子連れで外出中、見知らぬ通行人から悪口を言われる…どう対処すればいい? 悩む相談者に“先輩ママ”からのアドバイス続々

フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents Blue Ocean オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
4月12日(金)の放送は、「親子連れへの小言」に関する相談を紹介しました。


※写真はイメージです



<リスナーの相談>
私は、3歳になったばかりの娘がいる一児の母です。娘を連れて外出していると、私だけのときに限って見知らぬ通行人によく小言を言われます。夫や友人といるときは、まず言われることはありません。

例えば、寒くない日なのに「子どもが寒そうでかわいそう」と言われたり、「お菓子を食べさせて悪い親だ」と言われたり、あげたらキリがなく本当につらい日々です。

髪色を明るくしたりサングラスをかけたり、そういうことを言われにくい雰囲気作りも工夫しているのですが、あまり効果を感じません。また、小言を言われるような育児ではなく、かなり真面目に母親業をやっています。どうすれば、すれ違いざまの小言攻撃を減らせますでしょうか。(東京都 30代前半 女性 会社員)



この相談にパーソナリティの住吉は「(いろいろ言ってくる人は)弱い人に自分のイライラを吐き出しているんだと感じてしまいます。『えーっ!?』って感じです」と驚きの声をあげます。また、ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系ドラマ)の「寛容になりましょう」「大目に見ましょう」と歌って踊るシーンを取り上げ、「(社会全体が)そうなってほしいんだけど、今は本当にイライラしている方が多いのかしら」と嘆きます。

そもそも、迷惑行為などへの指摘ではなく、言いがかりに近い内容の小言について「そのときどういう状況かわからないなかで、小言を言うものじゃないですよね」と寄り添い、アドバイスを呼びかけました。


パーソナリティの住吉美紀



――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

◆苛立ちをぶつけたいだけの人がいる
子どもといるときに小言を言われる……私も同じような経験があるので、お気持ち良くわかります。落ち込みますよね。「きちんと子育てできていないのではないか」と思うこともあります。

ですがある日、「この人たちって、実はそもそも子どもの心配をしていないのでは……」と思うことがありました。以前、見知らぬ人に怒鳴られたことがあります。でもその人、子どもを一切見ていなかったんです。私だけを見て、怒りをこちらにぶつけてきました。それを見て、ただただ自分の価値観に合わない人に対して、子どもを理由に鬱憤を晴らしているだけなのではないかと思いました。子どものためであれば、もっと別なアプローチがあるはずです。

そう考えたら、その人たちに自分の子育てを否定される筋合いはないと思えるようになり、そこからはもう何を言われても気にしなくなりました。子どもやお母さんのことを考えて言う人とそうでない人は、はっきりと違います。後者は雑音でしかないので、耳から耳へ流してしまいましょう。(東京都 40代後半 女性 会社員)

◆悲しい出来事は家族と共有
うちの息子が0歳のとき、靴下を履かせてもすぐ脱いで投げ捨てる遊びにハマっていました。ある日の帰り道「もうすぐ自宅に着くから、もういいか」と(ベビーカーに乗せて)外を歩いていたところ、「子どもに靴下を履かせないで何やってんの!?」といきなり怒鳴られたことがあります。

こちらの事情を何も考えず、一瞬の状況を見ていろいろ言われるのは本当につらいですよね。言葉は悪いですが、想像力のない人、相手を慮ることができない人の言葉はスルーでいいんです!

もし外で何か言われたら、家に帰ってから家族に「こんなことがあって嫌だった」と聞いてもらいましょう。おいしいお菓子を食べて、頑張っている自分を労いましょう。あなたは1人じゃありません。同じママとして応援しています! お互い頑張りましょうね。(神奈川県 30代後半 女性 専業主婦)

◆心ない言葉はスルーしよう
2歳と7歳の母です。いてもたってもいられず、投稿します。お気持ち、すごくよくわかります。

他人に対して一言いいたい人……あれは、風物詩なんだと思うんです。私は「ありがとうございます!」と言ってサラッと通り過ぎ去るようにしていますが、まぁウザいですよね(笑)。

イライラがピークのときは、最高の笑顔で「昔はそうらしいですよね。参考になります。ありがとうございます。では!」と嫌味を込めつつ、その場を去ります。共に頑張りましょう。(東京都 40代前半 女性 会社員)

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4月12日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月20日(土) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/
Blue Ocean
放送局:TOKYO FM
放送日時:2024年4月12日 金曜日 9時00分~11時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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補欠選挙の結果を分析。「保守王国」と呼ばれる島根に変化が?

4月29日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは政治ジャーナリストの角谷浩一さんに、4月28日に行われた補欠選挙の結果を解説してもらった。この記事では島根1区に関する部分をピックアップする。

長野智子「選挙区ごとに分析などいただければと思います。まずは唯一の与野党対決となった島根1区です」

角谷浩一「亀井(亜紀子)さんは一度現職もやられていたので返り咲きということになりますが、島根が『保守王国』といわれますよね。1区はずっと細田(博之)前衆議院議長が地盤を守っていて」

長野「小選挙区制度の導入以降、ずーっと。勝ち続けた」

角谷「2区は、もう亡くなりましたけど竹下亘さんがずっと議席を持っていた。つまり保守王国というより、細田さんと竹下さんがずっとやっていたと。ある意味で当たり前だった。それがお二人ともご存命でなくなって、時代が変わってきて、新しい人が。それも自民党の人が引き継ぐものだと思っていたら、こんなことに、と。細田さんがお亡くなりになったための選挙ということで、自民党も候補者を立てました」

長野「はい」

角谷「ただ細田さんは(旧)統一教会との関係が取り沙汰されたり、じつはセクハラ問題というのがあったり。それに安倍派を細田さんはずっと守っていた、ということも。いま問題になっていることを全部抱えていた、みたいな問題があった。お亡くなりになったので自民党は候補者を立てたけど、そんなに簡単ではなかった、ということ」

長野「きちんと説明されないまま、亡くなられてしまったわけですね」

角谷「今回負けたけど、次はもう有権者は自民党に帰ってくる、という声も地元にはあるんだと思います。今回も県会議員がほとんど動かなかった、という話もありました。一方で世論調査、事前のいろんな調査ではかなり引き離されていて、亀井さんが強かった。でも(岸田文雄)総理は2度入ったんですね。最後の土曜にも入られると。総理が最後に入るのは、逆転できそうなとき、というのが不文律でした。数字の差が既にあるのに、総理は入った」

長野「はい」

角谷「これは岸田さんの独特なやり方というかな。突然、政倫審に出ると言う、派閥を解散すると言う……。岸田さんは誰かと相談して揉んで決めるというよりは、直感的に決められるんですね。島根1区は自民党が唯一出していたところだから、小渕(優子)選対委員長はずっと張り付いていました。国会開会中でしたけど、ずっと」

長野「はい」

角谷「岸田さんは2度も入った。茂木(敏充)幹事長は入らなかったんですね」

長野「それはなぜですか?」

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「岸田さんとの仲が微妙だという話も……」

角谷「ただ選挙に勝てば微妙どころか、戦うところで『茂木さん、よくやった』となりますよ。一生懸命、入らなかったというのは、幹事長自らが諦めていたんじゃないだろうか、とか。もっと言うと第一声。泉健太立憲民主党代表は、初日に島根で第一声、声を上げているんですね。ところが茂木さんは行かなかったと」

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