ビッケブランカの自己肯定感を高めた、両親の育て方…アン ミカも絶賛!

J-WAVEの新番組『VOLVO CROSSING LOUNGE』(ナビゲーター:アン ミカ)。素敵なゲストとの会話を通じて、より豊かなウィークエンドを過ごすためのヒントを探していくプログラム。初回放送となった10月4日(金)のオンエアでは、ゲストにビッケブランカが登場。趣味や曲作りの話題で盛り上がった。

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■ドライブで聴く曲は...

「車に乗らない日はほぼない」というほど車好きなビッケブランカが、車に乗って行きたくなるスポットが静岡県・伊東港だ。

ビッケブランカ:釣りに行くのが好きなんです。最近は行けてないから行きたいんですけどね。
アン ミカ:どんな魚が釣れるんですか?
ビッケブランカ:伊東港は親潮がぶつかるところなので、何でも釣れます。僕が好きなのはカマス釣りですね。他にも、サバ、アジ、カンパチ、ヒラマサなどが釣れますね。
アン ミカ:食材の宝庫で、お寿司屋さんができそうですね。

ビッケブランカが、ドライブで「間違いないものを聴きたい」と思うときは、自身が先生と仰ぐ、マイケル・ジャクソンやエルトン・ジョン、ビリー・ジョエルの曲を流すことが多いという。

ビッケブランカ:この景色、今の気持ち、この状況はマイケル『Leave Me Alone』でしょ、とか。そういう感じで音楽をかけています。でも、普段は最近の音楽を聴いています。ノリノリのヨーロッパのダンスミュージックを聴くこともあるし、日本のアーティストだと、サザンオールスターズのベストアルバムを聴いています。
アン ミカ:サザンオールスターズはどんなところが好きですか?
ビッケブランカ:メロディ、遠回しではないけどわかりやすく深い歌詞、そして桑田佳祐さんの声ですね。


■「おまえは天才だ!」と育てられ...

ビッケブランカは、幼い頃から家にピアノがあったもの、楽譜が読めなかったため、小学生時代から自分で曲作りをして遊んでいた。

アン ミカ:じゃあ幼い頃から音楽は好きだったんですね。
ビッケブランカ:興味はありましたね。普通は、誰かの曲をコピーして「ここからオリジナル曲で勝負するぞ」みたいな転機があったりしますよね。だけど、僕は自分の曲を作ることを小学生のときから経験して、それを家族に披露することまでやっているから、自分の曲を人前で歌うことに気負いしなかったですね。
アン ミカ:初めて自分が作った曲を家族に披露したとき、どんな反応でした?
ビッケブランカ:両親は「おまえは天才だ!」しか言わない人なので(笑)。「なんでもできるんだな!」と。他にも、僕が漫画を描いたら「おまえは天才だ、漫画も描けるのか!」って。

ビッケブランカの両親の反応に、アン ミカは「これは素晴らしいこと」と絶賛する。

アン ミカ:みんな「この年齢から、あれをやるなんて」と制限や枠をかけてしまいがちだけど、ビッケブランカさんはそれがない。それは両親のおかげだったんですね。
ビッケブランカ: 両親は僕にずっと「こんなこと普通はできない!」って言い続けていたので、僕みたいな勘違い野郎が生まれるんです(笑)。
アン ミカ:いや、最高ですよ。語学でも何でも「失敗するかも」「こう思われたら恥ずかしい」とか、人は否定されたり怒られたりする経験から、それが「恥ずかしい」と思って挑戦できなくなることがあるんです。私も、何でも褒めてくれる親だったんです。
ビッケブランカ:そんな感じします。
アン ミカ:自己肯定感が強いふたりですね(笑)。謙虚気味な親だと「あなたにそんなことができるわけない」とか、子どもに枠を作ってしまうこともありますからね。


■番組を通して感情に変化が生まれた

この番組を通して、ビッケブランカは心境の変化があったと話す。

ビッケブランカ:この番組に出る前は、いつも「音楽を通じて伝えたいことは何もない」と答えていました。好きなことをやって作った僕の音楽が誰かのプラスになればいい、その内容は僕が決めることではなく「いいことが起きてくれたら、と思って作っています」としか話せませんでした。でも、今回アン ミカさんと会話をさせていただくことによって、自分は自己肯定が自然とできていたとわかったし、それができなくて悩んでいる人たちがいるんじゃないかという気持ちが生まれました。
アン ミカ:そう言ってくれてうれしい。
ビッケブランカ:だから、好き放題にやらせてもらっている自分の曲で「こんなにふざけて、いろんなジャンルをくっつけてしまう人が、世の中では許されているんだ」「じゃあ、私も何をしても許されるかな」と思う人が現れてくれたら、よりいいなと思いました。

アン ミカはビッケブランカとの会話によって、枠を取っ払うことの大切さを改めて実感したと振り返り、うれしさをにじませた。

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【番組情報】
番組名:『VOLVO CROSSING LOUNGE』
放送日時:毎週金曜 23時30分-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/crossinglounge/

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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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