戦後沖縄初のアナウンサー 川平朝清がナビゲート!沖縄ならではのジャズ=ウチナージャズの魅力を探る特別番組をJ-WAVEでオンエア

左:ジョン・カビラ、右:川平朝清/番組収録は息子ジョン・カビラのサポートのもと実施

ラジオ局J-WAVE(81.3FM)では、7月10日(日)22:00~22:54、沖縄で戦後のアナウンサー第1号となった川平朝清(94歳)のナビゲートで、「沖縄ジャズの戦後史」をテーマにした特別番組『J-WAVE SELECTION UCHINA JAZZ CHRONICLE ~沖縄ジャズの戦後史~』をオンエアいたします。

米軍統治下にあった沖縄では、基地内に兵士のための20以上のジャズクラブが立ち並び、ビックバンドのコンサートが頻繁に開かれていました。1950~60年代には沖縄だけで400人以上ものミュージシャンが基地での演奏に従事し、売れっ子ミュージシャンともなると高給が保証される全盛時代を迎えます。しかし、1972年の日本本土復帰により状況が一変。400人以上いたプレイヤーの9割は失業し、ジャズマンたちの仕事場はホテルのラウンジやライブハウスに移っていきます。その後、沖縄のジャズは、沖縄ならではの要素を吸収しつつ、独特の発展を遂げていきます。

今年5月、沖縄が本土復帰50年の節目を迎えました。この番組では、長兄の朝申さんと共に米軍政府運営の下「AKAR」を設立し、沖縄で戦後のアナウンサー第1号となった川平朝清のナビゲートで、沖縄ならではのジャズの発展を振り返ります。

今なお現役ミュージシャンとして沖縄ジャズをけん引するドラマー 上原昌栄(86歳)をはじめ、これまでウチナージャズを支えてきたミュージシャンや関係者たちにインタビューを実施。長い時をかけて、沖縄ならではのジャズに昇華した「ウチナージャズ」の魅力を探るとともに、ジャズから見た沖縄の戦後史に迫ります。

番組内容

① 川平朝清 沖縄のジャズの思い出
沖縄で戦後初のアナウンサーとしてラジオ番組を担当していた頃の沖縄ジャズシーンを振り返ります。

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②ウチナージャズプレイヤー それぞれの戦後史
上原昌栄ほか、ウチナージャズプレイヤーたちがそれぞれがどのように戦後ジャズと関わってきたかを紐解きます。

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③『ウチナー・ジャズ・ゴーズ・オン』レコーディングの様子
真栄里英樹の総合プロデュースのもと、ウチナージャズプレイヤーが集結し制作されたアルバム『ウチナー・ジャズ・ゴーズ・オン』のレコーディングに潜入。同アルバムには、沖縄の新世代ビッグバンド・メンバーと、戦後米軍基地のクラブで活躍したレジェンド・ミュージシャンたちが融合した、<ウチナージャズ>が全15曲収録されています。真栄里英樹に加え、女性ジャズ・ヴォーカルの継承者 安富祖貴子、そして同レコーディングに最年長として参加した、今年92歳になる現役サックス・プレイヤー アラン・カヒーペのインタビューを交えながら、ウチナージャズの現在をお届けします。

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番組概要

放送局:J-WAVE(81.3FM)
番組名:J-WAVE SELECTION UCHINA JAZZ CHRONICLE ~沖縄ジャズの戦後史~
放送日時:2022年7月10日(日)22:00~22:54
ナビゲーター:川平朝清
番組サイト: https://www.j-wave.co.jp/original/jwaveplus/
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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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