津田アナウンサー、『時間です!林編集長』新パーソナリティとして始動!「私の世代だからこそ感じることを伝えられるようにしたい」

4月からラジオ関西「時間です!林編集長」のパーソナリティとして、初めて約3時間のニュースワイドに挑む、津田明日香アナウンサー ©ラジオ関西

 毎週月曜から木曜の15:00からラジオ関西で放送中、1日のニュースのまとめをお送りする「とれたてニュースワイド」番組、『時間です!林編集長』。これまでの林真一郎アナウンサーと池田奈月アナウンサーに加えて、新たに月曜と火曜のパーソナリティとして、入社2年目の津田明日香アナウンサーが抜擢された(池田アナウンサーは水曜と木曜を担当)。津田アナウンサーは、早速、4月1日から登場し、林アナウンサーとの新コンビをスタートさせている。

『歌声は風にのって』や『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』を担当し、さらに、お昼のワイド番組のなかでもニュースを読むなど、1年目から多彩な経験を積んでいる津田アナウンサーだが、約3時間のニュースワイドは、もちろん、これが初めてのこと。「今までとは、全然違います。(ニュースは)これまでも読んではいたんですが、3時間のワイド(番組)のなかでは(ニュースが)どんどん来るもので、ヘッドラインがあって、注目ニュースがあってと、3時台、4時台、5時台と(次々と伝えるものが)来るなかで、初日はずっとあたふたしていました」と、初陣の感想を述べた津田アナウンサー。「全然話題にも入っていけないし、もっと(ニュースを)かみ砕いて、文の意味がちゃんと伝わるようにしていきたい」と課題を実感していたようだ。さらに、「先ほども古田(彰満)アナウンサーに言われたのですが、「ニュースは『読む』のではなく、『伝える』もの」だと。『伝える』ということを、1コ1コの短いニュースでも、意識していきたい」と、先輩からの言葉をかみしめる。

 この4月第1週は池田アナウンサーが体調不良により番組をお休みしたため、水曜、木曜と急遽代行を務め、4日間にわたって番組を担っていた、津田アナウンサー。「3日目になると、ちょっとずつ林さんのおしゃべりのなかに入っていけたりだとかできるようになったかなと。初日は(自分の意見としての)コメントが浮かんでも、そのコメントに自信がなかったというか、『もっといいことを言わないと……』という思いもあったのですが、『そうじゃなくて、自分で素直に(言葉を)出してもいいんだよ』とアドバイスもいただいたので、今はちょっとずつタイミングを計って、声を出すようにということを意識しています」と、決して気負わず、前を向く。

「たぶん、半年やっても、1年やっても、私は池田さんのようにはできないだろうなというのもありますし、感じることも(年齢やキャリアも違うので)違うと思いますが、だからこそ、今は『引き出し』をいっぱい作って、知識をいっぱい付けていきたい」という津田アナウンサー。ニュースの伝え手のひとりとして、責任をもって、約3時間の生放送に挑む。「ラジオで、若い人なら、特に報道番組を聞いている人が決して多くないなか、私が、若い世代が感じていることをちゃんと汲み取って伝えることによって、聞いている層の人に『若い世代はどう思っているんだろう?』というのをちょっとでも知ってもらえるようにしていきたい。それが若い人に伝播していくというか、ラジオを聴く何かのきっかけになっていけばいいなと思います」。

鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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