オーイシマサヨシ、キンカンのCM出演に大抜擢「本人が一番ビックリしてるんで」

6月3日(水)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月-木24時~)に、初のダブルAサイドシングル『世界が君を必要とする時が来たんだ/英雄の歌』を同日に発売したミュージシャンのオーイシマサヨシが出演し、「キンカン」のテレビCM出演に至った経緯を明かした。

ロックバンド・Sound Scheduleのボーカル&ギターでデビューし、その後はアニメ『けものフレンズ』の主題歌『ようこそジャパリパークへ』の楽曲を手がけるなどアニソンクリエーターとしても人気のオーイシマサヨシ(大石昌良としても活動中)。番組では最近初めてのテレビCM出演が決定したオーイシが、その心境や経緯を語った。

吉田尚記アナウンサー:オーイシくんの最近の活動なんですけど、虫刺されなどでお馴染みの“キンカン”の広告宣伝課長に就任し、6月上旬からテレビCMにも出るんですよね?

オーイシ:はい。これ一応先に言っておきますけど、本人が一番ビックリしてるんで(笑)

吉田:意外だもん、これどういう経緯だったの?

オーイシ:これ、きっかけが特になくて。僕のホームページのメールフォームに広告代理店さんからメールが来て、「キンカンのCM出ませんか?」って言われたんです(笑)

吉田:それ普通公式ホームページから来るの?

オーイシ:そう。ビックリしました、本当に。それでこちらからも「ぜひ!」ということでお願いさせてもらったんです

吉田:今までテレビCMの出演ってなかったよね?

オーイシ:なかったですね。なので、ちょっとした緊張感がありましたね

自身にとっても予想外のCM出演だったというオーイシ。また、オーイシは「キンカン」の製造販売元である株式会社金冠堂の山崎充社長から辞令を受けて、広告宣伝課長としての名刺を1000枚もらったことを、「どこで配んねん(笑)」と冗談まじりに明かした。

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話題を集めた三谷幸喜作『12人の優しい日本人』オンライン生配信の裏側 「Zoomで集合するのに1時間」

俳優の近藤芳正が、6月7日(日)に放送された、女優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)にゲスト出演。5月にYouTubeにて生配信された『12人の優しい日本人を読む会』について、発起人で出演もした近藤がその制作秘話を語った。

『12人の優しい日本人』は1990年、三谷幸喜が劇団・東京サンシャインボーイズで活動していた頃に書き下ろした代表作品で、「もしも日本にアメリカのような陪審員制度があったら?」という架空の設定で、一人の死をめぐって12人の陪審員激論を交わす法廷密室コメディ。

新型コロナウイルスによる外出自粛が続いたことから、1992年上演版のオリジナルキャストを中心にとしたキャストが、ウェブ会議アプリ・Zoom(ズーム)を使って『12人の優しい日本人』を読み、その模様をYouTubeで生配信。名作の思わぬ形での再演に、大きな反響を呼んだ。

戸田もこの配信を視聴したそうで「まさかオンラインで演劇が楽しめるなんて! と思ったのは私だけではないはず」と語り、近藤に舞台裏を聞いた。

戸田:台本はどうされたんですか?

近藤:台本は、あいちゃん(相島一之)に持っているか聞いたら探してくれて、「あったあった」ってなったんだけど。でも、ビデオを手に入れて見てみたら結構変わっていて、「これは書き直さなきゃダメだ」ってなって。それで、僕がビデオを見ながら変わったところ全部書き足したりして。

戸田:ひぇ~、大変!

近藤:そうしたら、妻鹿ありかさんが「私やるよ」って言って台本に起こしてくれたんですよ

戸田:台本作りとか、そんなところからみんな苦労してやったんですね

近藤:そうなんですよ

戸田:当時のネタというか、そういうのがすごい懐かしいなーと思って。私いつもね、初演から笑っていることがあるんだけど……とある名前で

近藤:越谷のジョイナー?

戸田:そうそう! 越谷のジョイナー! あはははは(笑)もう、いつ見ても笑えるな~と思ってね。ちょっと、今どきの人には分からない話かもしれないけれど、いろいろ懐かしく思いました

近藤:うんうん

戸田:歴代のみなさんは当時20代だったかもしれないですけど、今は50代でしょ? ハイテクに付いていけていない人のイメージがありますけど、大丈夫でしたか?

近藤:まず、Zoomという存在を知らない!

戸田:ふふ(笑)

近藤:みんなに「生配信での公演というのを考えているから、マネージャーさんに許可を取ってもらえる?」って、聞いてもらったんですよ。そうしたら、「なんかやっぱり、『こういう時期だから集まるのはやめたほうがいい』ってマネージャーに言われよ」って言われて、「いやいや! 集まらないよ! Zoomというものがあって、オンラインでやるんだよ!」って説明して、そういう話から始めました(笑)

戸田:あははは(笑)

近藤:Zoomにログインしても、みんななかなか入って来ず。全員入れたのが1時間後

戸田:1時間! まあでも、それでもいい方じゃない?

近藤:このまま入れない人がいるかも、と思っていました

戸田:今回の演出が、アガリスクエンターテイメントの冨坂友さん。どんな方でしたか?

近藤:本当に三谷幸喜さんのことが大好きで、自称“三谷フリーク”と仰っていて。Zoomでもいろいろ活動されているし、あいちゃん(相島)も知っている方だったから彼に演出を頼みました。メカにめちゃめちゃ詳しいから、ものすごく助かった! 「(Zoomの)背景を変えたい」とか、みんな勝手なことを言うじゃないですか? そんな12人のオヤジ達を、ちゃんと引っ張ってくれました

Zoomを使って生で演劇するという初の試みは、容易にはいかなかったと、苦労を語った近藤。この他にも、三谷に今回の企画を提案した時の反応や、どれくらいの稽古を行ったか、打ち上げの様子なども紹介した。

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