やまなしを食べよう~ビタミンCたっぷりのじゃがいも~

FM FUJI毎週金曜にオンエアの『Awesome!』内コーナー「やまなしを食べよう」(11:00~)では食育活動、販売促進をされている加藤恵美子さんを「山梨を食べようナビゲーター」としてお迎えして、やまなしのおいしいくだもの、野菜、お肉など、今が旬!山梨のおいしい!をあなたにお届けしています。今回はじゃがいもをピックアップ。

山梨では主に家庭菜園や自家消費用などで、いろんな地域で栽培されているじゃがいも。男爵芋やメークインなどが多く作られていますが、皮の色、実の色がカラフルだったり、直売所ではいろいろな品種に出会うことがあります。

じゃがいも

・含まれる栄養素は?
良質な炭水化物を多く含み、ビタミンCをはじめとするビタミン類、カリウムなどのミネラル、食物繊維などを含んでいます。ビタミンCは加熱に弱いですが、じゃがいもはでんぷんに守られているので加熱しても壊れにくいです。なんとじゃがいもとみかんを比べるとビタミンC量はほぼ同じなんです!また成長を促進し髪や皮膚などを作る働きがあり、脂質や糖質の代謝を促進するとされるビタミンB2なども含まれていて、炭水化物とともにビタミン、ミネラルも取れる優秀な野菜です。

・効率的に栄養を摂るには?
コロッケやポテトサラダなどを作る時に茹でると思いますが、皮を剥いてカットしてから茹でるとビタミンCが失われてしまうので、皮ごと茹でるのがポイントです。皮ごと茹でることでビタミンCの損失が少ないです。皮には実よりも鉄分やカルシウム、また肌や血管などの体の酸化を防ぐポリフェノール「クロロゲン酸」などが多く含まれているので、皮ごとがお勧めです。新じゃがの季節などは特に皮ごと調理して食べて頂くと栄養をしっかり摂れます!

・おいしいじゃがいもの見分け方は?
表面が乾いていて硬い物、重量感があるものが良いです。

・保存方法は?
じゃがいもは日光や蛍光灯の光で有毒物質のソラニンができてしまいます。じゃがいもの芽、緑色になったものは食べるのは避けてください。ソラニンができないように冷暗所での保存が基本です。芽が出てしまったり緑色になってしまった場合は、芽をしっかり取ること、緑色になった部分は厚めに剥くなどしっかり対処しましょう。りんごと一緒に保存すると芽が出るのを防いでくれます。生のじゃがいもは冷凍保存に向きませんが、マッシュポテトにして冷凍すると1か月ほど日持ちします。食べる時は自然解凍かレンジで解凍して、サラダやポタージュにして頂くと美味しく食べることができます!

はなきん簡単クッキング~じゃがいも田楽~

じゃがいも田楽

じゃがいもはナス科ということで、ナスでおなじみのお料理をじゃがいもで作ります。

じゃがいもはたわし等でよく洗って皮ごと使います!1.5cmほどの厚さに切りレンジ加熱。味噌、砂糖、酒、みりんを混ぜ、レンジ加熱して作った田楽味噌を塗り、ごまを乗せてオーブントースターでお味噌がこんがりするように焼けば出来上がりです!

山梨のじゃがいもは、「食べるJAんやまなし」など直売所などで購入可能です。

山梨を食べようナビゲーターの加藤恵美子さんと

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放送局:FM FUJI
放送日時:毎週金曜 7時00分~11時48分
出演者:藤本えみり
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