バラエティ豊かなナイターオフのラジオ番組【西日本編】

音楽や天気の番組まで! バラエティ豊かなナイターオフのラジオ番組【前編】」の後編をお届けします!

ABCラジオ『伊藤史隆の…ラジオノオト』

その日の話題や、あるテーマについて、リスナーからのメッセージや音楽を交えながらたっぷりとトーク。パーソナリティの伊藤史隆アナウンサーは、ABCのスポーツ中継でおなじみのベテランです。プロ野球はオフシーズンですが、阪神の最新情報も細かく伝えています。火曜日には、吉田義男さんがある年のある日の阪神について振り返る「吉田義男のあの日の阪神タイガース」のコーナーも。

■放送日時:火曜〜金曜18時〜21時

MBSラジオ『次は〜新福島!』

月か太陽で例えるなら、月(しかも、たまに雲に隠れるような)のように、後ろ向きなフリートークが人気の福島暢啓アナウンサーが、MBSのナイターオフに登板。『福島暢啓のどうぞお構いなく』(毎週金曜日 25時〜26時)では、まだ30歳の福島アナによる昭和初期の歌謡曲の紹介やマニアックな話が好評で、ラジオファンに愛されるアナウンサーとして、人気を博しています。

『次は〜新福島!』では、しっかりと時間をかけてゲストの話を引き出す、曜日ごとコーナーも聴きどころの一つ。火曜日はピザの窯やボウリングのレーンなど、個人では絶対に買わないような商品を紹介する「妄想ラジオショッピング!」、水曜日は板東英二さんや桑原征平さんなど、ラジオ界のレジェンドをお招きする「ラジオ博愛主義!パイセンがやってきた!」、木曜日は、毎日文化センターの人気講師の方々に話を伺う「ラジオ文化センター!」をお届け。さらに、その日の放送を振り返ってリスナーが「優」「良」「可」で判定してもらう「今夜のモニターさん」のコーナーなど、”ラジオ通”向けのコーナーが多数あります。

■放送日時:火曜日〜木曜日 20時〜22時

MBSラジオ『こちら茶屋町お天気部!』

お天気の話に特化した生放送番組です。MBSにある「気象情報部」通称「お天気部」に所属する気象予報士とその部員、スタッフが制作、出演します。

注目は、若手気象予報士・広瀬駿さんの解説。「風はなぜ吹くの?」「木枯らし一号はなぜ発表されるようになったの?」など、基礎的な質問にも非常に分かりやすく解説します。NHKのテレビ番組「おはよう日本」の気象情報で、ダジャレを言うことでおなじみのベテラン予報士・南利幸さんのアシストもあるので、どんな質問が寄せられても優しく解説します。なかには、勉強のため毎回録音をしているという人もいるそうです。

■放送日時:毎週金曜日 20時〜21時

RNB南海放送『まっすんのこれかラジオ』

コンセプトは「"これからのラジオ" を産み出す、挑戦する番組」。番組の柱となるのは、愛媛の "挑戦者" を応援するインタビュー、商品を紹介しつつリスナーからさまざな意見や質問に答える「チャレンジショッピング」、世界の出来事を "愛媛の普通の人の目線" で読み解くトークです。

もともと、30分番組として5年半に渡って放送されましたが、今年の10月からは2時間半の番組としてパワーアップ! パーソナリティーで劇団P.Sみそ汁定食の主宰も務める桝形浩人さんは、ビジネスからカルチャーまで博識な男性。経営コンサルタント兼コメンテーター・山本裕治さんの解説と合わせて情報量が非常に多いので、radiko.jpのタイムフリーも使いつつ、じっくり聴きたい番組です。

■放送日時:毎週火曜日 19時〜21時30分

RKBラジオ『中谷仁志・下田文代の夜なおし堂』

RKBラジオで喋り続けて30年。劇団ショーマンシップ座長・中谷仁志さんと、報道記者歴20年の下田文代さんがタッグを組みました! その日の出来事をインタビューなどを交えて掘り下げる「きょうのフカボリ」、下田さんの辛口コラム「ちょっと言わせて」、リスナーのプライベートな出来事を紹介する「プライベートニュース」など、その日の話題が盛りだくさん。中谷さんの明るいトークと下田さんのピリッと真面目なコメントで、メリハリの効いた生放送となっています。

なかでもユニークなのは、その日に放送されたRKBラジオの自社制作番組から、傑作シーンを紹介する「RKB今日イチ!反省会」。まさにradiko.jpタイムシフトの生放送版です。

■放送日時:火曜日〜金曜日 20時〜21時47分

KBCラジオ『KBC長浜横丁』

仕事でお疲れ気味の時間帯にピッタリな、ゆる〜いトーク番組。

月曜日は年間を通じて放送されている「居酒屋清子」(2017年「第54回ギャラクシー賞」ラジオ部門優秀賞 受賞)、火曜日はルーシーさん扮する“ママ”とコガ☆アキさん扮する“チーママ”、波田陽区さん扮する“常連客”の雑談が楽しい「ナイトクラブとしま」、水曜日はニコニコしながらも、時々ズバズバ話す岩部見梨さんと、福岡発のお笑いコンビ・ブルーリバーの「タコ焼き 岩部」、木曜日は元高校球児でマニアックな話も大好きな長岡大雅アナウンサーと、ものまねが大好きな“常連客”の倉富順子さんの「缶詰酒場 長岡」、金曜日はサッカーや歴史など、好きなことにどハマりするオタク気質な沖繁義アナウンサーと、”アルバイト”の涼本理央那さん(アイドルグループLINQ研究生)による「OTAカフェ おっきー」をお届け。

