豪快な笑い声がチャームポイント!? あいあい傘・白濱優が笑いっぱなしの30分

日曜深夜にチャレンジ企画を放送しているRKBラジオ『日曜 mo R。~明るいラ族計画~』。1月21日は太田プロエンタメ学院福岡1期生の漫才コンビ・あいあい傘の二人がお送りするトークバラエティ『雨宿りしてってちょうだい! おかわり』をお送りします。

ネタバトルで優勝した「ご褒美」の冠番組

1月2日に放送されたRKBラジオホリデースペシャル『新春ちゃちゃちゃぶる鬼笑いスペシャル』の恒例企画・若手芸人対抗ネタバトルで、8組の中から優勝を獲得した“ご褒美”として与えられた冠番組枠。去年11月に単発企画として放送した『雨宿りしてってちょうだい!』からわずか2か月後の「おかわり」にいちばん驚いているのは、当の本人たち。まさか優勝すると思わず「コメントを用意していなかった」代わりに出てきたのは、白濱優の豪快な笑い声だったという、反省の弁(?)から番組がスタートします。

ずんだ餅パンプス

事前にSNSで呼びかけていた2人への質問に答えるコーナーでは、白濱優が過去にしてきたアルバイトについてトーク。当時感じたことをこと細かくメモに残す癖のある白濱は、英会話教室のビラ配りをしていたときに記したメモを用意し「道聞かれる、ミニスカ履いていたらナンパされる、『邪魔』って言われる、ただ喋りたいだけのおじいちゃんが来る」と回想。すかさずしょーまが「ミニスカ履いてたん?」とツッコミを入れると、白濱も「自分でもビビってる」とこれまた豪快な笑い声を響かせます。

また、失敗エピソードについても質問された白濱は「デパ地下のジュース屋さんで店員をしていたときに、お客さんのパンプスにスムージーをひっくり返したこと」という“激ヤバ”エピソードを披露します。「それがグリーンスムージーだったから、ずんだ餅パンプスになっちゃった」とまたもや豪快な笑い声。

ポエム調の日記を公開

番組後半では前回に続き、白濱優の過去の日記を大公開。「凹んでる自分も好き」などと心情を吐露している当時を振り返りながら「ポエムっぽいんだよね」と自分にツッコミ。好意を寄せている男性への思いを綴ったり、ダイエットに励もうと意気込みを語ったりしたくだりを紹介しました。

実は白濱、大学卒業後も数年にわたって薬剤師の資格を取得するための国家試験に落ち続けている浪人中の身。今年の受験も2月に迫っていますが、この時期、受験勉強に追われている人たちが共感できるような“名言”も日記には残されています。大学や高校の入試に挑んでいる受験生のみなさんもこれを聴いて励みにしてください。

あいあい傘
太田プロエンタテイメント学院福岡校を卒業した、長崎市出身のゆう(白濱優)と、元警察官という異色の経歴を持つしょーまが2022年3月に結成した漫才コンビ。

 

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日曜 mo R。~明るいラ族計画~
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週日曜 24時00分~24時30分
出演者:あいあい傘(しょーま・ゆう)
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

村上春樹「自分のカヌーは自分で漕げ」学生時代にカート・ヴォネガットの小説で出会った言葉

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。4月28日(日)の放送は「村上RADIO~村上の世間話4~」をオンエア。好評の「村上の世間話」シリーズ第4弾は、クスッと笑える“世間話”を、村上DJが選曲したグッドミュージックとともにお届けしました。
この記事では「今日の言葉」について語ったパートを紹介します。



◆The Sandpipers「Chotto Matte Kudasai」
サンドパイパーズが歌います。「ちょっと待ってください」というのが曲のオリジナル・タイトルなんです。マジで。

◆TSF「Salade de Fruits」
TSFというフランスのボーカル・グループが「フルーツ・サラダの歌」を歌います。

トマト・サラダも好きだけど、フルーツ・サラダもいいですよね。マンゴー入りのサラダが僕の好物です。



◆<クロージング曲>
Barney Wilen「As Time Goes By」

今日のクロージング音楽、フランス人のベテランテナーサックス奏者バルネ・ウィランが「As Time Goes By」を演奏します。いいですねえ。決めの歌詞、「月の光とラブソングが、時代遅れになることはない」。本当にそのとおりです。

ちなみに今日おかけした音楽は、すべて僕が最近中古屋さんのバーゲンで買い込んできたCDです。値段は100円か200円か、高くて300円。そんなものです。バーゲン・コーナー、こまめに探すとけっこう素敵なものに巡り会えますよ。

さて、今日の言葉は、
「Paddle Your Own Canoe(自分のカヌーは自分で漕げ)」です。

これはボーイスカウトのモットーにもなっていますが、もともとは英国の古い格言です。でも僕がこの言葉を初めて知ったのは、学生時代にカート・ヴォネガットの小説『スラップスティック』を読んだときです。その中でこの言葉はとても印象的に使われていて、今でもよく覚えています。『スラップスティック』、愉快な小説ですよね。先日久しぶりに読み返して、あらためて感心しました。

「自分のカヌーは自分で漕げ」。要するに自分のことは人に頼らずに、自分でしっかりやれということですよね。

でも「自分のことは自分でやれ」と言うと、身も蓋もないというか、ごく当たり前の「ご教訓」になってしまいます。でも「自分のカヌーは自分で漕げ」って言われると、そのシチュエーションが目の前に浮かんできますよね。実際にカヌーに乗って、パドルを手にして、1人で急流を乗り切っているような、そんな具体的な気持ちになります。「がんばらなくちゃ」、みたいな。

言葉の力って、表現の力って、結局そういうことなんですよね。生きた具体的な共通イメージを、送り手と受け手の間に起ち上げること。僕はいつもそのことを頭に置いて文章を書いています。それって大事なことです。

「自分のカヌーは自分で漕げ」

漕いでください。



番組では他にも、ほとんど夢を見ないという村上さんが鮮明に覚えているという“夢の話”から、近所をジョギングしているときにある動物に遭遇したときのエピソード、学生時代の夏休みに一人旅をしたときの思い出などについて語る場面もありました。

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4月28日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月6日(月・祝)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO~村上の世間話4~
放送日時:4月28日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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