石原さとみ、夢だったラジオパーソナリティで感じた苦悩を明かす

7月9日(火)スタートのTBS系ドラマ「Heaven?〜ご苦楽レストラン〜」で主演を務める女優・石原さとみさんが、TBSラジオの番組にゲスト出演。夢だったというラジオの仕事で感じた過去の苦悩を語りました。(TBSラジオ『伊集院光とらじおと』7月9日(火)放送分)

「楽しく生きております!」

石原さとみさんとパーソナリティ・伊集院光さんは、同じホリプロ所属。初めて会ったのは、石原さんがデビューした当時の「ホリプロ夏祭り」だそうです。

伊集院:あれからどうですか? ホリプロでも中堅になって。

石原楽しく生きております! でもいろんなことありました

伊集院:そうだよね~俺らは「スカウトキャラバンで入ってきて、ずっと順調!」って思ってますけど、本人としてはあるでしょ?

石原もう紆余曲折です、ホントに。2年前に写真集を出させていただいたんですけど、それが15周年で30歳記念で。人生を振り返ってインタビュアーさんと話してたら泣けてきちゃって…。

「ラジオが夢だったんです」

21~24歳くらいの頃が一番きつかったという石原さん。ラジオ番組、雑誌のレギュラー、CM、主演作品などが無くなり、挫折感を感じたそうです。

石原ラジオが夢だったんです。私、ラジオっ子で、両親がラジオ大好きなので、生まれた時からずっと家でラジオが流れていない日は1日も無かったぐらい、朝も移動中も夜もずっとラジオだったんです。AM流してて、ずっと会話がある家で育って、その会話をしゃべっているお姉さんになりたいって。

「“清純派”で売っていて、言っちゃいけない事が多すぎて…」

石原さんは、18歳の時にニッポン放送でラジオパーソナリティデビューを果たしました。それから5年間番組を担当したものの、夢だったラジオの仕事は想像とは違ったそうで……。

伊集院:想像してたのと何が違ったの?

石原:「WITH LOVE」っていうドラマで、藤原紀香さんがラジオパーソナリティを演じていて、あと他のドラマでもりょうさんが演じていて。スタイリッシュでカッコよくておしゃれで、しかも対談式で、音楽も洋楽みたいな。インタビューしたいって思っていたんですけど、ひとりしゃべりだったんです。台本がなくて仕事のフリートーク、プライベートのフリートーク、かけたい曲3曲、手紙、FAXとコーナーみたいな感じだったんです。

伊集院:めちゃめちゃ忙しい中ラジオやってると、今日起こった事を言えないことが多すぎない?

石原:そうなんです! 先の撮影のもので、情報解禁しちゃいけないものもあって。しかも私、“清純派”で売っていて言っちゃいけない事が多すぎて。現実と過去は言っちゃいけなくて、将来の夢しか言っちゃいけない。そこで現実とのギャップを感じて、自分の中で「今日道端でお花を見て『綺麗だな』って思っただけでもいいんだよ」って言われた時に、それすらも気づけない自分に追い込まれちゃって…。

石原好きな曲が分からなくてなって。私ゆずさん大好きなんです、GLAYさんも大好きで、できるなら全曲かけたいんですよ。でも「先週ゆずだったから、もう当分かけちゃダメ」っていうのもあって。「好きな曲も見つけなきゃいけない」と思って、必死で探してたんですけど…。5年経って終わりますってなった時に、もう何も聴きたくなくて、音楽に触れたくなかったんですけど、その時初めて聴いた曲が、ゆずさんの「雨と泪」っていう曲で。あっ私この曲好きなんだって…

「自分で選択するようになって、好きな事が分かるようになった」

石原さんは、その後1ヶ月オフをもらってニューヨークに行ったり、マネージャーさんが変わったりしたことをきっかけに変化していったそうです。

「可愛いと思ったものを着たら、それを褒められて。可愛いと思ったネイルを付けたら、隣のアメリカ人に褒められて。英語で分かるのはサンキューしかなかったから『今まではすいません、そんな申し訳ないです』って斜に受け取ってたんですけど、ありがとうしか言えない環境ができたら、自信を持てるようになってきて、そこから変わりました!」と語っていました。

続きが気になるという方も、すでに聴いた方も、ぜひラジコのタイムフリーで放送を聴いてください!

伊集院光とらじおと
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 8時30分~11時00分
出演者:伊集院光、竹内香苗、ゲスト:石原さとみ
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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