ゲストがふらりと登場したり、缶詰を食べながら進行したりと、自由で流動的な放送です。「缶詰酒場 長岡」では、気になる缶詰を放送中に開けて食べますが、開けた途端に入っていた汁が服に飛び散って大騒ぎしたことも。リスナーの中にはそれぞれの出演者のファンも多く、ほどよいタイミングでツッコミのメッセージが紹介されます。

■放送日時:月曜日〜金曜日 19時〜21時55分

RKKラジオ『裸ラの発信! 情熱先生』

毎週、高校の先生をゲストに迎えて送る珍しい番組です。

学校の特徴や進路の状況などを、パーソナリティー・裸ラさんとのやりとりを通じてお伝えしています。生放送なので放送中に「2組のTです。先生、ラジオを聴いてます。頑張って〜!」という生徒からのメッセージや、その学校の卒業生からは学生時代のエピソードが寄せられることもあり、微笑ましい雰囲気が漂っています。カチカチに緊張していた先生が、生徒からのメッセージを聞いて喜んで饒舌になることも。

■放送日時:毎週金曜日 20時50分〜21時20分

宮崎放送『お父様の夕焼け倶楽部』

気になる話題について、川野武文さん&外種子田結アナウンサーの、親子ほどの年齢の離れたコンビが話します。

他の番組ではあまり取り上げないようなトピックや、世代間によるギャップにも注目。世にあまねく名言・格言を独自の視点で解釈する「お父様のための名言集」や、月に一度、川野さんが名曲の歌詞を解説する企画もあります。10月の放送ではDREAMS COME TRUEの「忘れないで」をじっくり解説しました。二人の会話に「なるほど!」と思うような話がたくさん詰まった番組です。

■放送日時:毎週木曜日 18時30分〜19時

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この記事を書いた人


やきそばかおる

子どもの頃からのラジオっ子。
「ケトル」「BRUTUS」等ラジオ特集を担当。
ライター・構成作家・動物園愛好家。好きな食べ物は、焼きそば。
ツイッター @yakisoba_kaoru

【西武】西口文也監督インタビュー 投手陣に求める理想像とは?

5月9日放送のライオンズナイターでは、埼玉県営大宮公園野球場の西武―ロッテ5回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの西口文也監督にインタビューした模様を放送した。與座海人投手への今シーズンの印象、モンテル選手への想いについて訊いた。

――今日の先発は與座海人投手です。前回の今シーズン初登板だった楽天戦(5月1日、4回戦)は、6回、被安打1、3奪三振、無失点の投球内容でしたが評価はいかがでしょうか?
西口「投球内容もよく、投球リズムを変えたりするなかでしっかり抑えて試合を作ってくれたので、非常によかったと思います」

――2軍で投げていて、1軍でなかなか投げられていなかった昨シーズンも含めて、與座投手のマウンド上での姿をご覧になっていかがだったでしょうか?
西口「今年は投球テンポを変えたり色々やってくれていて、本来なら開幕ローテーションに入るところで体調不良があって登板する時期が遅くなってしまいましたが、今年は期待に答えてくれていると思います」

――牧野翔矢捕手のリードはどのように評価されていますか?
西口「ファームでもよく(與座投手と)組んでいますし、(與座投手のことを)分かっていると思うので、そういう意味を込めつつ牧野にも出番がないというところで組ましてみたら、本当にいいリードで引っ張ってくれたなというのはあります」

――與座投手の1番いい球は何だと思いますか?
西口「真っ直ぐ高めでしっかりファウルや空振りを取れたり、ポップフライを打たせたりといったところだと思います。そこの制球力がしっかりしていれば、安心して見ていられると思います」

――源田壮亮選手が今日から1軍に昇格しました。イースタン・リーグで3試合に出場し、毎試合1本ずつヒットを放ち、二塁打、三塁打のベースランニングもスムーズでした。一昨日はショートで9イニングプレーをしています。つまり状態は万全ということでしょうか?
西口「そうですね。万全な状態じゃないと1軍に上げても使いづらいというところもあるので、状態面はもう大丈夫ということで」

――今日は雨が降るなかでの試合になるかもしれません。どういった試合運びを心掛けますか?
西口「相手よりも1点でも多く取ったまま試合を運んでいければと思います」

――火曜日のソフトバンク戦(5月6日、8回戦)で、先発の上田大河投手に対してアドバイスを身振り手振りで行っていました。「投手にはこう振る舞ってほしい」という理想のイメージを教えてください。
西口「初回に4失点をして、ベンチに戻ってくる姿がうつむいて落ち込んでいるような表情だったので、『そういう表情をせずに堂々と帰ってこい』と。あとはマウンド上での立ち振る舞いのことを上田に伝えました」

――西口監督ほどの投手でも、現役時代に序盤で降板したことはあったかと思いますが、淡々とした表情をしていましたね。
西口「打たれたら自分が悪いですし、後ろで守ってくれている野手がいるので、マウンド上で落ち込む姿を見せてはいけない。マウント上では『自分がエースだ』という気持ちで立ってほしい想いもあります」

――育成枠3年目のモンテルが一昨日に支配下契約を勝ち取りました。このタイミングで外野手をひとり増やした理由を教えていただけますか?
西口「期待を込めてというのもありますし、代走も踏まえてですね」

――モンテル選手をスタメンで起用してみていかがだったでしょうか?
西口「少しボール球に手を出してしまうことが多く結果は出ませんでしたが、ベンチでもしっかり声を出して明るくやっていたのでよかったと思います」

――昨年の監督就任会見でお話を伺った時に、育成枠から支配下に登録される1番手としてモンテル選手を挙げていましたが、まさに実現なされましたね。
西口「挙げていましたか? 忘れていました(笑)」

――「ボール球さえ振らなければ」とも仰っていました。
西口「しっかりボール球を振っていましたね(笑)」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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