吉田照美出演『てるのりのワルノリ』『親父 熱愛』…ラジオ番組の魅力を紹介!

元文化放送アナウンサーで、現在はタレントとしても活動する吉田照美さん。アナウンサー時代からラジオパーソナリティとして、リスナーから圧倒的な支持を集め、現在も複数のレギュラーラジオ番組を担当しています。当記事では、2023年4月からの新番組『てるのりのワルノリ』や『伊東四朗・吉田照美 親父・熱愛』など、吉田さんがメインパーソナリティを務める番組についての魅力をご紹介します。

ラジオの常識を覆し続けてきたラジオマン・吉田照美

吉田照美さんは1974年4月、文化放送にアナウンサーとして入社。『大相撲熱戦十番』(1973年5月~1983年3月)の支度部屋リポートや、『桂竜也の夕焼けワイド』(1972年10月~1982年10月)中継リポーターを経て、1978年4月に深夜番組『セイ!ヤング』(1969年6月~1981年9月)のパーソナリティに就任。スタジオ内での料理や入浴、東大の試験会場で受験生を装っての胴上げなど、リポーター時代からラジオでは誰もやらない型破りな企画を多数展開し、ラジオパーソナリティとしての人気を徐々に獲得していきます。

平日夜のワイド番組『吉田照美のてるてるワイド』(1980年10月~1987年4月)で中高生に絶大な支持を集めると、『吉田照美のやる気MANMAN!』(1987年4月~2007年3月)では平日昼の時間帯を担当。『やる気MANMAN!』では、AMラジオの昼ワイド番組に深夜番組の若者向けの内容を持ち込んで、若年層のリスナーを多く取り入れることに成功し、放送終了までに同時間帯聴取率1位を通算55回獲得しています。その後も『吉田照美 ソコダイジナトコ』(2007年4月~2013年3月)、『吉田照美 飛べ! サルバドール』(2013年4月~2017年3月)など、時間帯を移動しながら30年以上にわたって文化放送の平日帯番組に出演してきました。

1985年4月に文化放送を退社後はフリーアナウンサーとして、テレビにも進出。司会業やタレントとしての活動を数多く行っているほか、趣味として嗜む油絵は個展も度々開催しています。また、自身の公式TwitterとInstagramでは4コマ漫画「ロバロック」を連載するなど、70歳を過ぎた現在も多彩な才能を発揮し続けています。

2023年4月新番組『てるのりのワルノリ』

2023年4月にスタートした、吉田さんとオテンキ・のりさんによるトークバラエティ番組。2021年11月3日に開催した特別番組『もっと一緒に!ラジオde浜祭スペシャル』で2人がタッグ組んだ際に多くの評判があったことから、レギュラー化に繋がりました。

文化放送を代表するパーソナリティ2人が、どこまでが本気でどこまでが悪ふざけなのかわからない、生放送ならではのハプニング性溢れるトークを展開します。

てるのりのワルノリ
放送局:文化放送
放送日時:毎週土曜 17時00分~17時30分
出演者:吉田照美、のり、甲斐彩加
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#てるのり」

出演番組をラジコで聴く

※放送情報は変更となる場合があります。

吉田さんは『てるてるワイド』、のりさんは『レコメン!』と、文化放送を代表する夜ワイドの若者向け番組で人気を集めた2人がタッグを組み、土曜の夕方に進出。土曜17時から17時30分、18時から18時30分の2部構成による生放送です。前半30分は2人のフリートークに、アシスタントを務める文化放送・甲斐彩加アナウンサーの中継リポートを展開。後半30分はリスナーと電話を繋ぎ、直近月の電気代を当てる対決コーナー「お宅の電気代」をお送りしています。

「お宅の電気代」は対決コーナーということもあり、5敗を喫すると罰ゲームが待っています。6月3日放送分でのりさんが5敗を喫したため、最初の罰ゲームが決定。リスナーから寄せられた罰ゲーム案の中から抽選で、『伊東四朗・吉田照美 親父・熱愛』放送前(土曜14時55分)の天気予報をのりさんが1人で担当することになり、6月17日に罰ゲームが執行されました。

文化放送『伊東四朗・吉田照美 親父・熱愛』

1997年4月から放送している文化放送の人気番組。2022年4月には放送25周年、2023年1月には放送1300回に到達しました。世代を問わず幅広い層に人気の俳優・伊東四朗さんと文化放送の顔・吉田さんの異色な2人が、"親父"という立場から一言物申す2時間の生放送。週末のひとときにこだわりのトークが楽しめます。

伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛
放送局:文化放送
放送日時:毎週土曜 15時00分~17時00分
出演者:伊東四朗、吉田照美、水谷加奈
番組ホームページ

Twitterハッシュタグは「#親父熱愛」

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※放送情報は変更となる場合があります。

『親パツ』の通称でも知られるこの番組は、文化放送・水谷加奈アナウンサーも交えながら、世の中の悲喜こもごもを斬っていくやりとりで幅広い層に親しまれており、同時間帯の聴取率1位を獲得し続けています。

「タフマン伊東の堪忍袋」のコーナーでは、リスナーから寄せられた怒りのエピソードを紹介し、怒りの共感度に応じた雷が落とされます。伊東さんが「おじいちゃん」、吉田さんが「教授」に扮してコントを繰り広げるコーナー「オヤジ大学」は聴きどころの一つ。講義を行いたい教授、教授を罵っては時に返り討ちに逢うおじいちゃんの会話劇は、吉田さんの巧みな話術と伊東さんの喜劇役者ならではの立ち回りが楽しめます。

全国のAM局で放送『吉田照美の森羅万SHOW』

地方ラジオ局で放送されているトークバラエティ番組。リスナーからの日頃の疑問や悩み、不満、怒り、さらには時事ネタや芸能、変わった事件やマニアックな情報など幅広い話題をサクッと切り込んでいきます。

吉田照美の森羅万SHOW
放送局:RNC西日本放送 他6局ネット
放送日時:毎週土曜 18時00分~19時00分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:吉田照美、犬塚ヒカリ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#森羅万SHOW 」

※放送情報は変更となる場合があります。

番組唯一の投稿コーナー「正解のない討論会」では、毎週1つのテーマにちなんだエピソードを募集し、リスナーのエピソードを紹介。吉田さんとアシスタント・犬塚ヒカリさんの経験談も交えながら、活発な討論が繰り広げられます。ゲストも不定期で登場し、吉田さんと犬塚さんが聞きたいことや番組公式Twitterに寄せられたリスナーからの質問に答えていく形で進行していきます。

bayfm78『TERUMI de SUNDAY!』

2017年4月にスタート。長くAMラジオ局で活動してきた吉田さんにとって、FMラジオ局初めてのレギュラー番組です。タレント・中村愛さんとともに、社会全般のニュースを紹介するほか、最新の音楽シーンを吉田さんに伝授していきます。

TERUMI de SUNDAY!
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週日曜 9時00分~11時20分
出演者:吉田照美、中村愛
番組ホームページ

Twitterハッシュタグは「#テルサン」

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※放送情報は変更となる場合があります。

「限りなくFM感ゼロ」を合言葉に、時事ニュースやエンタメなどのトピックスを紹介するコーナーが充実しているのが特徴です。10時台後半のプレゼンコーナー「レッツプレゼン!テルサン・知ったかワールド!」では、知っておくといざという時に「知ったか」ができる話題を紹介。お笑いトリオ・パップコーンの須田拓也さん、フリーアナウンサーでボディビルダーの顔を持つ"マッスル渡辺"こと渡辺一宏さんらがプレゼンターとして登場し、役立つ情報を発信します。

過去の放送はradikoで振り返ろう

吉田照美さん出演のラジオ番組を「リアルタイムで聴くのが難しくてなかなか聴けない…」という人もいるでしょう。そういう場合は、radikoの「タイムフリー」がおすすめです。

「タイムフリー」は、過去1週間以内に放送された番組を聴ける無料の機能です。番組を再生し始めてから24時間以内であれば、合計3時間まで聴くことができ、番組の一時停止・巻き戻し・早送りも可能です。「聴き逃してしまった放送を聴きたい」、または「面白かったからもう1度聴きたい」という場合にぜひご活用ください!

聴き逃したラジオ番組を聴ける「タイムフリー」【radiko使い方ガイド】

また、関東以外の地域の方で「電波が届かないから聴けない…」と思っている場合は、全国のラジオ番組が聴けるradikoプレミアム会員限定サービス「エリアフリー」がおすすめです。

「エリアフリー」は、通常のradiko(無料・放送エリア内聴取)とは異なり、日本全国のラジオ局の番組を聴けるサービス(有料・放送エリア外聴取)です。

全国のラジオ番組が聴けるradikoプレミアム会員限定サービス「エリアフリー」【radiko使い方ガイド】

radikoプレミアムのメリットとは? 有料・無料会員の違いを解説!

