陣内孝則さんが恩人の故・内田裕也さんを偲ぶ

4月18日、文化放送の平日午前ワイド『くにまるジャパン 極(きわみ)』に、歌手で俳優の陣内孝則さん(60)が出演し、先月肺炎で死去した歌手で俳優の内田裕也(享年79)さんについて、"恩人"と感謝しつつ、「俳優で売れてから飲み屋とかで会うと、『いつからテレビの人間になったんだこのやろー!』って言われた」などと、ご本人のモノマネを交えながら様々な「内田裕也節」全開のエピソードを語りました。

陣内孝則さんはこの日、当番組の10時台、11時台に登場しました。コメントは以下の通りです。

陣内孝則さんが語る内田裕也節

・デビューした頃からとにかく気に入ってくれて、裕也さんがプロデュースするイベントには必ず出してもらってましたからね。ただめんどくさい人ではありましたけどね。やっぱり俳優で売れてから飲み屋とかで会うと、(モノマネしながら)「いつからテレビの人間になったんだこのやろー!」って言われて。市川森一さんと飲んでたんですよ。そしたら「てめぇこのやろー、お前、いつから市川と飲んでるんだよ。ロックどうしたんだ、このやろー」とかって言われるから。まぁ、あの人の「このやろー」は「ブラザー」って言ってるのと一緒ですからね。「裕也さんだってテレビ出てるじゃないですか」って言ったら、「俺は映画しか出ねーんだよ、テレビには出ねーんだ。全部断ってんだ」って言うから、「いや、TBS出てたじゃないですか」(と反論したら)「お前髪短けぇんだ、このやろー」って(笑)。もう論点が変わるんですよ!

・おかしかったのは、裕也さんってよく指2本口の前に立ててタバコくわえてる感じで歌うじゃないですか。あれスタイルだと思うんだけど、絶対声の邪魔になると思うし、「なんでこうやって歌うんですか」って聞いたら、「こうやって歌うとなぁ、ステレオになるんだよ」って(笑)。「21世紀へようこそ」って感じで(笑)。これジョークだと思いますけどね。あの人、本気で言ってることおかしいんですよね。

・聞いた話なんですけど、山本寛斎さんのショーにあの一族がお出になったんでしょ? 裕也さんと希林さんと本木さんと。希林さんと本木さんが自分で運転して、皆さん外車で乗り付けてかっこよくいらっしゃると。で、なぜか裕也さんはタクシーでいらっしゃったらしいんです。で、スタッフが「ご自分で運転なさらないんですか?」って聞いたら、「ロックは東京無線よ」って(笑)。帰りも「東京無線呼んでくれ~」って(笑)。面白い人ですよ、あの人。

 

陣内孝則さんはこの日は、自身が率いるバンド、TH eROCKERS(ザ・ロッカーズ)の4月17日にリリースされたニューアルバム「Rock'n Roll」についても語りました。

今すぐ聴く!

くにまるジャパン 極
放送局:文化放送
放送日時:毎週月曜~水曜・金曜 9時00分~13時00分
出演者:野村邦丸、西川文野アナウンサー(月-水曜)、水谷加奈アナウンサー(木-金曜)
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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