稲垣吾郎、ハマ・オカモトの番組から変わったテーマの番組まで〜FMラジオ 2019 秋の新番組紹介【東日本編】

もうすぐ冬休み。温かい部屋でじっくりとラジオを楽しむチャンスでもあります。せっかくなので、さまざま音楽に触れられるFMの番組はいかがでしょう?

今回は秋にスタートした新番組の中から、東日本の番組を紹介します。気に入った番組に出会ったら、メッセージを送ってみてはいかがでしょうか?

AIR-G’(FM北海道)『栞寧のシオリ』

北海道出身のシンガーソングライター・栞寧(しおね)さん。テーマトークや弾き語りを披露します。学生時代の思い出、街で見かけた美味しいもの、お世話になっている東京のライブハウスのエピソードなど、日常生活のひとコマをリスナーに語りかけます。

ちなみに、栞寧さんにとって東京はライブを行う場所であり、“戦いに行く場所”だそう。ライブや曲作りに対する意気込みを優しく、時には力強く語ります。綺麗な声で紡ぎ出される弾き語りは、何度も聴き直したくなるほど“絶品”です。

栞寧のシオリ
放送局:AIR-G'(FM北海道)
放送日時:毎週水曜 21時30分~21時55分
出演者:栞寧
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

FM NORTHWAVE『GAKU-MCのラジオグッジョブ』

GAKU-MCさんのソロデビュー20周年を記念した番組。 「今週のグッジョブさん!」は“グッジョブ”している方々にお話を伺うコーナー。これまで、コンサドーレ札幌のサポーターのコールリーダー、サウナの達人、FM NORTHWAVEのDJなど、バラエティ豊かな人々が出演しました。

そのほか、リスナーの心に残る曲を紹介するコーナーや、相談にこたえるコーナーも。GAKU-MCさんの人柄の良さや、ゲストを尊敬している気持ちがにじみ出ている番組です。

GAKU-MC の ラジオグッジョブ
放送局:FM NORTHWAVE
放送日時:毎週土曜 20時00分~21時00分
出演者:GAKU-MC
番組ホームページ
公式Twitter

twitterハッシュタグは「#gakumc」「#ノースウェーブ」「#ラジオグッジョブ」

※放送情報は変更となる場合があります。

FM岩手『花金ラジオNEXT』

20歳を越えたちゃんゆきさんとななさんが、よしもと岩手住みます芸人のアンダーエイジと一緒に岩手競馬の魅力をお届け。

競馬の話のみならず、ちゃんゆきさんとななさんの大学生活から恋愛話まで、四方山話が炸裂!  聴いていてビックリするほど、とにかくよく喋る30分です。番組では競馬に興味がある人、始めたけれど馬券の買い方がよくわからない人のための講座も行っています。

花金ラジオ NEXT
放送局:FM岩手
放送日時:毎週金曜 19時00分~19時30分
出演者:アンダーエイジ、ちゃんゆき、松本奈菜
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※放送情報は変更となる場合があります。

TOKYO FM『THE TRAD』

平日15時から、稲垣吾郎さん(月・火)、ハマ・オカモトさん(水・木)の音楽番組がスタート。架空のレコード店「THE TRAD」を舞台に、さまざまなジャンルに精通したゲストが登場。

「TODAY’S MUSIC RECOMMEND」で紹介される曲にも注目。気がつけばお気に入りの曲がどんどん増える番組です。公式ツイッターでは稲垣さん、ハマ・オカモトさんが推薦した曲のタイトルも表示してくれるため、ぜひフォローしてみてください。

アシスタントはフリーアナウンサー・吉田朋世さん。稲垣さんやハマ・オカモトさんに対する、さりげないフォローも微笑ましいところ。

THE TRAD
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~木曜 15時00分~16時50分
出演者:稲垣吾郎、ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、吉田明世
番組ホームページ
公式Twitter

twitterハッシュタグは「#THETRAD」

※放送情報は変更となる場合があります。

J-WAVE『MIDNIGHT CHIME』

Instagramのフォロワー数10万人。大人気イラストレーター・たなかみさきさんがナビゲート。たなかさんはセクシーな女の子や男女カップルをシンプルなラインで描き出します。ご自身曰く70〜90年代の雰囲気に影響を受けているそうで、どこか懐かしさを感じるタッチ。特にカップルの“あるある”なひとコマの描写は絶品です。

番組のコンセプトは“深夜の保健室”。リスナーから寄せられた相談に対して思ったこと屈託なく話し、イラストにします。イラストは番組のInstagramで公開中。ゲストも登場。キュートな中にも本音が見え隠れする会話が繰り広げられます。

MIDNIGHT CHIME
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週月曜 26時00分~26時30分
出演者:たなかみさき
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公式Instagram

