斎藤工×白石和彌×竹中直人! 「麻雀放浪記2020」スペシャルをオンエア
俳優・斎藤工さんが、bayfm78のレギュラー番組に出演。
自身の主演映画「麻雀放浪記2020」から白石和彌監督と共演者の竹中直人さんをゲストに迎え、作品やその舞台裏についてじっくりと語り合いました。(bayfm78『TAKUMIZM』4月6日(土)放送分)
竹中直人史上、最強の役名⁉︎
4月5日(金)公開の映画「麻雀放浪記2020」を記念した『TAKUMIZM』の「麻雀放浪記2020」スペシャル。4月5日(土)は、白石和彌監督と“クソ丸”役の竹中直人さんが登場しました。
白石:こんばんは!
竹中:こんばんは。“クソ丸”です!
斎藤:よろしくお願いします。やっぱり自分で発声しててもインパクトあります?
白石:竹中さんの出演歴史上最強の名前じゃないですか?
竹中:もう最強でした……すっげぇ嬉しかった!
試写を行わなかった! 映画「麻雀放浪記2020」
「試写を行わない」という宣伝方法も話題だった映画「麻雀放浪記2020」。
白石:なんかエッジの効いた映画が出来上がって、また今の映画の宣伝方法もすごく過渡期に来ているような気がして。このエッジの効いた映画を届けるにあたり、「変わったことしたい」という思いがあって。「じゃあちょっとなんか考えましょうね」って出してきたのが、「試写をしません」って(笑)。
斎藤:これはすごいですね。竹中さんそういう映画って今までありました?
竹中:無かった。宣伝も、僕とももちゃん(チャラン・ポ・ランタン)だったので、ももちゃんとLINEで連絡し合いながら「大丈夫なのかな?」って。
斎藤:じゃあ完成披露試写をしないイベントが、初めての「麻雀放浪記2020」⁉︎
竹中:もうびっくりですよ! 完成披露試写じゃない試写会も初めての経験で。
作品とギャップのある白石監督
3人が傑作と熱く語る「麻雀放浪記」のリメイク版の監督として白羽の矢が当たった白石監督。
「ロストパラダイスイントーキョー」での監督デビュー以来、2013年公開の「凶悪」や、綾野剛さん主演「日本で一番悪い奴ら」、蒼井優さんが第41回「日本アカデミー賞」で最優秀主演女優賞を受賞した「彼女がその名を知らない鳥たち」。そして昨年は「サニー 32」、「止められるか俺たちを」、「孤狼の血」を手掛けました。
斎藤:すごいですねこのラインナップ!
竹中:勢いが!
白石:いやいやいや。
斎藤:監督の作品のイメージを持ってお会いする人、みんなギャップにやられてますよね。
白石:だいたい言われますね。
斎藤:記者の中でも……。
白石:記者どころか普通に映画館でも「人殺したことある人なのかも」って思われてるみたいな……「殺したことないですよ」って。
斎藤:オファーを受けた時はどうでしたか?
白石:やっぱ和田さんの傑作がある中で「やれること一個もねえ」と思いましたね。ただ僕が話をいただいた時は、もう“坊や哲”(主人公)は、斎藤工さんがやるいうことは決まってたので。
竹中直人の役者としてのスタンス
斎藤:物語に対してはどう思われました?
竹中:僕はね、いつも何に対しても抵抗って無いんだけど。「現場に行く」ってことだけなんだけど、それしか考えたことないんで。脚本ってやっぱり監督とプロデューサーのもので、役者は「ただ行きゃいい」って言うのが強いので。
斎藤:なるほど。
竹中:だって脚本は読んでも現場に行ったら全然変わっちゃうじゃない? だからそれが自分は昔から変わらないっていうか、その感覚があるんで、脚本を読んであまりどうこう思ったことがないんです。でも……“クソ丸”はよかったな。キャスト見て「“クソ丸”:竹中直人」って書いてあって。「うわっ、“クソ丸”やったーっ!」みたいな感じにはなりましたね。
白石監督と竹中直人は次週も登場!
エンディングでは、斎藤さんがゲストへの恒例である『TAKUMIZM』というタイトルにかけた「自身のイズム・主義は何か?」を2人に質問。
白石監督は、「職人になりたいと思ってるので、そんなには無いつもり。底辺の人を描いたりとか、権力側から物を描かないとか。ほぼほぼ師匠の若松孝二監督の教えでもあるんですけど、何か結局そこに戻っちゃうかな」と語り、終盤は自ら“クソ丸”と名乗っていた竹中さんは「何も考えないってことだな。」と“クソ丸”イズムをコメントしました。
次週も白石監督と竹中さんは出演するので、来週もディープなトークをぜひお楽しみください!
- TAKUMIZM
- 放送局:BAYFM78
- 放送日時:毎週土曜 23時30分~24時00分
- 出演者:斎藤工
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※放送情報は変更となる場合があります。
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