小西 遼、リモートで音楽制作する「TELE-PLAY」始動。J-WAVE夏のキャンペーンソングとしてオンエア中

J-WAVEは夏のキャンペーン「MY NORMAL NEW SUMMER」を、8月30日(日)まで実施中。「新しい生活様式」「ニューノーマルな暮らし」と言われるけれど、自分にとってはどういうものなのか? 外出を控えなければならない状況でも、夏をあきらめず、一人ひとりMY NORMALをみつけてほしいという気持ちを込めて、自分らしい生き方や働き方、ライフスタイルやエンターテインメントなどを、番組を通して提案する。

【キャンペーン公式ページはこちら】

「MY NORMAL NEW SUMMER」のキャンペーンソングである『あいにいきたい(feat. BASI, Chara, SIRUP, TENDRE and Ryo Konishi)』は、リモートコラボで音楽制作をおこなうプロジェクト「TELE-PLAY」が制作した。CRCK/LCKSのリーダーで、サックスプレイヤー・作編曲家の小西 遼が率いるプロジェクトだ。

小西は7月27日(月)、J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)に出演。「TELE-PLAY」が生まれた経緯を語り、プロジェクト第1弾の楽曲を紹介した。

「TELE-PLAY」は緊急事態宣言が出た夜に生まれた企画

小西はバークリー音楽院を主席で卒業。帰国後は、表現集団「象眠舎」を主宰し、バンドのCRCK/LCKSとしても活動している。CharaやTENDREといったアーティストのサポートやコラボをするなかで、新たに企画したのが「TELE-PLAY」だ。

クリス:「TELE-PLAY」の第1弾楽曲である『あいにいきたい(feat. BASI, Chara, SIRUP, TENDRE and Ryo Konishi)』は、6月30日に配信リリースされましたね。東京で緊急事態宣言が出た夜に思いついた企画だと伺いました。
小西:そうですね。緊急事態宣言が出されたことで、自身のなかで納得していなかったことや抱えていた感情が爆発してしまったんです。「とにかく動かないと、どうにもならないな」と感じたので思いついたことを一晩で書きだしました。そうして「TELE-PLAY」の草案が生まれました。
クリス:「TELE-PLAY」ではCharaさんやSIRUPさん、TENDREさんといったアーティストが総勢16組参加されていますね。もともと、たくさんの人と共同作業をすることを想定されていたのでしょうか?
小西:だんだんと増えていって、今に至っています。こんなときだからこそ、みんなと何かを作りたいと思ってプロジェクトを進めました。「こんなことを考えているんだけど、どうかな?」と声をかけていくところからスタートしましたね。
クリス:今の時代だからこそ、思っていることを会わなくても伝えられるのはプラスですよね。
小西:そうですね。SNSやLINEなどが普及しているので、昔よりも遥かに連絡が取りやすい状況だと思います。
クリス:参加メンバーは、もともと繋がりがある方なのでしょうか?
小西:はい。第1弾のメンバーについては、僕がお世話になった方たちに声をかけました。

リモートでの楽曲制作は「思ったよりもできる」

続けて小西は、『あいにいきたい(feat. BASI, Chara, SIRUP, TENDRE and Ryo Konishi)』の制作秘話を語った。



クリス:メンバーが決まって、まずは何からスタートしようと思ったのでしょうか。 曲のタイトル? それとも曲の制作?
小西:「みんなで曲を作ろう!」でした。僕の作った曲にみんなが参加するっていうのは、ソロプロジェクトみたいで「なんか違うな」って思ったんですよね。離れた状態でどうやったらいい曲を作れるだろうかということをみんなで決めて、そこからは手探りで進めていきました。
クリス:これまで、みんなで音を出して曲作りを進めていくっていう環境があったわけですが、今回はそれができないじゃないですか。リモートでの制作期間は、どんなことを感じましたか?
小西:直接会って話せないので、どうしてもタイムラグを感じましたね。対面だと「こんな感じでお願いします」というのが、表情を見て伝わることってあるじゃないですか。そういうのって、対面ならではのコミュニケーションだと思うんですよ。一方で、やることが決まっているとリモートのほうがスムーズに進行する場面もありましたね。
クリス:なるほど。きっと、「こういう状況だからこそ、何か面白いものを作ろうよ」という、結束力もあるんでしょうね。
小西:そうですね。「困った」と感じることよりも、「思ったよりもできる」と感じることのほうが多かったですね。
クリス:どうしようもない状況だなと思っていても、意外とやれることってあったりしますよね。

外出自粛を余儀なくされた緊急事態に生まれた楽曲『あいにいきたい(feat. BASI, Chara, SIRUP, TENDRE and Ryo Konishi)』。配信や、J-WAVEのオンエアでチェックしてほしい。「TELE-PLAY」の今後の活動については、公式サイトまで。

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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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