野さんのマシンガントークを活かしたフリートーク番組に。

時々、経済に関する問題に挑戦することがありますが、見事に面白く外します。自称”ラジオNIKKEIで唯一、役に立たない番組”。

※番組紹介は北の放送局から順番にしています。

この記事を書いた人

YMgrdfKa

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「 I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

Twitter:@yakisoba_kaoru

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甲府市でもこの夏開始「部活動の地域移行」とは

渡辺麻耶が木曜日のDJを担当するFM FUJIの番組『Bumpy』(毎週月曜~木曜、13:00~18:50)内のコーナー「CLOSE UP TODAY」(毎週木曜、17:35~)。4月18日のオンエアでは、甲府市教育委員会学校教育課の指導主事、井上透さんに、甲府市でこの夏始まる部活動の地域移行についてインタビューしました。

麻耶:早速ですが「部活動の地域移行」とは、具体的に言うと、部活動がどのように変化していくことなんでしょうか?

井上:これまで「学校部活動」として行ってきた中学生のスポーツ活動・文化芸術活動を、これからは地域の方が指導する「地域クラブ活動」として行っていくというものです。

麻耶:なぜ「部活動の地域移行」を進めることになったのでしょうか?

井上:理由は、主に2つあります。1つは、少子化の影響です。少子化により部員数が減り、学校単独でチームが成り立たず、十分な活動ができなくなったり、休部・廃部になったりする状況が出てきました。現に、数年前から、野球やサッカー・バレーボールなどいくつかの種目において、複数の学校による「合同チーム」で大会参加している状況が増えてきています。

もう1つは、教育問題の複雑化・多様化の影響です。教育問題の複雑化・多様化に伴い、これまで行われてきた指導体制を継続することが、教員にとって大きな負担になっている状況があります。競技経験等もない先生が顧問を務める場合、その負担はさらに大きくなるものと考えられます。

こうした背景から部活動の存続が厳しくなってきたため、国がガイドラインを示し、全国的な動きとして「部活動の地域移行」を進めるに至った、ということです。

麻耶:大会などはどのような枠組みで出場することになるのですか?

井上:国で令和5年度から7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付けています。それに基づいて、甲府市としては令和6・7年度については、一部の種目でこの事業に取り組んでいくことになっているのですが、令和7年度まではこれまで通り、学校単位や合同チームで大会参加する予定でいます。

麻耶:今年度は一部の種目で実施するということですが、その内容を教えてください。

井上:8月から、バスケットボール・バレーボール・剣道の3種目で活動に取り組みます。市内の国公立中学校12校を、3校ずつ4つのブロックに分けて、ブロックごとに月2回程度合同での練習を行う予定です。

麻耶:来年度以降の予定について教えてください。

井上:今年度は3種目ですが、来年度はさらに2種目程度加えることを考えています。令和8年度には、現在休日に活動を行っていて、市内の学校に設置されている種目すべてで、地域移行を行う予定です。いずれは、月2回の活動をさらに増やして、休日の活動を「地域クラブ活動」として行うようにできないか検討しているところです。それを実現させるには、まだまだたくさんのハードルがあるのですが、これまで学校部活動が担ってきたスポーツ活動・文化芸術活動の振興・発展を、いよいよ地域や国全体で考えていかなければならない時期に来ていると考えています。私も元々中学校教員の一人ですが、長らくスポーツに携わってきた者として、中学生たちが末長く関われるスポーツ活動・文化芸術活動の機会の構築に注力していきたいと考えています。ぜひ地域の方々にも、ご理解・ご協力いただきたいと思います。

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