終戦から76年、戦争経験者の証言を後世に

アサデス。ラジオ ©九州朝日放送株式会社

終戦から76年が経ち、戦争の経験者は年々少なくなっている。

『アサデス。ラジオ』では戦争経験者の証言をインターネットにあげる取り組みをしている手塚正己さんと電話をつなぎ、実際の証言の音声を一部紹介しながら活動について聞いた。

手塚さんは軍艦「武蔵」を題材にした映画の作成や本の出版の過程で、軍艦「武蔵」の元乗組員と遺族を中心に約90人の証言を集めた。手塚さんが集めた証言は戦闘についてだけではない。戦闘は一瞬。戦闘のない日常において、どんなものを食べて、どんなところで寝ていたのか。どんな思いで日々を過ごしていたのか、残した家族への思いについてもインタビューをしている。

コロナ禍ということもあり、経験者から戦争について直接話を聴ける機会は少なくなった。

実の父を題材にドキュメンタリー『父の戦争 戦艦武蔵 甲板士官の遺言』を制作した野村友弘プロデューサー(KBC)は、「戦争を知らない世代が、薄れ行く記憶をたどる機会として海軍証言集(軍艦武蔵会)をぜひ活用してほしい」と話している。

アサデス。ラジオ
放送局:KBCラジオ
放送日時:毎週金曜 9時00分~10時00分
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

【西武】山村崇嘉選手インタビュー 開幕1軍は逃すも「何とかここから1年間通して1軍で結果を出したい」


4月17日放送のライオンズナイターでは、ZOZOマリンスタジアムで行われた、ロッテー西武4回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの山村崇嘉選手にインタビューした模様を放送した。1軍昇格後の活躍やオフから挑戦している外野守備について訊いた。

――前の試合(4月16日、ロッテー西武3回戦)では7回に一時逆転となる一発(1号逆転スリーラン)がありましたが、振り返っていかがですか?
山村「追い込まれていたので何とかしようという気持ちで打席に立って、結果ああいった形で逆転できたことは良かったかなと思います」

――(本塁打の打席)1ボール2ストライクから(ロッテの)西村(天裕)投手は2球フォークを投じましたが見送りました。その後にストレートがくるのではないかと思っていた?
山村「西村投手はフォークがいいのでずっとケアしていて、最後はボールに食らいついたという感じです。結果フェンスを越えてくれてよかったです」

――去年の10月2日、3日から足かけ2年でZOZOマリンスタジアム3試合連続ホームランということで、非常に相性がいいですね?
山村「そうですね。あまり気にしたことはないですが、結果そうなっていますね」

――4月12日に1軍昇格してから3試合連続ヒットということで、ここまで振り返っていかがですか?
山村「積極的にバットを振れている結果かなと思いますが、まだまだボール球を振ってしまうこともあるので、何とか毎日1本、一日一善という気持ちでやっていきたいです」

――オフから春のキャンプにかけて外野の守備に挑戦されて、ここまで外野で1軍の試合に出場されています。実際の試合で外野を守った感触は?
山村「まだ安心感はないですが、しっかり集中して打球がくる前の準備を怠らないように常にやっています」

――特に前の試合は風速11 メートル、12メートルといった中で、外野守備はかなり大変だったと思いますが?
山村「前日のゲームは神経を使いましたし、初めての経験だったので緊張もしましたし、その中で難なくできたことはプラスかなと思います」

――去年の終盤にプロ初ヒット初ホームランが出て、今年はより本格的にいくぞというところですか?
山村「そうですね。去年開幕スタメンで出させてもらったのですが、1年間悔しい思いをしたので、今年は何とかここから1年間通して1軍で結果を出したいという気持ちでやっています」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー

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