この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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子ども子育て支援金制度、アメリカ大統領選挙、日本経済の今後は? ニッポン最強の論客たちが徹底討論「飯田浩司のOK! Cozy up! 激論!横浜ベイサミット! in 神奈川県民ホール」

ニッポンと世界の今が分かる朝のニュース番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』の討論イベント第2弾『ニッポン放送開局70周年記念 飯田浩司のOK!Cozy up! 激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール』が28日、神奈川県民ホールで開催された。青山繁晴、飯田泰之、片岡剛士、小泉悠、須田慎一郎、中川コージ、馬渕磨理子、峯村健司、宮崎哲弥ら最強の論客陣とともに、政治経済から外交、安全保障まで幅広いテーマで徹底討論。激動の国際情勢の中で、日本はどこへ向かうべきなのか、激論を繰り広げた。

飯田浩司のOK!Cozy up!激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール

ニッポン放送開局70周年記念「飯田浩司のOK! Cozy up! 激論!横浜ベイサミット! in 神奈川県民ホール」4月28日(日)神奈川県民ホール

『飯田浩司のOK! Cozy up!』の番組イベント「激論!横浜ベイサミット! in 神奈川県民ホール」がきょう28日(日)、神奈川県民ホールで開催された。

飯田浩司のOK!Cozy up!激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール

セッション1は自民党参議院議員の青山繁晴、ジャーナリストの須田慎一郎、評論家の宮崎哲弥が登壇。「東シナ海周辺の外交防衛問題」、「衆議院補欠選挙の結果が与える影響」、そして「自民党という政党が今後どうあるべきか」などをテーマに激論を繰り広げた。中でも、会場が盛り上がったのは、政府が少子化対策として進めている「子ども子育て支援金」制度に関する話題。青山繁晴が、この制度の問題点を指摘すると、会場からは大きな拍手が上がり、昨今、支持率が下がっている自民党・岸田政権について、実際に不満を持っている方が多くいるというのが、感じられる一幕となった。

飯田浩司のOK!Cozy up!激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール
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続く、セッション2では明治大学教授の飯田泰之、PwCコンサルティング合同会社チーフエコノミストの片岡剛士、東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉悠、IIMインド管理大学公共政策センターフェローの中川コージ、経済アナリストの馬渕磨理子、キヤノングローバル戦略研究所主任研究員の峯村健司が登壇。経済・安全保障・外交防衛の論客が並ぶ中、多くのテーマが取り上げられた。

飯田浩司のOK!Cozy up!激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール
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まずは、今秋に予定されている「アメリカ大統領選挙」をめぐる動きから。バイデン大統領再選か、トランプ大統領返り咲きか…外交防衛、経済面など、多角的に議論が交わされた。ポイントになったのはアメリカと中国をめぐる関係値で、それに絡んでくる、ロシアやインドといった、環太平洋の外側にある国々がどうとらえているか、という点。今回のイベントでは、ロシアに詳しい小泉悠、中国・インドに詳しい中川コージ、中国・台湾に詳しい峯村健司などがそろったことで、「1つのテーマに対して、日本の周辺にある国がどのように考えているのか」ということが立体的に理解できる討論になった。

飯田浩司のOK!Cozy up!激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール
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このほか、日本の経済についても特に深い議論が繰り広げられた。経済学者・飯田泰之、元日銀の政策委員会審議委員の片岡剛士、経済アナリストの馬渕磨理子が、お互いの得意分野で解説をすることで、普段の放送ではたどり着けない部分まで、議論が進んだ。「二酸化炭素排出量の問題」「電力供給の安定供給」「雇用問題」などが密接に関係してくる部分などは特に聞きごたえのある内容となった。

また、「円安は悪なのか」という話については、経済の専門家ならではの解説が続き、1ドル158円台に突入した今の日本経済について、今後がどうなっていくのかという話では、時折会場からも大きな拍手が上がっていた。

飯田浩司のOK!Cozy up!激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール
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そのほか、外交防衛・安全保障の問題、日本の政局の問題などにも議論は波及していき、気づけば、予定時間から大幅に伸びて3時間半、最後は大きな拍手で終演を迎えた。

飯田浩司のOK!Cozy up!激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール
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