火曜『シン・ラジオ』エピソード一杯のリクエスト楽曲放送回

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火曜日の『シン・ラジオ』は文系CLUBラジオ、2月28日(火)ありそうでなかった、シン・ラジオ火曜日で初のリクエスト特集!
パートナーに平成ノブシコブシ徳井健太さんを迎えての放送です。そして本日は火曜放送で初となるリクエスト特集。「あの人に届け!リクエスト」と題し、大切なあの人に届けたい曲を、メッセージとともにお届けしました!

舞台稽古の真っ最中の鈴木さん

鈴木おさむ(以下、鈴木) 今ですね、今田耕司さんと「正偽の芸能プロダクション」という舞台の稽古中でして。3月15日から始まるんですけれども、今田さんとやるときは深夜の稽古なんです。
徳井健太(以下、徳井) ああ、昼間はお忙しいので……
鈴木 りんたろー。(EXIT)とかも出るんですけど、みんなTVの収録とか終えてくるんですよ。
徳井 じゃあ、クタクタの状態で来るということですね?
鈴木 そうなんです。昨日も夜9時から始まって終わったのが1時で、家に帰たのが2時とか。稽古やってそれでラジオとか、やっぱめちゃ疲れるね~。今日もこの後やるんですよ、それでまた明日朝8時から文化放送なんで……。やっぱ若手の仕事っぷりだよねこれ(笑)
徳井 20代ですね、いっても30代前半ですねそれできるのは。
鈴木 今日、日差しがすごいじゃない? まぶしいもん。
徳井 寝不足で目が刺激に耐えられない(笑)?

疲れた時には熱いストーリーを!

鈴木 今日は初めてのリクエストで、「あの人に届け」ということで、テーマはなんでもいいですよ、熱いストーリーを聞きたいです。疲れてるから気持ち熱くなりたいんですよね。
徳井 涙活(るいかつ)だ! 涙流すとストレス発散できますからね。
鈴木 俺、『ライフ・イズ・ビューティフル』見た時、めっちゃ元気になったもん。
徳井 それも泣いてスッキリということですね。
鈴木 あと熱いストーリーといえば、この前『情熱大陸』を見まして。元SMAPでオートレーサーの森(且行)君が出てたんですけど彼、2011年に大事故起こしちゃったんですよね。
徳井 すごかったですねあれは。
鈴木 落車というか、ぶつかってしまって。森君は僕の1コ下で49歳、すごい大事故で生きてるのが奇跡だったんだけど、リハビリして50歳の誕生日までに復帰したいというのを追っていて、まだ復帰できてないんですけどそこに向かって「諦めたくない」んだって。
徳井 現役でいることを?
鈴木 いや、2020年に優勝したじゃない? ケガしたままこのまま引退するのが嫌で、もう1回1着になって終わりたいと。
徳井 有終の美ですね、逃げて辞めたくないと。
鈴木 それで知らなかったんだけど、オートレースのバイクってハンドル調整はバーナーで曲げるんだね? でブーンと走って「もうちょっとかな」ってまたバーナー。
徳井 そうなんだ。昔、やんちゃな友達がチャリンコのハンドルをバーナーで曲げてたんだけど、正しかったんだな!?
鈴木 それと同じかも(笑)。で、結局まだレースに出れていないんだけど、ちゃんと終わらせたいんだなと思って。自分がアイドルを途中で抜けたわけじゃん!? 途中で抜けたからこそ多分オートレースの方はちゃんと終わらせたいんだろうね。
徳井 ああ~
鈴木 これは推論だけど、SMAP の終わり方が色々あって、最後コンサートもやらなかったんだよね。ファンも思うところがたくさんあったんだろうけど、森君もどこかそういうところを背負っている感じがある。
徳井 うんうん。
鈴木 だからヘルメットに星のマークが貼ってあるの。それで「これが中居君、これが木村君……」って言うのよ。
徳井 この話、SMAPファンはたまりませんな。
鈴木 しかも森君と中居君はなかなかいい関係で、森君がSMAPを辞めるとき、一人で会見するところ中居リーダーは「受けきれないんじゃないか」と巨人のユニフォームを着てやってきて、明るい会見にしたんです。
徳井 だってまだそのころ中居さん25とかそんな感じですよね?
鈴木 23ですよ。
徳井 23でそれできるんですか!
鈴木 だから中居君がジャニーズ退社するとき、森君から俺行こうかというメールもあったみたい。
徳井 恩返しというか、逆パターンで。
鈴木 そんな話も知ってる中で『情熱大陸』を見てたら、病気になった中居君に森君が「大丈夫?」というメールのやりとりをしているところ、「森はそろそろか?」って森君が復活するのを分かっているかのような会話があって。だから(森君としては)星マークを背負って走っているんだって。
徳井 すごい絆ですね!
鈴木 そんなストーリー、みんな好きなんじゃない?

