衆議院議員総選挙のポイントをチェック! 10月18日(水)の注目番組

いよいよ今週末、10月22日(日)は第48回衆議院議員総選挙の投票日ですね。スペシャルウィーク3日目の10月18日(水)は、衆議院議員総選挙のポイントを放送する番組を中心にピックアップ。

TBSラジオ『森本毅郎 スタンバイ!』では選挙に向けて、日本の今と未来を考える「5つの争点総点検」を放送。18日(水)の争点は「原発。今後も維持?脱原発?当面は再稼動でいいか?」をお送りします。

文化放送『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』では、「今、この人とサキドリたい 総選挙5大争点総チェック!」をお届け。レギュラーコメンテーターに加え、いま注目の論客やスペシャリストをお招きし、総選挙の5つの争点を日替わりでチェックしています。18日(水)は、「安倍総理&小池都知事らの政治姿勢」をお送りしますよ。

TBSラジオ『森本毅郎 スタンバイ!』 6時30分~8時30分


日本の今と未来を考える「5つの争点総点検」と題して、毎日1つの争点を徹底検証します!

18日(水)の争点は、「原発。今後も維持?脱原発?当面は再稼動でいいか?」。ニュース解説を担当するのは経済ジャーナリスト・渋谷和宏さんです。

文化放送『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』 15時30分~17時50分


衆議院議員選挙のポイントをお伝えする「今、この人とサキドリたい 総選挙5大争点総チェック!」を放送!

「安倍総理&小池都知事らの政治姿勢」について、水曜コメンテーター・堀口ミイナさんと、ゲストの元外相・ 田中眞紀子さんとともにこれからの政治について考えます。また、毎日2名に「サキドリ今治タオルハンカチ」をプレゼント!

ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』11時30分~13時


10月7日(土)公開の映画「アウトレイジ 最終章」と全面的にタイアップし、「全員変人! 業界アウトレイジ!!」をお届け!

18日(水)のゲストはますだおかだ・岡田圭右さんです。番組から「アウトレイジ」関連グッズのプレゼントもありますよ。

InterFM897『Tokyo Brilliantrips』 9時~11時


「東京のいろんなところを旅しよう!」をテーマに、フリーアナウンサー・長野美郷さんが耳に心地よく、元気の出る音楽をセレクトしてお送りする2時間生放送の番組。

音楽を聴きながら、東京の街を散歩しているような気分が味わえますよ!

TOKYO FM『高橋みなみの「これから、何する?」』13時~14時55分


前回のスペシャルウィークに続き、「聴いた瞬間、心がスッキリ!神ベスト3先生降臨!」をお届けします。

18日は脳科学者・茂木健一郎さんが出演。高橋さんとのトークをどうそお楽しみに!

J-WAVE『THE KINGS PLACE』25時~26時


10月から新水曜担当はnever young beach。18日は安部勇磨さん(Vo&Gt)と、松島皓さん(Gt)がお届けします。

トークテーマは「ネバヤンはじめて物語」。2人が最初に作った元祖ネバヤン"宅録ユニット"とは!? ここでしか聞けない話や宅録時代の激レア音源も聴けるとのことで、どうぞお聴き逃しなく!

ラジオ日本『60TRY部』 17時55分~21時


10月3日(火)から新シーズンがスタートした、通勤・通学帰りの夕方にお届けするマルチエンタメワイド番組。

水曜日はお笑いトリオのななめ45°・土谷隼人さんと、ガールズユニット・PASSPO☆のメンバー玉井杏奈さんが担当します。18日のゲストは、ドラマ「ラブホの上野さん」の主題歌が話題となったバンド・アカシックです。

bayfm78『ON8+1』21時~22時24分


日替わりのパーソナリティがお送りするJ-POPバラエティ番組。

水曜担当は"みゃお"こと、AKB48・宮崎美穂さんです。AKBメンバーが登場するコーナー「柱NIGHT! with AKB48」もお聞き逃しなく!

