元LILI LIMITのメンバーが中心となって結成、MO MOMA志水美日さんが登場
FM FUJIの番組『Bumpy』の木曜16時台は毎週アーティストをゲストに迎えていますが、6月23日のオンエアでは4人組バンドMO MOMAのキーボード・ボーカルの志水美日さんが登場。新曲『Roll』のことなどたっぷりお話を伺いました。
MO MOMAは、元LILI LIMITの土器大洋さん、志水美日さん、黒瀬莉世さんと元expctrの高橋尚吾さんによる4人組バンド。2019年から東京を中心に活動されています。
「おすすめしたいもの」は?
まずは、オンエア当日の『Bumpy』のメッセージテーマが「Bumpyコンシェルジュ~○○な人におすすめします!~」ということで、志水さんがおすすめしたいものについて伺いました。
志水:結構ゲームが好きで、最近Vtuberにめちゃくちゃハマっておりまして。何人もいるんですけど、一番好きなのは樟葉さんっていうVtuberさんが好きで。お笑いとかゲームが好きな人には是非是非おすすめしたいなと思っております。
麻耶:やっぱりゲーム実況とか、話術が大事だったりする?
志水:そうですね。表情とかそんなに出たりする感じじゃないので、本当にお話だけでも笑えるというか。トークが面白くて、ラジオみたいな感覚で聞いちゃうぐらい、すごく好きです。
麻耶:なんか実況って、ゲーム実況もそうだと思うんですけど、その人のワードセンスすごい出ますもんね。
志水:あ、そうなんです。なんか語彙力がすごいなあと、感心して見てたりして。
麻耶:私もお笑いで例えがすごい好きだったりとか・・・お笑いだとどういう感じが好きなんですか?
志水:お笑いだと毒舌な芸人さんが好きで、なんか辛辣な表現とか、くすっときてしまうタイプで。悪口とか結構楽しんでしまうタイプですね。 芸人さんが言うと面白いなあと思っちゃうことがありますね。
麻耶:志水さん自身、結構毒舌だったりするんですか?
志水:内心思ってたりはするんですけど、あんまり人に言ったりはしないですね。若いときはちょっと言ってたんですけど、最近はさすがに落ち着きが出てきたので、言わないです(笑)
麻耶:でも今のここまでの話の感じとかも、すごいさらっとしてて、なんか気持ち良いです。
志水:本当ですか?まあオブラートに包んだりとかはしないほうかもしれないですね。
麻耶:どうですか?MO MOMAのメンバー同士でおすすめしあったりとかしますか?
志水:そうですね、映画とか芸人さんとかは結構みんな「これ良かったよ」とか「面白かったよ」とかはよく話しますね。もう1人の女性メンバーで黒瀬(莉世)っていうのがいるんですけど、『ランボー』が好きで、めちゃ『ランボー』について語ってきたことがありますね。屈強の男が好きらしくて。「体が、とかじゃなくて、精神が……」みたいな、すごく熱く語ってきて。まだ観れてないんですけど、すごくプレゼンをされたことがありますね。
麻耶:すごく変わってますね。MO MOMAのみなさん、個性がこう響きあって、いいものが生まれそうですよね。
志水:なんか不思議な要素が、もしかしたら音楽にも反映されているかもしれないです。
麻耶:『ランボー』スピリットもそこに入ってくるわけですね(笑)
志水:そうですね、ちょっとベースがゴリゴリしてるのはちょっとそれがあるのかもしれない(笑)
麻耶:攻撃的なかっこいいサウンドもそういう所から来てるのかもしれないですね。まずいなあ、これからMO MOMAの曲聴いたら『ランボー』が浮かぶっていう。
志水:そうですね。ちょっとなんか入ってきそうですね(笑)
6月15日に新曲『Roll』をリリース
麻耶:6月15日に4枚目のデジタルシングル『Roll』がリリースになりました!おめでとうございます!この曲どんなコンセプトで、どんな思いで作られた曲なんですか?
