苦手な人との接し方は「目つき」がポイント! 元芸人が教えるテクニック
2019.05.24 up
画像素材:PIXTA
この人は苦手だから関わらないでおこう……と避けてばかりはいられないのが大人の社会。どうしても接する相手の場合、どうすればいいのでしょうか。実践型コミュニケーションスキルアップ研修「笑伝塾」を主宰する、元芸人の殿村政明さんに、コツを訊きました。“目つき”が大事だそうです。
【5月23日(木)J-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190523105503
■気難しい人=怖い人、ではない
気難しいと感じる人は、苦手意識を抱きやすいかもしれません。しかし、それは先入観かもしれません。
殿村 :「気難しい人=怖い人」と思われがちですが、僕は気難しい人は恥ずかしがり屋というイメージがあります。そういう人の懐に入り込める人は「気難しい人=恥ずかしがり屋」と認識しています。苦手だなと思っている時点で、先に自分で壁を作ることになります。先入観で苦手オーラを出しまくっている。そりゃ苦手なオーラを出している人とは喋りたくないですよね。
殿村さんの経験上、、気難しい人は一度関係が築けると安心して付き合える人が多いのだとか。
殿村 :気難しい人は、いったん壁が崩れると、すごく面倒見のいい人や熱い人が多いんです。それに、変に物分りのいい人より、ガンガン言ってくれる人のほうが、安心して付き合えませんか? ちょっとガツンと上司に怒られたりしても「この人、愛情あるな」「言われないと俺は直らなかっただろうな」というようなことも、いっぱいあると思います。気難しい人がいたら「この人恥ずかしがり屋だね。かまってほしいのかな?」と接してほしいと思います。
■苦手な人は「かわいい子犬を見るような目」で見る
苦手オーラが漂わないように、むしろ「好き好きビーム」を出していきましょう。
殿村 :苦手な人でも少し好きになってみる努力をするということです。自分が苦手と思っている人から、毎日「好き好きビーム」出されたらどうなります? 少しは好きになりますよ。「ビームをどうやって出すの?」と言われたら、僕は「かわいい子犬を見る目」と言います。好きなタレントや好きなグッズでもいいと思います。それを眺めている目は「好き好きビーム」が出ていると思うので、それを意識的に眼力で表してください。最初はみんな照れると思いますけど、これは照れとの戦いなので、繰り返しやってたらスキルとして身についてきます。「好き好きビーム」は強力なコミュニケーションスキルだと思うので、苦手だと思う人こそやってほしいと思います。
コーナーの後半では、リスナーの悩みに音楽を処方。今回は「東京に住んでいるのに在宅時にカギを締め忘れる」というリスナーから、「楽しく口ずさめてカギ締めのことを思い出せる曲はありますか?」というリクエストがありました。タイトルに「key」が入るということで、Stevie Wonderのアルバム『Songs In The Key Of Life』の中から『Sir Duke』 をオンエアしました。
この番組をラジコで聴く
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
夏フェスのトレンド2019! 「二分化」している…その傾向は?
2019.05.24 up
画像素材:PIXTA
夏フェスのシーズンが始まりますが、近年は音楽ジャンルはもちろん、食べものなどプラスアルファの企画も多様化しています。進化する夏フェスの最新トレンドについて、来月開催されるフェス「THE CAMP BOOK 2019」のプロデューサー・オーガナイザーの樋口大貴さん、イベントディレクターの川粼健太郎さんに訊きました。
【5月23日(木)『STEP ONE』の「BEHIND THE SCENE」(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190523100918
■「多彩なコンテンツ」と「ジャンル特化」の二分化が顕著
音楽フェスの人気が年々、高まっています。フェスの数も年々増えていますが、その背景にはSNSがある、と樋口さんは考えています。
樋口 :実際に会わなくてもコミュニケーションが取れたり、同じ思いを持っている人が集まってできる熱というのが求められてきたのかなと思います。あと、レイブカルチャーからフェスカルチャーに音楽シーンが寄ってきて、「レイブやライブハウスはなんとなく怖いな」と感じていたビギナー層を取り込みやすいフェスが増えたのと、さらにキャンプブームというのがあるのかなと思います。
サッシャ :フェスが増えると個性が求められますが、どういうものがあるんですか?
樋口 :進化というより二分化されている感はあります。音楽に加えて多彩なコンテンツが楽しめるフェスがひとつ。もうひとつは、たとえばパンクだったりヒップホップだったり、音楽ジャンルを絞ったフェスが一定層の集客力があると思います。
客層に変化はあるのでしょうか。
樋口 :家族が増えました。キッズエリアなど、「子ども」というコンテンツはフェスのトレンドのひとつかもしれません。
増井 :フェス飯にも、ここ数年の傾向の変化はあるんですか?
樋口 :インスタ映えを狙った店舗は増えました。スイーツ系の出店者さんもフェスには必ずいますが、女性が写真を撮ってるのを目にしますし、地元の店舗を招聘しているフェスは多いです。あとは「これ外で食べれるんだ」というようなお店も増えましたね。石窯を持ってきてピザを焼いたり。極端に言うと、街の屋台から店舗に近づいてきています。
川粼 :「THE CAMP BOOK」も、今年は山梨県甲府のゲストハウスがハンバーガーを出したり、長野県松本のダイナーがエスニックまぜそばを出したり、地域に根付いた店舗がその地をアピールする場にもなっています。
■「THE CAMP BOOK」のみどころは?
6月8日(土)・9日(日)に長野県の富士見高原リゾートで開催される「THE CAMP BOOK」は3年目となります。今年は若者層を取り組むためにヒップホップのアーティストをブッキングしたりと変化をつけているそうです。
樋口 :コンセプトは変わっておらず、初年度から「共に学び・共に遊ぼう」を合言葉にしています。みんなが交われる場所で起きる熱は大きいなと私自身感じていたので、我々から発信できないかチャレンジしようということで、2017年に2日間キャンプができるフェスとして立ち上げました。
サッシャ :特徴はどういうものですか?
樋口 :音楽とキャンプを二軸に考えていて、キャンプをしながら音楽を聴けたら最高だろうなという部分に、ワークショップやキッズエリアなどのコンテンツを肉づけしていったのが最大の特徴です。
サッシャ :キッズエリアも充実していて、映画の上映もあるんですよね?
樋口 :これは3年間続けていますが、野外のステージにスクリーンを立てて、音楽用の音響で上映するので音がいいです。今回は『映画 ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』を上映します。ほぼセリフがないのでお子様連れでも楽しめる映画です。
サッシャ :ブッキングには川粼さんが加わってパワーアップしましたが、どんなラインナップですか?
川粼 :クラブ寄りのアーティストや、誰もが知っているPUFFYなども含めつつ、コアなアーティストもかなりいるので、1組でも知っているアーティストがいて来て貰えれば発見があるラインナップになっています。
「THE CAMP BOOK 2019」は、在日ファンク、eastern youth、藤原さくら、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、TOKYO No.1 SOUL SET、前野健太など豪華なラインナップとなっています。
ちなみに会場は、晴天率が年間を通して80%を超えるという地域だそう。注意点は、標高が高く寒暖差が激しいので防寒の準備が必要なこと。南アルプスと富士山を楽しめる最高のロケーションだと紹介しました。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/