鈴木さんならではのとっておきストーリーが出たところで、この後はリスナーからのストーリーとリクエストが続々紹介されます。家族のこと、受験のこと、友達のこと……とくに本日最終日の津田沼パルコにまつわる話も出てきました。

鈴木 さてさて、火曜日シン・ラジオで初めてのリクエスト特集です。最初は小比類巻かほる『City Hunter〜愛よ消えないで〜』から。
徳井 懐かしい!
鈴木 俺らは『シティーハンター』がやってた時もう大人になってたかと思うんだけど、『GET WILD』とか、世代によって聞いてた曲は違うんでしょ?
徳井 『GET WILD』のときのオープニングが小比類巻かほるさんだったような……記憶ではTMネットワークとセットになってます。
鈴木 あ、そう? 岡村靖幸とかもあったよね。年代によって違うかも。やっぱり『シティーハンター』見てた?
徳井 漫画は全巻持ってましたよ。やっぱかっこいいいじゃないですか。ちょっとエッチな振りして実はニヒルで優しい男って。
鈴木 それとモッコリね(笑)。鈴木亮平ですよ、今度の実写版ドラマは。
徳井 俺が女性だったら、ルパンか冴羽獠がいいな~。
鈴木 でも声優の神谷明さん、キン肉マンと冴羽獠はいいんだけど、ケンシロウは辞退してほしかったな(笑)
徳井 確かにジャンプのヒーロー全部やりすぎてますね!

スタジオから見える景色、これまで5時になれば真っ暗でしたが少し明るくなってきました。明日から2月。太陽の日差しをありがたく思い、季節の移り変わりを感じながら番組は後半へと進みます

津田沼パルコの話題は続く

鈴木 リスナーさんから「今日は津田沼パルコの最終日です」と来てます。
徳井 あーー! ニュースで見た。結構なくなっちゃいますよね、青春を過ごしたところ。
鈴木 (2人が出演している)『ドキュメント72』でデパートの最後あったよね。あれも切なかったよね。
徳井 渋谷の東急もそうですよね。老朽化とかもあるんでしょうけど。
鈴木 寂しいですけど、津田沼パルコは何になるんだろうね?
徳井 かなり大きいですし、街の象徴と言っても過言ではない……
鈴木 というわけで(笑)、津田沼パルコへの感謝を込めて、いきものがかり『ありがとう』をリクエストにいただきました。いきものがかりが一番びっくりするだろうな。
 