志水:曲に関してはギターの土器というメンバーが作ってるんですけど、けっこう今までのMO MOMAの中ではかなりメッセージ性の強い曲になってまして、ざっくり言うと人の一生のはかなさを歌った曲で、それに対してサウンドが力強かったりとか、ギャップとかも合わさった、いい曲に仕上がったなと思ってます。
麻耶:鮮やかさ・まぶしさと儚さっていうのがリンクしていて。ミュージックビデオが、何十本もの噴出花火にメンバーの皆さんがずっと絶え間なく点火して行くっていう、(花火が)美しくてまぶしいけど、ぱっと散ってしまうっていう、それがすごく曲とも繋がってますよね。
志水:すごくきれいなもので、一瞬で終わってしまうみたいな。それを何十本も何十本も、ただただつけて終わっていくみたいな。人によって色んな想像ができるビデオになったかなと思ってます。
麻耶:分割した映像で見せている所も面白いなと思って。
志水:そうですね。あえて映像を専門にやってる方じゃなくて、カメラマンさんにお願いしていて、切り取り方とかも独自の目線でやっていただいて。ただまっすぐに捉えるだけじゃなくて、いろんな想像ができるっていう、そういう余地を残した作品になったのがすごく良かったなと思っています。
麻耶:ただ、ものすごい量で結構バチバチじゃなかったですか?
志水:そうですね、普通に「服燃えたかな?」って確認しましたね。埋もれてましたね。メンバーが消えました。一回、火で見えなくなりました。どうにかみんな無傷で撮影を終えました。
麻耶:ものすごいシャワーのように降り注いでるけど、メンバーの皆さんすごい冷静な顔で。
志水:そうですね。 心の中では「熱っ!」って思ったんですけど、はい、すごい真顔でやりました(笑)
麻耶:今回の曲もそうなんですけど、特徴的なフレーズがすごくあるような感じがするんですが、そういったところはやっぱり意識して作ってるんですか?
志水:そうですね。なんかサウンド的にもやっぱり耳に残るものはワンフレーズ入れたいって言う話はしますし、歌詞に関してはこれまで結構そこまでキャッチ―さっていうのを求めてなかったんですけど、この曲に関してはメッセージ強いなと思ったので……。歌詞は土器が作ってるんですけど、彼もわかりやすさとは対極にあるもののほうが好みな人間なのかなと思ってて。今回歌どりする上で、自分が耳に残るフレーズを増やしたいって言ったので……。バランス取りつつ、やっぱり耳に引っかかるものは入れたいなっていう風に毎回思ったりしてますね。
麻耶:だからこそ、すごく記憶に残りますし、PV見て思ったのが、記憶に残るフレーズがある中で曲が続いていって、最後パンッと終わったときの余韻が花火を見た後の余韻にも重なって。
志水:余韻も気にして、どの楽器を残すかとかも、すごくこだわってやってるので、そうやって受け取って頂けるとすごく嬉しいです。
バンドの中の調整役は誰?
麻耶:こういった話を聞くとメンバーの思いっていうのを取り入れながら、一つの作品として表現しているっていうのが分かりますね。
志水:そうですね。はい、盛り込まれています。
麻耶:この辺を調整役だったりとか、リーダーっていうのは誰なんですか?
志水:曲に関しては土器が完全に土台から仕上げまでやるんですけど、メンバーも自分が担当している楽器だったりとか、こういうアプローチのほうが好きかもみたいな感じ、みんなが好みは別々のものを持っているので、言い合って、「この曲はじゃあこういう方面で」みたいな感じで話したりはします。
麻耶:勝手なイメージですけど、志水さんは気持ちよく仕切ってくれそうですよね 。
志水:割とそうですね。リーダータイプの方ではあるかもしれないです。
麻耶:ちょっとモタモタしてると「早くして!」みたいな。
志水:そうなんです。なんでバレちゃったんだろう? びっくり。
麻耶:ついて行きたい感じです。
志水:本当ですか?割とそんな感じです。はい(笑)
- Bumpy
- 放送局:FM FUJI
- 放送日時:毎週月曜~木曜 13時00分~18時50分
- 出演者:渡辺麻耶
※該当回の聴取期間は終了しました。