音楽のルーツは?「the chef cooks me」下村亮介の新番組がスタート!

Just a Feeling supported by only in dreams ©InterFM897

感覚と感性、そして素敵な音楽との出会いをあなたに♪ InterFM897が土曜深夜に送る1時間の音楽プログラム『Just a Feeling supported by only in dreams』。9月7日の初回は、シモリョーこと、番組DJ下村亮介のルーツをテーマにお送りしました。

the chef cooks me下村亮介、レギュラー番組がスタート!

下村亮介(以下、下村): 今日から始まりました、新番組『Just a Feeling』。これを聴いていただいてる方、おまえは誰だよと思っている方もいると思うので(笑)、ちょっと紹介させていただきます。私は「the chef cooks me」というバンドで2003年から活動しておりまして、その他では、ASIAN KUNG-FU GENERATION、Gotch(後藤正文)、チャットモンチーなどなど色々なアーティストさんのサポートをさせていただいてます。主にキーボードとかタンバリン、コーラスなどでにぎやかしてます。私はミュージックラバーでしてラジオを聴くのも好きなんですけど、この番組では、皆さんが素敵な音楽と出会えるような1時間になったらいいなと思っています。

ーーまずは、こんな挨拶で始まった『Just a Feeling』。この日は、下村亮介のルーツともいえるバンドやアーティスを紹介しました。

下村亮介 ©InterFM897

ハイスタは神様みたいな存在、カバーも超名曲だらけ!

下村:そもそも音楽を聴くようになったのは家族の影響が大きくて。車の中で当時かかっていたのは、Simon & GarfunkelとかThe Beatles、Eric Clapton。父親がフルートを吹いていたのでジャズやブラジルの音楽を聴いていたり。サザン(オールスターズ)やユーミン(松任谷由実)さんがかかってました。最初に買ったのは確かカセットテープで、「光GENJIスーパーベスト」。これを相当愛聴しましたね。最近では、この人たちにしかできないなってものが耳に引っかかってきますね。でも聴いていて気持ちよければ何でもいいかなって、年のせいか(笑)。

ルーツとして紹介したいのは、Bone Thugs-N-Harmony。現在も住んでいる大田区の姉妹都市がマサチューセッツ州のセイラムという場所で、中学2年のときに2週間交換留学させてもらったことがあったんです。そこのホストファミリーの兄弟がすごく仲良くしてくれて、アメリカの音楽をテープとかCDでくれたんですね。その中に入ってたのがBone Thugs-N-Harmonyの「CROSS ROAD」。当時は意味も分かってなかったんですけど、心に響いて。友人のレクイエムなんですよね。その悲しさや切なさが皆さんにも伝わるかと思います。

そしてもう一つ、僕のルーツといえばHi-Standard。ハイスタは、僕にとっては外せない神様みたいな存在です。ハイスタを聴くようになったきっかけは、確か中3か高校に進学するくらいのタイミングで。高校生で軽音部のような部活に所属して、その時先輩が3人でハイスタのカバーをやっていて、それがものすごくかっこよくて。生音でそんな近くでバンドを見たのも初めてだったので。そこから家の近くの小さいCD屋さんに行ってハイスタを探したんですけどもちろんなくって……。DISC UNION(東京の音楽ショップ)に到達して買ったのを、今でも思い出として覚えています。全て英詞だったんですけど対訳とかを見るとものすごいエナジーがこもった歌詞で、でもメロディは分かりやすくて速くてかっこいい。自分たちでレーベルを立ち上げてリリースしていたし、合わせていち早く海外のツアーも行っていて。あとカバーセンスが絶妙にいい。有名曲もマイナーな謎な曲も、全部ハイスタ節になっていて、超名曲として消化してるんです。THE WHOの「The Kids Are Alright」という曲のカバーも素晴らしいので、ぜひ聴いてみてください。

ーーMusic Selectionのコーナーでは、only in dreamsの仲間、Nick MoonとASIAN KUNG-FU GENERATION、後藤正文さんも登場。次回からも登場して素敵な曲をセレクトしてくれます。どうぞお楽しみに。

Just a Feeling supported by only in dreams
放送局:interfm
放送日時:毎週土曜 23時00分~24時00分
出演者:下村亮介 (the chef cooks me)
番組ホームページ

メール: tccm@interfm.jp
ハッシュタグ: #シモラジ

※該当回の聴取期間は終了しました。

鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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