【西武】エンス投手インタビュー…、粘り強い日本の打者に「アグレッシブ」さで立ち向かう

6月23日のライオンズナイターはエンス投手のインタビューをお届けした。これまで11試合に登板し、4勝4敗、防御率2.30とローテーションの一角として活躍。6月22日のロッテ戦では佐々木朗希投手と投げ合い、敗れはしたが6回1失点と好投を見せた。インタビューはそれよりも前、6月19日に行われた。

――これまで自身の活躍をどうご覧になっていますか?

エンス「順調に来ていると思っています。毎日、球場に来て1日1日、成長できるように練習を積み重ねていますし、できているという実感もあります」

――日本に来て数ヶ月です。生活やライオンズの選手とのコミュニケーションなどは慣れましたか?

エンス「はい。生活も含めて順調に過ごせています。自分もそうなので先発投手とコミュニケーションをとることが多いですね。中でも(髙橋)光成、隅田、與座らと。チームメイト、みんなと仲良くできていると思います」

――日本の野球で驚いたことは?

エンス「アメリカとの違いという部分でもそうですが、日本の打者は(ファールで)粘ってくる。そこが驚いたところです。そういう打者はコーナーに投げてもスイングしてくれない、しっかりと見極めてくる。そういう意味でも、先のことを考えず、次の1球、次の1球と考えて、いまやっています。日本の打者はファールで粘る、ボール球を振らない、粘り強い打者がいる、という印象を持ちました」

――以前、試合前のルーティンとして球場まわりを散歩する、とおっしゃっていました。ベルーナドームのまわりも?

エンス「最近の登板スケジュールだと日曜でデーゲームだったので、その前に散歩というのもできていなかったんですけど、本当に短く、15~20分程度(歩く)というのはしていました」

――ベルーナドームで防御率1.93、被打率.175と、ホームでの成績がすばらしい。この辺りは?

エンス「やはり本拠地で投げるのはうれしいというか、楽しいことなので。ライオンズファンの前で投げられるというのもそうですし、日本の応援という部分で、ファンの方の情熱というか気持ちのこもった応援を感じながら投げられるので、試合の1球目から最後の1球まで応援してくれるので、そういうエネルギー、パワーをもらって投げている部分もあります」

――ルーキーの古賀選手とバッテリーを組んだり、18歳の滝澤選手が後ろ(ショート)で守ったり。この若い選手たちの活躍、いかがでしょうか?

エンス「古賀と滝澤に関しては、自分が来日してすぐのファームの試合でも一緒にプレーしていました。古賀はおもしろくて、話しかけてもくれるのでコミュニケーションをとりながら(プレー)できた。滝澤もあれだけ若い選手が躍動している、エネルギッシュなプレーをしている。見ていても楽しくなるし、成長を追うという意味でもおもしろい選手だなと思います。もちろん古賀以外の捕手ともしっかり作戦を立ててマウンドに立っている、コミュニケーションをとりながら臨むようにしています」

――エンス投手のお話で「アグレッシブ」という言葉を多く聞きます。自身の持ち味なのでしょうか?

エンス「『アグレッシブ』という言葉を自分に常に言い聞かせています。長所でもありますし、『アグレッシブにいくんだ』『ストライクゾーンに投げていく』というのが大切だと思っています。それができたときが、いいピッチングをしたときだと。コーナーに投げるというのも大切ですけど、アグレッシブにアタック、攻めていくというのが自分にとって重要だと思っています。

――これまで日曜日のデーゲームに投げてきましたが、このままいくと初めて平日、ナイターに投げることになりそうです。

エンス「次回の登板を楽しみにしていますし、辻監督、投手コーチに言われたときに投げるまでなので、それに向けてしっかり準備をしていくだけだと思います。交流戦後にしっかり休めた部分もあるので、またいいピッチングをしていければと。チーム全体でしっかり休めたというのは大きいので、自分たちを追い込んで、しっかりプレーして。デーゲームでもナイトゲームでも自分のルーティンは変わらない、何時間かズラすだけなので、それをしっかりとできればと思います」

