ケンドリック・ラマーのグラミー受賞作にも参加! 注目のアーティスト、ザカーリ

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲10曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。4月17日(水)のオンエアでは、ザカーリ(Zacari)の『Ten Outta Ten』をピックアップ!


■LA・ベーカーズフィールド出身のマルチプレーヤー

アメリカ・カリフォルニア州ベーカーズフィールド出身のシンガー・ソングライター、ザカーリ。ドラマーとしてロックバンドで活動していた母親と、ソウルやブルースなどの音楽好きな父親の勧めで、8歳のときにアートスクールに入学。そこでギター、ドラム、サックス、キーボードを習得したマルチプレーヤーです。その後、LAの音楽学校に通い、自分の音源を発表しながら、サックス奏者として様々なコラボを経験します。


■TDE所属ラッパーたちの作品に参加

そんななか、ザカーリは大きな転機を迎えます。ケンドリック・ラマーやシザが所属するレーベル「トップ・ドーグ・エンターテインメント」、通称「TDE」のボスの息子“ムサ”の目に留まり、TDE所属ラッパーの作品に参加するようになります。そして、のちにグラミー賞で最優秀ラップ・アルバム賞に輝くことになるケンドリック・ラマーの『DAMN.』に参加。リアーナやU2と並び、3組しかいないフィーチャリング・アーティストのひとりに抜擢されたのです。アルバムの収録曲『L.O.V.E.』でその歌声を響かせ、注目を集めました。

2018年には大ヒット映画『ブラック・パンサー』のインスパイア・アルバム『ブラックパンサー・ザ・アルバム』に参加。この作品を手がけたケンドリック・ラマーが、ここでもザカーリを起用したことで、改めて注目されることになりました。


■様々なソーシャル・メディアで賞賛の声

今年1月にはついにTDEと契約したことがニュースとなり、3月にはデビューEP『ラン・ワイルド・ラン・フリー』をリリース。様々なソーシャル・メディアで賞賛の声が上がりました。

今回SONAR TRAXに選ばれている『Ten Outta Ten』は、そのEP『ラン・ワイルド・ラン・フリー』からのナンバーです

【radikoで聴く】Zacari『Ten Outta Ten』

あっこゴリラは、「私、昨日の夜中から突然はまりだして、ザカーリのEPちょーいいんですよ。そう思ってたら今回SONAR TRAXで選ばれて、うれしくて。このEPマジで全部いいんで、まだの方ぜひぜひチェックしてみて下さい。ジャケもね、やばいんですよ。C.W.ニコルみたいで、自然界を愛する男! みたいな、そんな感じのジャケが最高」と大絶賛しました。

『Ten Outta Ten』が収録されたEP『ラン・ワイルド・ラン・フリー』は、3月にリリースされました。今後さらなる活躍が期待されるザカーリ。ぜひ、EPをチェックしてみてください。


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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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