ラッパー/トラックメイカーRyohu、最新作『Circus』を語り尽くす
「Hanabi feat. オカモトショウ」について
三宅:これもショウくんと満を持してですよね。
Ryohu:そうですね。ショウとは10代の頃から知ってるから、青春を思い出しながら作ったかもこの曲は。コンセプトがそこにあるかも。
三宅:これもだからRyohuのスタジオにショウくんが来てもらって?
Ryohu:そうそう。デモみたいなのを作って、ショウにギターを弾いてもらって、こういう曲にしようって言って。それを何回か繰り返したのかな。俺が勝手にギターのピッチめっちゃ上げたりして、全然違う曲にして。それに対してショウも「いいよ!」って言ってくれて、本当にお互い10代に戻った感覚で作ったかも。
三宅:実際スタジオでもそういう話になったの?
Ryohu:もちろん。プライベートでも結構遊んでるけど、改めて曲を作るっていうのは特殊だから、なんか小っ恥ずかしいし、でも楽しみみたいな話になって。制作においてはベースとかギターとかをショウ以外に頼む選択肢もあったんですけど、青春っぽい感じを出すなら、うちで全部レコーディングして全部ショウが弾いてよって話して、僕のスタジオにアンプ持ってきてエンジニアを連れてきて、DIYじゃないけど若気の至りみたいなバイブスを込めたかった。
三宅:空気もそういうものにしたかったってことだよね。
Ryohuのこの先
三宅:まあ気は早いですけど『DEBUT』『Circus』ときて、次のアルバムのコンセプトとかタイトルとかあります?
Ryohu:ちょっとずつ考えるようにしてます。それこそ『DEBUT』は1人でやって、『Circus』はいろんな人とやって、この2枚でRyohuらしさみたいなものを表現できたから、全部まとめて次の作品に活かしたいなっていうのが一番あるかも。
三宅:めちゃくちゃ楽しみですね。
Ryohu:30代になって、音楽に対して20代の時より悩みが少なくなった。20代の時は「どうしたらいいのかな?」という状態のなかで作ってたけど、30代になってからは「こういうの作ってみたいな」とかはずっと思ってる。
三宅:いろんな制作の方法論みたいなものをできたからだよね。
Ryohu:1stアルバム、2ndアルバムで自分自身でつけてたしがらみとか足枷を取っ払った感はすごいある。それが次の作品ではできたらいいなと思ってる段階です。
三宅:意外にすぐにできたりして。
Ryohu:だといいよね〜。
三宅:それは分かんないからね(笑)。でもまた2023年に入って新しい人との出会いとかもきっとあるからね。
Ryohu:まあ今はKANDYTOWNもやってるし、ライブも再開し始めてるから、そのなかで得たことを表現していくのかと思ってます。
三宅:楽しみにしてます!
- One Hour Radio
- 放送局:interfm
- 放送日時:2022年10月30日 日曜日 22時00分~23時00分
- 出演者:Ryohu、三宅正一、TENDRE
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番組ホームページ
※該当回の聴取期間は終了しました。