――最後にライオンズファンにメッセージを。

エンス「いつもありがとうございます。ファンの方々のエネルギーあふれる応援が力になっています。(日本語で)がんばりましょう!」

エンス投手は日本語を吸収することに貪欲で、豊田清投手コーチにもそれが絶賛されているという。また、聴き手を務めた山田アナによれば、インタビュー前に日本語で元気よく「おはようございます!」と挨拶され、とてもいい印象を抱いたそうだ。

※インタビュアー:文化放送・山田弥希寿アナ

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中元日芽香の「な」、海外からのお悩みにも答えます。「海を越えてお力に慣れているなんてやっていてよかったな」


『中元日芽香の「な」』が、7月4日(月)午前7時に更新され、3人のリスナーからのメール相談に中元が親身に答えた。

1人目は、とある大学生からの相談だ。

現在大学3年生で、勉強が難しくなり課題に追われている。勉強の他にもバイトや教習所など、新しく始めたことが多くある。元々不安を感じやすい性格ではあるのですが、最近は切羽詰まっていて何をやるにも不安で好きなことをしている時間も、私はこんなことをしていていいのかなと不安になる。どうすれば、不安を無くせますか?

「聞いていると日々のタスクをこなすのだけでも大変そう。考えてみれば大学もそうだし、バイトもそうだし、だんだん要求されるレベルが上がっていく。だんだん難しいことを要求され続ける中で不安を感じるっていうのは自然な感情。でも、日頃からやるべきことをちゃんとこなしている方だと思うので、そこは大丈夫。好きなことをしている時間は今日1日頑張ったんだから好きなことをする時間をする権利があるんだって堂々と楽しんでいい。今日勉強をして、バイトもやったんだから。好きなことをやるぞ!っていう風に堂々と楽しんで。自分ができていないことに目を向けると不安になると思うけれど、逆に自分ができていることに目を向けてあげると、少し安心できて不安が軽くなるんじゃないかな」

2人目の相談は、とある先生からの相談だ。

現在地元で先生をしているが仕事がとてもきつい。教育でミスがあると子供たちの将来も変えてしまうかもしれないなど、深く考えなくていいことも考えてしまう。さらに残業時間も長く、自分の時間もない。また元々先生は自分のやりたい仕事ではなかったということも、心が重い理由の一つかもしれない。現在やりたかった仕事に向けて転職も考えているが、区切りの3月まではなんとしても頑張っていきたい。なんとか心が軽くなる方法はないですか?

「責任感が強い方。先生も人間だし、今思うと私の学校にもいろんな人がいた。そんな中でも、生徒にとっていい大人でいなきゃっていう先生は生徒思いの素敵な先生。しんどい時とか心が重い時の対処の仕方っていくつかある。仕事以外の趣味に没頭するとかも一つの方法。あとその辛い時に仕事に関して、でもこれ自分がやりたくてやってるからとか、自分が選んだ仕事だから、っていうのも結構踏ん張る大きな力をくれる。だからそのカードが使えない中で、どのようにして日々を乗り越えようっていう方法が見出せないのは確かにつらい。あと体の疲れとか睡眠不足も心の余白?余裕?を奪っていく要素の一つ。やりたかった仕事に向けて転職も考えているということで、ご自身の明るい未来を思い描くことが、エネルギーになってくれたらいいな。あるいは、何もしない時間を作るのも逃避になっていい。スケジュール的に拘束されていたとしても、自分の心の中の自由は守ってあげてほしい」

3人目の相談は、インドネシアから、Spotifyを聴いているというリスナーからの相談だ。

私はいつも自分の人生で起こらなかったことを心配しています。例えばお仕事でミスがあったら先輩を怒らせちゃうかなということです。どうすればいいですか?

「海を越えてお力に慣れているなんてやっていてよかったなって思います。自分の人生で起こらなかったことを心配してしまう、これ共感できるなーっていう方いらっしゃるんじゃないかな。心配性であったり、根拠のない自信を持つのって難しいなーって感じるタイプかな?適度な心配がミスを回避してくれたり、自分を守ってくれることにつながるけど、あまりに心配が大きくなりすぎると漠然と不安になって落ち着けなかったり、なんとなく暗い気持ちになってしまったりっていうことになる。なので、自分のその心配性のおかげで、仕事を丁寧にできているんだっていう自信に変えられたらいい。問題が発生したら、その時対処すればいいかっていうふうに割り切ることも、心を守るためには、必要なことなのかもしれない」

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