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渡辺麻耶がDJを務めるFM FUJIの番組『Bumpy』内のコーナー「CLOSE UP TODAY」（毎週木曜、17:35頃～）に山梨県警察本部生活安全企画課の上村光成さんが出演。山梨県内で多発している果物の盗難について注意を呼びかけました。

麻耶：ここ山梨県において果物の盗難は毎年発生していて報道もされていますよね。例えば昨年はどれくらいの盗難があったのでしょうか。

上村：昨年、桃の被害はほとんどありませんでした。ぶどうについては、被害届を出さないものもありますので、正確な被害は分かりませんが、少なくとも20件、300万円以上の被害がありました。

麻耶：今年は桃の大規模な盗難が特に多いようですが、現在までにどれくらいの盗難が発生していますか。

上村：6月26日現在で、桃の被害は、約1万8000個近く（時価おおよそ450万円くらい）。その他、さくらんぼの被害も数件出ております。

麻耶：個々の事案のうち大きかったものでは、どのようなものがありますか。

上村：今回の被害は、1度に数千個単位で盗まれており、4,000個、5,000個の被害も出ております。

麻耶：山梨県では、今後も桃そしてぶどうとフルーツの旬が続きますが、山梨県警察では、こうした果物の盗難に関してどんな取り組みをしていますか。

上村：警察は、今後同様の被害の発生を防止するため、果実盗被害防止の専従警ら班を投入して夜間の警らを強化しておりますし、消防団、青色パトロール隊、JAさん、生産者さんなど、が独自で警戒を実施するなど、関係機関と連携して被害の防止に努めております。さらに、山梨県においても防犯カメラや防犯センサーなどの補助金制度を設けておりますので、県警としましても連携と取って防犯設備の普及に努めて参ります。

上村さんに、私たちが果物盗難を撃退するためにできることについても、教えていただきました。犯人達は日中に必ず下見をします。「あれ、この人は見たことない人たちだ。畑の所有者ではない」・「こんな時間に収穫はおかしい」といった情報は警察に提供してください。犯人達は当然車両を使用しています。他県のナンバーやレンタカーなども非常に怪しいです。車両ナンバーが分かれば犯人検挙に向けて効果的だそうです。ドライブレコーダーに映っていたら、そのデータの保存をしましょう。

※該当回の聴取期間は終了しました。