NACK5『キラメキ ミュージック スター ~キラスタ~』18時~20時


音楽番組『キラスタ』の水曜担当は、シンガーソングライター・三浦祐太朗さんと元キャスターでラジオパーソナリティやナレーターを務める小林千鶴さん。

18日は10月4日(水)にセカンドシングル「残ってる」をリリースし、「お茶会ツアー2017」を目前に控えたシンガーソングライター・吉澤嘉代子さんが登場しますよ!

FM ヨコハマ『E★K radio ~Back To Back~』23時30分~24時


いま注目の3つのイケメングループのメンバーが日替わりでパーソナリティを務める番組。

水曜日を担当する5人組男性ダンスボーカルグループ・Flow BackのメンバーMASAHARUさんは、番組では苦手なものを克服したり、大好きなアーティストを語ったりします。また、アカペラを披露してくれるコーナーもありますよ!

この他の番組は、各局の特設ページからチェックしていただけます。タイムフリーやエリアフリーを活用すれば、今まで聴けなかった番組も楽しめますよ!

▼各局のスペシャルウィーク特設ページまとめ
https://news.radiko.jp/article/edit/9023/intro/

▼radiko.jp
http://radiko.jp/

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※各局の放送エリアでは、今まで通り「radiko.jp」(無料)でお楽しみ頂けます。

「観光客」だけでなく「地域住民」の満足度も目標値に オーバーツーリズム対策と課題

ジャーナリストの佐々木俊尚が10月4日、ニッポン放送「新行市佳のOK! Cozy up!」に出演。オーバーツーリズム対策について解説した。

※画像はイメージです

オーバーツーリズム対策、宮島では訪問税がスタート

世界遺産・厳島神社で知られる宮島(広島県)を訪れる観光客らから、廿日市市が1人100円を徴収する「宮島訪問税」が10月から始まった。観光客が過剰に訪れ、環境や住民生活に悪影響を及ぼす「オーバーツーリズム」対策に役立てられる。

新行)「宮島訪問税」は市が制定した条例に基づく地方税で、島に渡るフェリーの乗船料に上乗せされます。市は年間で約3億円の税収を見込んでおり、公衆トイレや旅客ターミナルの維持管理、電柱の地中化などにあてられるそうです。

佐々木)ある程度対策しないと成り立たないぐらい、観光客がたくさん来てしまっている状況ですよね。海外からの観光客は、これまでだと2000万人台ぐらいでしょうか。コロナ禍から復活してきていますが、中国人はまだそれほど来ていないので、中国からの観光客が全面的に回復すると3000万人くらいになるかも知れません。

新行)そうですね。

佐々木)外国からの観光客が世界一多いのはフランスで、ヨーロッパ大陸内だからというのもあるけれど、6000万人~7000万人くらいだと言われています。日本もその数字を狙っていますが、日本人の半数ぐらいの人口が来たらどうなるのか。

特定の観光地に偏りすぎている ~「何を魅力として打ち出すか」を考える

佐々木)ただ、数を見るとすごく偏っています。山だったら富士山しか行かないとか、京都や宮島、東京であれば銀座など、特定の場所に集中してしまう問題がある。まずはこれを分散させることですよね。

新行)分散させる。

佐々木)そのためには「何を魅力として打ち出すか」を、もう少し考えた方がいいのではないでしょうか。

観光名所に行っても人が多すぎて楽しめない

佐々木)昔、キューバのハバナへ旅行に行ったことがあります。ハバナにはヘミングウェイが通っていたバーがあるのです。カウンターで「渋い夕暮れを眺めながらモヒートを飲みたい」と思って行ってみたら、「100人いるか」と思うほど多くの観光客がいました。

新行)そうなのですね。

佐々木)大群衆になっていて、まったく楽しめませんでした。そんなところに行っても観光的な風情がないではないですか。

新行)ゆっくり楽しむという感じではなくなってきますよね。

佐々木)昔は観光地に行き、「観光地の名前が入った土産を買って帰る」というパターンが多かったと思いますが、現在はそういうものを求める人は減っていると思います。

観光客が少ない「自分だけが知っている店」に行きたい

佐々木)私の友人が「Airbnb(エアビーアンドビー)」という民泊の物件を持っているので、外国からの観光客がどんなことを言っているのか聞いたら、「観光客の来ないところを教えてくれ」と言われるそうです。

