譜久村聖、モーニング娘。'23卒業前ラスト出演!生田が震える“卒業後の歌割問題”

ラジオ日本『モーニング娘。'23のモーニング女学院~放課後ミーティング~』(毎週土曜日24時~24時30分)略して“モー女”は、11月25日(土)の放送で、リーダーの譜久村聖グループ卒業前ラストの出演となる『モーニング娘。’23のモーニング女学院スペシャル~放課後ミーティング~ふくちゃん卒業するってよスッペシャル!』と題して1時間スペシャルでお届けした。

モーニング娘。’23のコンサートツアー秋『Neverending Shine Show』11月29日の最終公演で卒業する譜久村の最後のモー女出演。1時間スペシャルの今回は、同期の生田衣梨奈の二人でお届けした。約13年前のお台場のヴィーナスフォートで開催されたイベントに譜久村が出演した時のことや、今年3年ぶりに実施したバスツアーのこと、そしてファンについてなど、ここだけのぶっちゃけトークが盛り沢山!

収録後、「あっという間だったー!」と話した譜久村。モー女放送開始から出演していた出席番号1番・譜久村聖のラスト出演は、同期・生田とのコンビだからこその、過去最高に“放課後ミーティング”らしい賑やかな放送となった。

譜久村卒業後の歌割について

生田:この話しよーよ!聖が、もしこの(歌割)パートえりにきたら嬉しいなってやつ。聖のパートの中でね!

譜久村:えーやっぱあれじゃない?

生田:すぐ出てくるのやめてくれる?(笑)

譜久村:あれじゃない?『すっごいFEVER!』の「今夜君は天使さ~♪」のところ(笑)

生田:いやそこはね!ちょっと怖がってるから!(笑)

譜久村:と、『Neverending Shine』!

生田:やめろ!『Neverending Shine』絶対無理なんだけど!(笑)「(裏返って)好きだよ~♪」ってなっちゃう(笑)

譜久村:(爆笑)とか、あと『Help me!!』とか!やっぱあれはさ、(振付で)一列になるところあるじゃん?あそこはやっぱ待ってる人順かなって思って(笑)

生田:違うよ違うよ違うよ!だってさ、覚えてる?えり、ずっと多分りほ(鞘師里保)の後ろじゃない?

譜久村:そうだっけ?覚えてない(笑)でも、次えりぽんだよ。前がいなくなったら、「次の方どうぞー」って(笑)

生田:でもね、えり震えてる。『すっごいFEVER!』はちょっと震えてる(笑)

譜久村:(笑)

生田:最近のね、歌割を決めるときに、やっぱスタッフさんも大変にならないように場位置が近い子とかで決めてくれたりすることがあるんですよ。で、その流れ的に、えりがめちゃくちゃ良い位置で踊ってるし、良い位置でしゃがむけん、ワンチャンえりあるかなと思いつつ、でも後ろに北川(莉央)がいるから、北川もありかなって。

譜久村:北川もありかな(笑)プロデュースえりぽん(笑)

生田:北川もあるし、その横がはるさん(井上春華)じゃん。新メンバーの新曲ってなって、はるさんかなとも思うし。この3人(の誰か)かなって。

譜久村:まってはるさんが「今夜~」って歌うの?(笑)

生田:そう!

譜久村:そっか~、その可能性もあるね。17期らいりー(櫻井梨央)パターンね。かえでぃー(加賀楓)が卒業した時にらいりーがそのまま引き継ぐパターンもあったからね。

生田:でも、『すっごいFEVER!』はずっと怖がってるよ。

譜久村:そうね、でもずっとあのダンスやっていてほしいっていうのもある!私のソロの前、えりぽんが踊ってるんですよ。そこを最後までやってほしいなっていう気持ちもある(笑)『Y字路の途中』もそうじゃん?えりぽんがはるなん(飯窪春菜)の目の前にいるっていう(笑)

生田:なんかもうあれ超気まずかった!

譜久村:私の卒業後の、そういうところも楽しみにしてるよ。

生田:うん、見ててほしいわ。

譜久村:皆のコンサートはもちろんずっと見たいなと思ってるし。

生田:じゃあ、誘ってあげるね。

譜久村:よろしく!スケジュール把握できてないから、みずき。

生田:大丈夫だよ、えりのTimeTreeに入ってるんだから(笑)

偉そうな“校長枠”でまた出たい!

譜久村:私は、607時間中、213時間出席して、80回日直をしてきたそうなんですけど。

最初は9期10期から始まり、小田(さくら)が入学し、そこからモーニング娘。全員のレギュラーラジオになって、そこから3人とか4人とか、色んな組み合わせでやってきて。

あと、特に印象的だったのは、どぅー(工藤遥)が卒業する時に、8人?9人?とかでやらせてもらったりとか。いつでもわちゃわちゃしてたなって。どこの回を思い出してもわちゃわちゃしてたなって。すごく楽しかったなって思います。

モーニング女学院はホームだなって思います。
私は卒業してから一回お休みさせていただくんですけど、また戻ってきたときに偉そうな“校長枠”みたいな、ゲスト枠で出させてもらえたら嬉しいです(笑)

本当に本当にお世話になりました。ありがとうございましたー!