鈴木 リクエスト来ています、『よければ一緒に』というKANさんの曲知ってます?
徳井 知らないです。
鈴木 「鈴木さんもお疲れのようなので、普段リクエストしても長くてかからないものを。聴いてる間に休んでください」だって(笑)
徳井 優しすぎるなあ。
鈴木 この歌本当にいいんですよ、竹山君に教わったんだったかな? それでふと思い出したんだけど、若いころにとある局で仲の良かったバイトの子(23歳くらい)が50歳の局の人と不倫関係にあったんですよ。僕が22歳くらいで僕らからしたらすごいオッサンじゃない?
徳井 お父さんですからね。
鈴木 確かにいい人だったんだけど、「何がいいの?」って聞いたら、「そのオヤジの渋さの味」がいいんだって。
徳井 いや~シャカリキな23歳ですね!
鈴木 それでふと思ったんだけど、今俺その年齢になってんだよね。あの「味がいい」と言われる側になったんだなと(笑)。それでその子もみんなに喋ってるから、周囲に知られてるんだよね、不倫してるの。
徳井 すごいストロングスタイルっすね。50代の人も気が気じゃないですね。
鈴木 いや、その人も意外と図太いんです。ああやって生きなきゃだめだよね(笑)。

津田沼とサギの話

鈴木 津田沼パルコの思い出がだくさん届いています。「高校生の時にプリクラ取りに行った」「35年前にビートたけし展が開催」などなど。
徳井 そんなに歴史があるんですね。
鈴木 俺、実は津田沼に強烈な思い出があって。高校3年のとき、お姉ちゃんが南砂町に住んでいて、お姉ちゃんの家に泊まって津田沼の塾に通っていたんですよ。
徳井 そうなんですか。
鈴木 それで丸井かなんかの通路のところで、男の人に「映画のチケットあるよ」って声かけられたの。映画が10回分で安くなるって話で、確か3000円くらい。
徳井 おお、安いですね。
鈴木 それで「2つください」って話になって。で、よく見たらその映画が見れるのがめっちゃ遠い映画館で。
徳井 あ、サギじゃないんだ?
鈴木 ただ映画に関するそうしたサギに近いものがあったんだよね。ものすごい遠いところの映画館1件だけ見れるみたいなもので。
徳井 (爆笑)それ、交通費とか考えたら絶対マイナス。
鈴木 それでも詐欺と考えたくなかったんだけど、お姉ちゃんに聞いたら「有名なサギだよ」と。つまり、俺みたいな田舎者がまんまとかかったっていう話。それが人生初めて町でキャッチされたもので、それ以降ものすごいガードが固くなった。
徳井 僕も「絵を見ませんか」っていうやつで。入ったら100~200万するものが飾っていて、もちろん払えるわけないじゃないですか。それで出口行ったら出れなくて、「消費者金融紹介する」とか言われて。
鈴木 ええっ、それでどうなったの?
徳井 1~2時間ほど問答があって、最後は馬鹿な振りして帰りました。「わっかんないな~」みたいな。
鈴木 それすごいわ(笑)。それも有名なサギですよね。僕の場合はそういうものを気付かせてくれたのが津田沼でした。
徳井 若いころに「プチ痛い」経験するのは大事かも。失恋と一緒ですね。

そんな鈴木さんの苦い思い出のリクエストをはじめ、この後も続々とTwitterなどからリクエストが届きました。
とくに今の季節ならではの受験に対する家族の話や、シン・ラジオが始まって約1年が経ち、放送開始時の振り返りなど、今だから話せる内容も盛りだくさん!
続きはぜひ、radikoでお楽しみください!

シン・ラジオ-ヒューマニスタは、かく語りき-
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週火曜 16時00分~19時00分
出演者:徳井健太
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人間特化型・情豊ワイド番組、2022年4月、bayfmから発進!
強い、濃い、熱い、厚い!言葉の浸透力を持った“ラウド・スピーカー”達が曜日ごとに登場、
5曜日5者5様、「ヒューマニスタ」として、それぞれの部屋に「言葉の力」で大胆にあなたを吸引。
刺さる、笑える、響く、泣ける・・・とにかく「人間」ってこんなにも素敵で、素晴らしい存在なんだ!
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全ての方々に、「ラジオって、こういうことなら・・・いよいよ本気で好きになっちゃうな」と感じさせる、
そんな新しいラジオです!

出演番組をラジコで聴く

※該当回の聴取期間は終了しました。

鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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