THE ORAL CIGARETTES出演!公開収録の模様を放送

毎週金曜日に放送している「Kiss Music Presenter FRIDAY」にて、8/8(月)に神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校でおこなわれた公開収録放送の模様をお送りしました。ゲストは人気ロックバンド THE ORAL CIGARETTES 山中拓也(Vo.Gt)、あきらかにあきら(Ba)のお二人。そして彼らを10年以上見守ってきた神戸のライブハウス、旧アートハウス live music club PADOMAの店主 西本昇平さん。将来ミュージシャン・音楽業界を志す高校生・中学生が参加し、その場で質問にも答えてくれました。専門学校の生徒さんと一緒に作ったイベントの模様をレポートします。

将来ミュージシャン・音楽業界を志す高校生・中学生が参加

Kiss Music Presenter FRIDAY サウンドクルー 川田一輝

川田から、参加している高校生、中学生へ「いま音楽やっています!という人」「Tik TokやYou Tubeで発信している人」と質問を投げかけると元気よく手が上がった

10年以上のお付き合いで本番前の楽屋から大盛り上がり

左から、川田一輝、THE ORAL CIGARETTES 山中拓也(Vo.Gt)、あきらかにあきら(Ba)、live music club PADOMA 店主・西本昇平

神戸のライブハウス アートハウスには、先輩バンドにあたるアルカラを通じて店主の西本さんを紹介してもらい、THE ORAL CIGARETTESを結成して2年目の頃にライブで回り始めてから10年超のお付き合い。かなり多くの回数、コンスタントに出演させてただいていて、最初のライブははっきり覚えていない。しかし、まだ流通もしていない音楽に合わせて、バッチリと照明をあててくれたスタッフさんの仕事に感動し、ライブハウスのスタッフさんとの関係性を作ることは大事だと感じた。また西本さんにとってのバンドTHE ORAL CIGARETTESの印象は、「裏を狙ってくる。そんな方向から狙ってくるかと思うことをメジャーに押し上げる力がある」と感じた。「でも、最初の頃はお客さんはガラガラでしたよ(笑)」

バンドとライブハウスの関係性 愛をもって厳しく接してくれたことに感謝!

THE ORAL CIGARETTES 山中拓也(Vo.Gt)

結成の地である奈良のライブハウスでおこなった自主イベントに、アルカラ、KEYTALK、放ツ願い(THE ORAL CIGARETTES Dr 中西雅哉が所属していたバンド)が出演したときに、自分たち以外のお客さんと話すことで感じたこと。また、先輩バンドにあたるアルカラのボーカル稲村大佑さんからのちに「オーラルはオリジナリティがあるから、ちょっと距離をあけた方がよかった」という話を最近することができて、その思いに感動し、あえて独自の路線を自分たちで模索していった先にお客さんが増えていった感じがする。厳しいことを言ってくれる、愛をもってアドバイスしてくれる、熱量を感じるアートハウスというライブハウスや先輩たちの言葉に感謝していると語ってくれました。

ライブ、音楽制作への思い リスペクトの気持ちが大事!

THE ORAL CIGARETTES あきらかにあきら(Ba)

ライブハウスのラウンジでバンドメンバーで打ち合わせし、Voの拓也さんを中心に2年計画を立てて、そこへ向けていつまでに何をするべきか、といったことを熱く話し合っていたとのこと。また、家族を含めた周りの人たちの理解、背中を押してもらうことは大事。そのためには自分で伝えていかなくてはいけない。最初の頃は、未熟で伝えられていなかったし、伝わっていなかったと思うと振り返る。音楽制作では、Voの拓也さんが作ってきたデモ音源に対してのリスペクトをBaのあきらさんが語ってくれました。それは親しいスタッフ、例えば西本さんに対しても必ずあるものと教えてくれました。

一番大事なことは、音楽やパフォーマンスではなく、人間性!

live music club PADOMA 店主・西本昇平

パッと聴いてカッコいいバンドであるかどうかということを秤にかけるのではなく、人との関係や音楽ときちんと向き合えていることで、結果をちゃんと残せる人が多いと感じる。お互いにリスペクトできる関係性の構築をするうえで、人間性を見て感じることが多い。

番組恒例の「おさかなたとえ」 THE ORAL CIGARETTESは「チョウチンアンコウ」!?

サウンドクルー川田一輝の感じるTHE ORAL CIGARETTESのらしさは「セクシー&妖しさ」。それを掘っていくと「漢=男らしさ」骨の強さを感じる。新曲「BUG」は、頭から花火大会のクライマックスのようなパワーがあって、それを更新していく、ライブでめちゃくちゃ盛り上がる1曲ではないか。おさかなにたとえるなら、チョウチンアンコウ。深海を明るく照らす妖しさ、魚のエサと思わせてバクっと食べさせる。楽器の音も、ボーカルの声も並列して聴かせてトリコにさせる。そんな魅力がある。

8月10日(水)に新曲「BUG」をデジタルリリース

THE ORAL CIGARETTES 山中拓也(Vo.Gt)

新曲「BUG」は、主催イベント『PARASITE DEJAVU』が控えているので、その世界観に合った楽曲を作りたい、みんなで楽しみたいという思いがどんどんと膨らんでいった。コロナ禍で、より単純に楽しむことに対して貪欲になってもいいのかなと。曲を作って最初に盛り上がったのは僕。パソコン上で曲ができたとき、再生ボタンを押して、スピーカーから爆音を出して、1人で踊り狂ってました(笑)。ファンのみんなにも絶対楽しんでもらえると思います。

将来ミュージシャン、音楽業界を志す高校生・中学生が熱い思いを質問

神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校にて収録

学生からの質問に対して、真摯に答えてくれました。

・マネージャーになりたいのですが、今どんなことをしたらいいですか

・ライブを観ているだけでは感じていたけど、わからなかった感覚はありますか?

・どんな人と仕事がしたい!と思いますか?

・ライブのMCは事前に考えていますか、思い付きで話しているのですか?

・バンドとソロのそれぞれの難しさ。バンドをやっていてよかったと思ったことを教えてください

・奈良で、音楽と地元を盛り上げるイベントの企画・制作をやってみたい!という宣言まで飛び出しました

神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校の生徒さんと一緒に作りました!

神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校にて収録

写真すべて 撮影 ハヤシマコ

Kiss Music Presenter FRIDAY
放送局:Kiss FM KOBE
放送日時:毎週金曜 16時00分~19時00分
出演者:川田一輝(Kiss FM KOBEサウンドクルー)、THE ORAL CIGARETTES 山中拓也(Vo.Gt)、あきらかにあきら(Ba)、live music club PADOMA店主 西本昇平
番組ホームページ
公式Twitter

※放送情報は変更となる場合があります。

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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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