※放送情報は変更となる場合があります。

FMヨコハマ『TANSAN HOUR 今夜もシュワシュワ』

謎の“炭酸王子”が小林アナさんを相手に炭酸の魅力を紹介する番組。話が尽きてしまうのではないかと思ってしまいますが、さすがは炭酸王子。次々に“炭酸トーク”が出てきます。話が脱線することも多いですが、今後もどんな話が飛び出すか、要注目の30分。

TANSAN HOUR 今夜もシュワシュワ
放送局:FMヨコハマ
放送日時:毎週水曜 26時30分~27時00分
出演者:石川峰生(炭酸王子)、小林アナ
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※放送情報は変更となる場合があります。

bayfm78『SUNDAY STEPPER』

モデルからラジオDJまで幅広く活躍する菖蒲理乃さん。現在24歳。山登り、釣り、キャンプ、美味しいもの、お酒、ラジオなど大好きなものが多く、ツイッターでは楽しい生活の様子が綴られています。

そんな菖蒲さんが、明るく爽やかに日曜の朝を彩る番組。放送中の空の様子を写真に撮って「#ユアソラ」でツイートしてもらう企画も実施しています。ぜひ参加してみてください。

SUNDAY STEPPER
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週日曜 6時30分~8時00分
出演者:菖蒲理乃
公式Twitter

ハッシュタグ「#stepper780」

※放送情報は変更となる場合があります。

RadioBerry『ヒナタとアシュリーの勝手にドラマチック』

「ヒナタとアシュリー」は栃木県出身、在住の“中距離通勤型”男女2人組バンド。

ヴォーカルのヒナタミユさんのお母様はゴスペルクワイア「Brown Blessed Voice」主宰の山中陽子さん。現在は活動を停止していますが、単独ライブを行うと2000人は集まるほどの人気ぶり。ヒナタさんもメンバーに入っていました。ドラム、ギターのトヨシさんは中学生の頃ドラムマニア全国6位を獲得。足ドラムの演奏に定評があります。

番組ではヒナタさんがおすすめの映画を、トヨシさんは家電やドラムなどについてお話しします。生演奏のコーナーもあり、ほのぼのとした雰囲気が漂う生放送。

ヒナタとアシュリーの勝手にドラマチック
放送局:RADIO BERRY
放送日時:毎週火曜 21時00分~21時30分
出演者:ヒナタとアシュリー
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※放送情報は変更となる場合があります。

FM NIIGATA『ひなたの今夜も乾杯』

長岡市出身のアコースティックデュオ「ひなた」のたかのりさん、ぴろんさんが居酒屋から放送。毎回、店長が紹介する“とっておきのメニュー”にひなたの二人は興奮。さらに、店長の魅力をうまく引き出します。聴くとそのお店に行きたくなります。映像がないのに楽しそうな雰囲気が伝わってくるのはラジオならでは。

ひなたの今夜も乾杯
放送局:FM NIIGATA
放送日時:毎週木曜 20時30分~20時55分
出演者:ひなた
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

FM FUJI『ラップオバケ オバケの休日』

人気急上昇の「ラップオバケ」。KAKUさん、HOMEYさん、PEACEさん3人のMCで構成。10年以上のスキルをもち、ラップスキル、パフォーマンス共に定評があります。それぞれ、庭師、英会話講師、コリオグラファーとしても活躍中。

中でもフリースタイルで即興ラップに挑戦する企画に注目。スタッフが用意したお題に右往左往しながらも、素晴らしいラップを披露します。

ラップオバケ オバケの休日
放送局:FM FUJI
放送日時:毎週日曜 18時30分~18時54分
出演者:ラップオバケ

※放送情報は変更となる場合があります。

K-MIX SHIZUOKA『Ritomo 電波上の二点間』

Ritomoさんは静岡市在住、大学生兼歌歌い兼消しゴム版画家。「詞のゆくえ」のコーナーではある曲の歌詞に注目。リスナーと一緒に考察していきます。1ヶ月にわたり、1組のアーティストを紹介していくコーナーも。

音楽が大好きな彼女、番組の収録当日の朝3時、布団の中で曲の構想を練り、1時間で作ったという曲『借り物のラブソングへ』の弾き語りを披露したこともありました。

Ritomo 電波上の二点間
放送局:K-MIX
放送日時:毎週土曜 25時30分~26時00分
出演者:Ritomo
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

この記事を書いた人

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

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日本のエネルギー問題は小泉進次郎環境大臣が決めることではない

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月12日放送)にジャーナリストの鈴木哲夫が出演。日本における石炭火力発電の問題について解説した。