新行)なるほど。

佐々木)中国や台湾からの観光客も、何度も日本に来ていると、最初は富士山や銀座に行くけれど、「観光客が少ない自分だけが知っている店に行きたい」となってくる。渋谷の代々木上原は、あまり外国人に知られていない街だと思いますが、おしゃれな店が多いですよね。なぜか台湾人の観光客が、あの辺りの飲食店で食べているのです。

新行)そうなのですか?

佐々木)店の人たちにそれとなく「あの人たちは台湾から来ているようだけれど、なぜこんな店を見つけたの?」と聞いたら、「SNSの口コミで見つけた」と言っていたそうです。共有されている「密かな情報」があるらしいので、そういうものをうまく活用することが大事ではないかと思いますね。

「何もないけれど素晴らしい土地」が日本にはたくさんある ~富山県の素晴らしさをイギリスの記者が紹介

佐々木)『クーリエ・ジャポン』という海外メディアを紹介する日本のウェブサイトがあって、そこに英紙『デイリー・テレグラフ』の記事が紹介されていました。デイリー・テレグラフの記者が富山県に行くのですが、「富山はどんなところか?」と日本で周りの人に聞くと、「山があって海がある」しか答えないのです。

新行)そうですか。

佐々木)自分の周りでも、海外から来た観光客で富山に行った人は誰もいない。でも富山に行ってみたら、素晴らしくよかったそうです。北アルプスの雄姿が広がり、目の前には魚の旨い富山湾があって、素晴らしい水田が広がっている。昔からの板塀の日本家屋が並んでいて、「これぞ日本の極地」というような場所であり、「みんなここに行った方がいい」という記事を書いているわけです。

新行)なるほど。

佐々木)金沢や軽井沢は有名だけれど、同じ北陸新幹線でも富山にはあまり行きませんよね。日本人でさえ行く人は少ないのではないかと思います。でも、そういう「何もないけれど素晴らしい土地」が日本にはたくさんあるのです。

「住民なりきり旅行」のようなオーバーツーリズムにならない打ち出し方が必要

佐々木)私は最近、旅行に行くとホテルではなく民泊に泊まるのです。民泊だとキッチンがついているではないですか。料理するのが好きなので、地元の道の駅や農協の直売所、漁協などに行って魚や野菜を買い、地元住民になりきった気持ちで料理して食べるのです。

新行)いいですね。

佐々木)町を手ぶらで歩き、「この町にも長い間住んでいるな」と勝手に思い込むような、ロールプレイング的な「住民なりきり旅行」も楽しいです。そういうものはオーバーツーリズムにならない、別の打ち出し方ではないかと思います。

新行)観光名所だけを打ち出すのではなく。

「地元の人も満足できて観光客も満足できる」というところを最終的な目標地点にする

佐々木)観光が目指すべき目標値において、みんな「観光客の満足度」や「観光客の数」を言うではないですか。それだけではなく、ハワイが実施していますが、「地域住民の満足度」も目標値に入れようと動いています。

新行)住んでいる方々の環境なども考えなければいけないですよね。

佐々木)観光客の人も、地元住民から嫌われたくはないでしょう。でも、もはや京都の人は観光客を嫌っていると思います。バスも乗れないですし。それでは観光の目標値になっていない。「地元の人も満足できて、観光客も満足できる」というところを最終的な目標地点にすることが大事ではないでしょうか。

2024年から日帰り客への入域料を導入するベネチア

新行)読売新聞には、ベネチアの例が大きな記事で出ています。宿泊ベッドが人口を超えたそうです。

佐々木)すごいですね。

新行)ベネチアは来年(2024年)春から試験的に、日帰り客を対象に入域料を導入するそうです。

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