リーガルリリー、コンビニで流れている曲は「自分が行くと流れない!」

Ready Steady George!! ©InterFM897

ジョージ&シャウラがInterFM897でお届けする3時間、『Ready Steady George!!』。2月10日は、注目のガールズ・スリーピースバンド、リーガルリリーから、Vo. Gt.のたかはしほのかとBa.の海が登場。

不安の方が大きいけど、徐々に自信に繋げていきたい

George Williams(以下、George):注目されてますね?自分たちでも感じてる?

たかはしほのか(以下、たかはし):色んなところで自分を見かけます。ファミリーマートとかで。

Shaula:そういう時ってセルフィー撮るよね。

たかはし:撮るの忘れてた!今度撮ろう。

George:コンビニで流れるって相当知名度が上がってると思うんですけど。

海:周りの人が「流れてるよ!」って言ってくれるんですけど、自分が行くと流れてなくて。

George:理想はコンビニのどのコーナーで流れてて欲しいですか?

たかはし:お酒コーナーで聴いて、おおって言いながらお酒を選んでおうちで浸りたい!

Shaula:レジで、今流れてる曲私のなんですよって言ったり。

たかはし:言ってみたい!でも大体そういう時ってパジャマだったりスッピンだったりするから言えないよね。

George:先週1stアルバムリリースされましたね。どんなアルバムになりました?

たかはし:初めてのフルアルバムなので、一曲一曲全く違うバンドのような曲にしてみたら私自身も飽きずに聴けるかなと思って、そういうイメージで作りました。

George:この1stフルアルバムで自分も飽きないようにいろんなスタイルの曲をやって。でも制作期間が短いって聞いたんですけど。

たかはし:3ヶ月ぐらいで作りました。

George:どうでした?

海:だからこそ前作った曲をちゃんと覚えてて、より違う曲にできたかなと。あとは無意識に全部の曲に共通点があるというか。通して聞いても違う曲なのに同じアルバムなんだなってわかるようになりました。

George:どういうところで?

海:歌詞の物語性とかかな。

たかはし:同じこと考えてる人が違う物語を作っているんだなっていうのがわかるかもしれないです。

George:3ヶ月の製作期間はプレッシャーには感じなかった?

たかはし:もうやるしかない気持ちで。集中しました。

George:曲が次から次に出てくるんですね。

たかはし:そうですね。普段から「こういう曲つくりたい」って毎日思ってます。

George:この番組でも「1997」よくオンエアしているんですけど、これは生まれた年?

たかはし:そうです。自分の生まれた時って覚えてないじゃないですか。でも一番書く、見覚えのある数字なので音楽にしてみようかなって思って。

George:そうだね。確かに生まれた年聞かれるよね。「1997」のMVも誕生日のライブ映像だったり幼い頃の映像も使ってるんですよね。どういう気持ちでMVを見ました?

たかはし:子供の時の動画がギターソロの時に流れて、そこで涙が出ます。

海:うちのお母さんと一緒に見たんですけど、お母さんがまさかこうなると思ってないから、昔の私と今の私を見るのでそれで泣いちゃって。だから生まれたことを実感できるMVですね。

George:親の気持ちも入ってる動画が、まさか20年後にMVに使われるなんてね。

たかはし:何を使われるか分からなかったから、ビデオだけ提出して。

海:自分たちでも確認できないまま渡したので。

George:最近聴いてる曲を教えてもらいたいんですが、まずは、たかはしさん。

たかはし:去年フジロックに行ったんですけど、Death Cab for Cutieを見るときに土砂降りすぎて。その前のAmerican Footballを見てもう帰らざるを得なくなって悔しすぎて。去年1年間ずっとDeath Cab聴いてて。

Shaula:フジの土砂降りは大変よ。前にラムのグリルがどうしても食べたくて、土砂降りの中行って持ってるビールが飲んでも飲んでも減らなくて(笑)。

George:次は海さんが選んだ曲で、Grouplove。どうしてですか?

海:初めてジャケットでCDを買ったのがGrouploveで。その中で一番好きな曲ですね。

George:ジャケ買いして音にはどう感じました?

海:ジャケットのセンスが合う人は曲の趣味も合うみたいで。良かったなって思いました。

George::でもずっとジャケ買いしてると、え!?こりゃないよ!ってなることありますよ。この音のどういうところに惹かれますか?

海:ギターのポロポロしてるところとか、サビの声質が好きで、元気が出ます。

George:リーガルリリーは去年末から先週までプレイリストを公開してましたよね。これはUSインディーからオルタナ・シューゲイザー、邦楽などいろんなジャンルまとめてて。本当にいろんな音楽を聴いて育ったんですね。もともと洋楽聴いてた?

たかはし:もともと洋楽で。中学生ぐらいに周りが邦楽を聴いてて、それから聴くようになりました。最近は、両方聴いてます。

George:ジャンルはいらないよね。好きなものは好き。来月からリリースツアースタートしますよね。4月4日のマイナビBLITZ赤坂は、今までで一番大きい会場じゃないですか。どんな気持ちですか?

たかはし:不安の方が大きいけれど徐々に自信に繋げていきたいですね。

海:ちゃんと準備して向かって行こうかなって思います。

George:今年はツアーの後どういうことを考えてる?

たかはし:曲作りをたくさんしたいです。

George:もうしてる?

たかはし:してます。

George:次のアルバムはどういう感じになりそう?

たかはし:いろんなジャンルを入れたいですね。一回は電子音楽とか興味はあるんですけど。

George:楽しみだね。最後に「狐の嫁入り」って曲を聴きたいんですけど、これってどういう曲ですか?

たかはし:この曲は私が絵本を作るように作った曲です。私は絵が書けないので、自分の中で想像しても絵を音楽にすることしかできなくて。そういう風にした曲です。

George:なるほど。今日はありがとうございました!

Ready Steady George!!
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時00分
出演者:George Williams、 Shaula
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※該当回の聴取期間は終了しました。

鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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