モーニング娘。'23のモーニング女学院~放課後ミーティング~
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週土曜 24時00分~24時30分
出演者:譜久村聖・生田衣梨奈(モーニング娘。'23)
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亡き親友との約束胸に「スタジアムを応援フラッグでいっぱいにしたい」

プロ野球をはじめ、先日のメジャーリーグ開幕戦、そしてサッカーのJリーグでもよく目立つのが、巨大なフラッグによる応援です。今回は、このスポーツ応援に欠かせないビッグフラッグを染め上げている男性のお話です。

影山洋さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

日本一小さな市・埼玉県蕨市に、一軒の工房があります。有限会社染太郎、スポーツの試合で現れる大きな旗を作る会社です。トップは、影山洋さん、昭和30年生まれの69歳です。

蕨出身の影山さんは、小さい頃は空き地で友達とサッカーボールを蹴ったり、お小遣いがたまると後楽園球場へ行って、王さん・長嶋さんの野球を見て育ちました。そして、百貨店で催事のお知らせをする巨大な垂れ幕を作る会社に勤めます。

仕事に脂がのってきた30代のある日、影山さんは小さい頃のサッカー仲間で、当時の読売クラブに在籍していた奥田卓良選手から、こんな話を聞きました。

「今度、日本でもサッカーのプロリーグが始まるんだ。絶対応援してくれよ!」

「だったら、ヨーロッパみたいに、おっきな応援フラッグを作って、応援するよ!」

影山さんがそう答えて迎えた1993年5月15日のJリーグ開幕の日。国立競技場の熱狂の渦のなかに、奥田さんの姿はありませんでした。奥田さんは不慮の交通事故で、Jリーグを見ることなくこの世を去っていたのです。

『奥田との約束を守るためにも、日本のスタジアムを応援フラッグでいっぱいにしたい!』

そう思った影山さんは、会社勤めを辞め、自ら応援フラッグを作る会社を興します。地元・埼玉の浦和レッズの熱いサポーターたちとつながると、話が盛り上がって、今までにない幅50メートルのビッグフラッグを作るプロジェクトが始まりました。

影山さんが手掛けたビッグフラッグの数々

参考になったのはもちろん、影山さんが長年培ってきたデパートの垂れ幕のノウハウ。パソコンもあまり普及していない時代、設計図を元に1枚1枚刷毛で塗る手作業でした。ただ、ビッグフラッグを作っても、出来栄えを確かめられる広いスペースもなければ、対応してもらえる競技場もありませんでした。

ようやく人前で披露できる環境が整ったのは、2001年のJリーグ・レッズ対マリノス戦。埼玉スタジアム2002のこけら落としの試合でした。影山さんたちがドキドキ見守る中、ピッチに大きく真っ赤なフラッグが広げられると、スタンドからは「オーッ!」と地鳴りのような歓声が沸き上がりました。

翌日から、影山さんの会社の電話は、様々なチームからの問い合わせで鳴りやまなくなりました。

「私たちもレッズみたいな、熱い応援をしたいんです!」

数ある問い合わせの中に、情熱のこもったメッセージを届けてくれた人がいました。それは、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの応援団の方々でした。影山さんは、競技の違いを乗り越えて、新しい応援スタイルが広まっていくことに、喜びを感じながら、さらに大きい幅75メートルものビッグフラッグを作り上げました。

このフラッグが、千葉・幕張のスタジアムの応援席に広げられると、今度はプロ野球チームの関係者からの問い合わせが相次ぎました。こうしてサッカーではレッズ、野球はマリーンズから始まったビッグフラッグによる応援は、今や多くのスポーツに広まって、当たり前の存在になりました。

蕨市の盛り上げにも活躍する影山洋さん

そしてこの春、影山さんは、東京ドームで行われたメジャーリーグのカブス対ドジャースの開幕戦でも、大役を任されることになりました。それは、初めての国旗。試合開始前のセレモニーで使われる、幅30メートルの日の丸と星条旗の製作でした。

国のシンボル・国旗に汚れを付けたり、穴を開けたりすることは決して許されません。3月10日に納品した後も、影山さんは毎日毎日東京ドームに通って、抜かりのないように、細心の準備をしました。そして、メジャーリーグ機構の厳しいチェックもクリアして、開幕当日を迎えます。

ベーブ・ルースから大谷翔平まで、日米の野球・90年の歴史の映像が流れて、無事に大きな日の丸と星条旗が現れると、影山さんも胸が熱くなりました。

『あの王さん・長嶋さんが躍動した後楽園球場を継いだ東京ドームで行われる、かつてない野球の試合で、自分の本業で関わることが出来ているんだ!』

そして、このメジャーリーグ開幕戦の興奮も冷めやらぬなか、今度はサッカーの日本代表が、8大会連続のFIFAワールドカップ出場を決めました。実は影山さんには、まだまだ大きな夢があります。

「いつか、サッカー日本代表がワールドカップの決勝戦を迎えた日の朝、富士山の近くで、おっきな富士山をバックにおっきな日の丸を掲げて、選手にエールを送りたいんです!」

亡き親友への思いを胸に生まれた、日本におけるビッグフラッグによるスポーツ応援。その応援文化のパイオニア・影山さんの夢は、きっと叶う日が来ると信じて、さらに大きく膨らみ続けます。

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