やまなしを食べよう~新玉ねぎ~

FM FUJI毎週金曜にオンエアの『Awesome!』内コーナー「やまなしを食べよう」(11:00~)では食育活動、販売促進をされている加藤恵美子さんを「山梨を食べようナビゲーター」としてお迎えして、やまなしのおいしいくだもの、野菜、お肉など、今が旬!山梨のおいしい!をあなたにお届けしています。今回は新玉ねぎをピックアップ。

新玉ねぎ

玉ねぎの原産地は中央アジア、また地中海という説があります。古代エジプトで栽培され、ピラミッドを築く労働者に玉ねぎとにんにくを食べさせたという記録や、旧約聖書や千夜一夜物語にも玉ねぎを食べたという話が出てきたりするそうです。日本には明治時代にやってきました。玉ねぎはかつてユリ科、そしてネギ科に分類されましたが、現在はヒガンバナ科ネギ属に分類されています。私たちに馴染みのある黄玉ねぎは収穫後に貯蔵し乾燥させてから出荷をしますが、新たまねぎは収穫後、乾燥・貯蔵させることなく出荷されます。白たまねぎやサラダたまねぎとも呼ばれますが、水分がたっぷりで生食に向いています。加熱しても短時間でトロっと仕上がり、美味しいです!山梨では県内各地で栽培されています。
栄養面は?
玉ねぎに含まれるカリウムが余分な水分やナトリウムの体の外に出してくれるので、むくみ改善などに役立つと言われています。また、疲労回復に必要なビタミンB1の吸収を助ける、新陳代謝を活発にしてくれる、動脈硬化や高血圧などの予防効果にも期待が寄せられる「硫化アリル」が含まれています。硫化アリルは水に溶けやすく熱に弱いので生食がお勧めです。辛さを抑えたい時は、みじん切りやすりおろしなどできるだけ細かく切ってそのまま10分ほど放置してください。
保存方法は?
黄玉ねぎと違い、新玉ねぎは水分が多く長期保存に向きませんので、できるだけ早く食べるのがおすすめです。フレッシュな美味しさが新玉ねぎの美味しさの一つです!保存する場合は、1個ずつ新聞紙で包んでポリ袋に入れ、軽く口を閉じて、冷蔵庫で保存してください。1週間が目安です。

はなきん簡単クッキング~カリカリ油揚げと新玉ねぎのサラダ~

カリカリ油揚げと新玉ねぎのサラダ

〈材料〉
·新玉ねぎ
·油揚げ
·かつおぶし
·ポン酢しょうゆ
〈作り方〉
新玉ねぎはスライサーでカットします。アリシンに変化しやすいように繊維を断ち切る方向でスライスして10分ほど空気にさらします。その間に油揚げを1cm弱の短冊切りにします。お味噌汁に入れる時の油揚げの感じです。油揚げをフライパンに入れ、乾煎りしてカリカリにしましょう。空気にさらした玉ねぎ、カリカリ油揚げをお皿に入れ、かつお節を乗せて、ポン酢しょうゆをかければ出来上がりです!

山梨を食べようナビゲーターの加藤恵美子さんと

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放送局:FM FUJI
放送日時:毎週金曜 7時00分~11時48分
出演者:藤本えみり
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