フロン類の適切な回収・処理に向けた国際枠組みの設立を宣言した小泉進次郎環境相(左から4人目)=2019年12月10日、スペイン・マドリード 写真提供:時事通信

小泉進次郎環境大臣がCOP25で演説~石炭対策については発言せず

スペイン・マドリードで開催中の気候変動対策について話し合う国連の会議、COP25の閣僚級会合で11日、日本の小泉環境大臣が演説した。小泉大臣は世界各国から批判が出ている日本の石炭火力発電について、「世界的な批判は認識している。いま以上の行動が必要だ」と地球温暖化対策への重要性を強調したものの、「残念ながらきょうは新たな進捗は共有できない」と発言し、具体的な石炭の削減策については示さなかった。

飯田)当初は逃げずに説明した上で、日本の取り組みをアピールしたいと話していたということです。

宮原坑 第二竪坑巻揚機室と第二竪坑櫓(福岡県大牟田市宮原町・国の重要文化財及び史跡)(三井三池炭鉱-Wikipediaより)

エネルギー政策は環境省ではなく政権が決める

鈴木)小泉進次郎さんは、いままでの大臣とは異なり、スパッとした物言いで言ってくれるだろうという期待があるので、このように反対の結果になると「何だ」と批判になりますよね。彼は環境大臣ですが、エネルギー政策はすべて環境省が決めるわけではありません。経済産業省や産業界の意見も関わって来ます。つまり、ときの政権が決めるということになるので、彼は決められません。そういうなかで、どこまでアピールするのかという点では、確かに少し弱いなという印象が残ったのかもしれません。日本はいま、石炭の火力発電に3割ほど重きを置いている。そこで燃やせばCO2が出るので、そのことをいま批判されていますよね。今回のCOP25でもこの部分が問題であり、デモなどでも日本が名指しされている。実は、私は石炭担当記者でした。

飯田)そうなのですか。

鈴木)福岡県のテレビ西日本というところにいました。私がこの世界に入った37~38年前、入社してすぐに有明炭鉱というところで事故があり、83人の方が亡くなりました。

飯田)そうだったのですね。

鈴木)国内の炭鉱は事故が多くありました。日本の場合は露天掘りではなくて、地底深く掘って行きます。

飯田)横ではなく縦に掘る。

鈴木)そうです。そのため事故も多く、有明の事故もあった。そのため国内の石炭を縮小して、石油に移行するという流れのなかにあったのですね。事故がある度に「石炭は終わりだ」と言われました。第9次、第10次石炭政策という、石炭がいよいよ終わるというときにも私は取材をしました。そんな経験があるので、「ここに来てまた石炭が」と思うのです。いま石炭が必要となっても、国内の地底を掘って行くのでお金がかかります。それよりも海外の露天掘りの石炭の方が安い。しかし、そういう石炭は質がよくありません。日本の石炭のほうが質がいい。CO2に影響はしますが、そういう安いものに変えて行く。かつては石炭から石油にシフトし、そして原発にシフトしました。そこで原発事故があったので、また石炭に戻った。日本の坑内掘りをすれば質のよい石炭があるのですが、1度水を入れて潰してしまうと、もう1度掘り出すまでに10年かかります。

飯田)10年ですか。

鈴木)ですので、設備投資もできません。歴史を見るとエネルギー政策は場当たり的で、そのときの経済状況や経済効率を考えて、石炭から石油、石油から原発へと変わり、事故が起これば石炭に戻す。その石炭はお金がかかるため、海外の安いものを使う。そうするとCO2の問題が出て来る。

チリのチュキカマタ銅山(露天掘り-Wikipediaより)

今後日本のエネルギーをどうするのか、根本的に考える時期である

鈴木)私はエネルギー政策というものは、場当たり的にするのではなく、原発の比率の問題なども含めて考える時期に来たのだと思います。進次郎氏がどこまで話したとか、話さないだとか、よく言ったとか言わないという話ではない気がします。今後どうするのかということを、国会は本気で議論するべきなのだと思います。

飯田)環境省の所管ではないと経済産業省はおそらく言うでしょうが、国会議員も交えて話し合うべきですよね。

鈴木)そのとおりです。経済産業省はエネルギーというよりも、そこに企業を束ねているわけです。産業界、経済界と国民を全部含めて、日本のエネルギーをどうするのか。国会は時間をかけて議論をして、方向性を決める時期に来ているのではないでしょうか。そうしなければ、また何かの穴が空いてしまい、それを他のもので埋めようという場当たり的なやり方になってしまいます。長期計画よりもさらに先の、日本のエネルギーをどうするのかということが大切です。

飯田)原発が動かせないから再生可能エネルギーだと、一気に太陽光発電にシフトをしたら、この間の台風で太陽光発電のパネルが流されてしまった。そして、そこから発火するというリスクも出て来た。どれかに傾斜して進めるというのは、リスクを負うということですよね。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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