姿勢のプロが教える“疲れない”正しい姿勢術
デスクワーク中やスマホを見ている時、気づかないうちに首が前に出て背中が丸まってしまうなど、体の不調にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
6/24 10:00~放送のコーナー「オトナレッジ」では、一般社団法人 日本姿勢教育協会 副会長の高木光洋さんが登場。
正しい座り方のコツや、座ったままできるストレッチなど「正しい姿勢」についてお話を伺いました。
スマホ首を防ぐ鍵は「目線を上げる」
柴田:「最近スマホ首に悩む人が多いですが、気をつけるポイントはありますか?」
高木:「スマホを見る時、どうしても頭が下を向いて首から背中にかけて丸まってしまいます。これが長く続くことで、首や肩の筋肉が凝り固まってしまうんです」
予防としては、スマホを持つ手を高くして「目線を上げる」ことが大切とのこと。
高木:「ただ腕を上げたままだとスマホが重たくて疲れてしまうので、反対の手で肘を支えたり、電車の中ならカバンの上に腕を置いたりして目線を上げるのがおすすめです」
正しい座り方は「座骨」を意識する
柴田:「デスクワークなどで正しく座るコツはありますか?」
高木:「椅子に座ったら、お尻の下に手を入れてみてください。前後に動かすと、手にゴリゴリと当たる骨があるかと思います」
この骨が「座骨(ざこつ)」。この座骨が当たるように骨盤を立たせて座るのが、最もまっすぐな姿勢を保ちやすいそうです。
高木:「座骨を触りながら少し背筋を伸ばし、1回息を吐いてください。息を吐いた時に背筋を伸ばしたまま手をすっと抜くと、背中が自然と伸びて疲れづらい状態で座れます」
姿勢をリセットするストレッチ「せぼねっち」
柴田:「仕事の合間にできる簡単なストレッチはありますか?」
高木:「協会で推奨している『せぼねっち(背骨すっきりストレッチ)』がおすすめです」
やり方はとてもシンプルです。
前後の動き: 腕を前に出して背中を丸め、次に手のひらを上にして肘を後ろに引き、肩甲骨を寄せて胸を反らす。
左右の動き: 頭の後ろで手を組み、体を横に倒す(側屈)。
ねじりの動き: 頭の後ろで手を組んだまま、体を左右にひねる。
高木:「この3方向の動きをやっていただくと、背骨が自由に動けるようになり、自分で勝手に一番良い位置を保てるようになってきます」
人間は直立二足歩行のため、座っている状態はどうしても疲れやすい構造になっています。デスクワーク中は、1時間に1回ほど立ち上がってこの動きで定期的にリセットし、疲れる前に体を守ってあげることが重要だそうです。
腹筋運動より「ドローイン」が効果的
柴田:「綺麗な姿勢を維持するには、腹筋も大切ですか?」
高木:「外側のシックスパックに割れる筋肉よりも、姿勢を保つには内側の『インナーマッスル』が重要です」
一般的な起き上がる腹筋運動ではなく、呼吸法を取り入れたアプローチがおすすめだと言います。
高木:「息を深く吸い込む前のような形でおへそに腹筋をしまい込む『ドローイン』というお腹の使い方をしてあげると、自然と体が前に潰れづらくなります」
さらに、反り腰を防ぐには背もたれにクッションを置いたり、お尻を椅子の角にしっかりはめ込んでから体を起こしたりして、骨盤をサポートしてあげるのも効果的だと語りました。
柴田:「ちょっとした意識で、体への負担が大きく変わりそうですね!」
最後に、高木さんはこんなメッセージを送りました。
高木:「今の皆さんの体は、今までの生活習慣で出来上がっています。今日ラジオをお聴きになって、正しい座り方やストレッチなど、全てじゃなくてもいいので1つずつ始めてもらえると、この先の未来の体が変わっていきますよ」
柴田:「今日から早速、正しい姿勢を意識してみます!」
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ACTUS For Relax
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