やまなしを食べよう~夏野菜の定番!~

FM FUJI毎週金曜にオンエアの『Awesome!』内コーナー「やまなしを食べよう」(11:00~)では食育活動、販売促進をされている加藤恵美子さんを「山梨を食べようナビゲーター」としてお迎えして、やまなしのおいしいくだもの、野菜、お肉など、今が旬!山梨のおいしい!をあなたにお届けしています。今回はなすをピックアップ。

山梨県内では甲府市、笛吹市、中央市、昭和町など、おもに甲府盆地の各地で栽培されています。なすは名前の通りナス科の植物で、ナス科にはトマト、じゃがいも、ピーマンなどがあります。なすはお肉や味噌などの調味料とも相性バツグンですが、同じ科の野菜たちとも相性バツグンです!旬の野菜でもあるなす、なすと相性がいいトマトやピーマンなど、美味しい野菜をたっぷり食べて残暑を乗り切りたいですね。

・含まれる栄養素は?
なすの皮の色と言えば紫色!これはポリフェノールの一種である「ナスニン」で、抗酸化物質です。健康に影響を及ぼす活性酸素を取り除くなどの働きがあるといわれています。また余分な塩分を体外に出す働きがあるカリウムや食物繊維が多く含まれています。栄養がしっかりあるなすですが、90%以上が水分で、とてもカロリーが低いので安心して食べられます!

 ・効率的に栄養をとるには?
紫の色素「ナスニン」は水溶性なので、茹でる・煮るの調理法だと流出してしまいます。油と一緒に調理して色を止めて食べるのがベストです。
でもそこで気になるのがカロリー…なすはスポンジのようにしっかりと油を吸収してしまいます。色素の流出も電子レンジで加熱がおすすめです!トロっとした食感に短時間で仕上げられます。あとアクは気にならなければ、あく抜きしないほうが栄養価をたくさんとることができます!

・おいしいなすの見分け方は?
へたが黒っぽく、とげがあるもの。紫色が濃くハリとツヤがあるものがいいです。

・保存方法は?
なすはインドが原産地なので低温に弱いのが特徴です。常温だと水分が蒸発して萎びてきてしまいます。保存は新聞紙やペーパータオルなどで包んでポリ袋に入れて、風通しの良い涼しい場所で保存をお願いします。保存期間が長くなると皮が硬くなってくるので、早めに使うようにしてくださいね。
 

なす

はなきん簡単クッキング~なすそうめん~

なすを細切りにしてそうめんに見立てるお料理です。

作り方
1.皮ごと細切りにしてポリ袋にいれます。
2.細切りにしたなすをポリ袋に入れ、片栗粉をまぶし、沸騰したお湯に入れ2~3分茹で、ざるに上げて流水で冷やします。
3.器に盛り付け、めんつゆをかけて頂きます。

毎年暑い夏ですが、今年は酷暑だったり蒸し暑かったりと暑さが厳しいので、さっぱりとしたお料理を!お好みで刻んだ大葉やおろし生姜など、好きな薬味を乗せるとさらに美味しいです。

山梨のなすは、たべるJAん山梨ほか、直売所などで購入できます。

山梨を食べようナビゲーターの加藤恵美子さんと
Awesome!
放送局:FM FUJI
放送日時:毎週金曜 7時00分~11時48分
出演者:藤本えみり
番組ホームページ
公式Twitter

番組ハッシュタグは「#はなきんえみり」

出演番組をラジコで聴く

※該当回の聴取期間は終了しました。