ドーム球場近くの商店街・福岡市唐人町エリアで“最古の店”探し

新しいお店・企業から徐々に創業年数の長いお店・企業を巡り、そのエリアの魅力や地域の歴史を発見していく、RKBラジオ『Toi toi toi』の不定期シリーズ企画「探検!○○」。5月27日から30日にかけて、RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーがみずほPayPayドームに近い、福岡市中央区唐人町エリアで取材を続けました。(報告・スナッピー長谷恵)

強力な助っ人登場!

長谷川友子さん(左)

「探検!唐人町」は、強力な助っ人を迎えてお送りしました。「モコ」の愛称で、沖縄のテレビ・ラジオで大活躍中のタレント・長谷川友子さんです。実は長谷川さん、スナッピー22期生としてRKBラジオでリポートしていた私たちの大先輩。

長谷川さんにとって唐人町は、スナッピーの現役時代「唐人町商店街の端から端まで、糸電話で会話ができるのか」とか「漬物を食べると体が柔らかくなるのか」といったさまざまな“検証”をラジオ番組で中継リポートした「とても思い出深い」エリア。

その唐人町で長谷川さんは、舞台が控えています。7月28日、29日に唐人町商店街の甘棠館Show劇場で上演される「Over-~79歳、ある少女たちの未来図~」です。戦争の傷がいえない沖縄の現状を浮き彫りにする、笑いあり涙ありの二人芝居。共演するのは、RKBラジオ『仲谷一志・下田文代のよなおし堂』のパーソナリティ・仲谷一志さんです。ちょうど、その芝居の稽古のため。沖縄から数日間、福岡に滞在していたのです。

ニューオープンの食堂から企画スタート

この「探検!○○」シリーズのルールは、
①インターネット上の情報に頼らないこと
②取材で紹介したところよりも歴史の長い商店や企業を訪ねること
③唐人町エリア(周辺の地行、福浜、荒戸を含む)のお店・企業を巡ること

です。

初回のリポートは、情報収集を行うため、昔ながらの光景が残る唐人町商店街へ。25年前のスナッピー・長谷川さんに、昔の唐人町商店街の話を聞きつつ、通行人の口コミをもとに、探検スタートです!

①創業から半年 海鮮食堂「サカナとごはん凪」

オープン直後から「バズった(人気がでた)」という「エビ天丼」。この日も開店前からそれを目当てにしたお客さんが並んでいました。列の先頭にいたのは埼玉から来たのだそう。このエビ天丼の高さはなんと25センチ! 天丼のたれは、唐人町商店街のうなぎ屋さんから譲ってもらったうなぎの骨を使用しています。

②創業4年 生花店「心ひとつ」

美容室に併設しているお花屋さんです。美容室は店主の母親が営んでいます。商店街の人たちの憩いの場となっていて、おしゃべりに夢中になって仕事が進まないこともしばしば…。

③創業21年 たこ焼き店「うまか家」

コロナ過をきっかけにリニューアルしたお店。長谷川さんがスナッピー時代に訪れた時と雰囲気が全く違っていたそうです。たこ焼きは、ゴルフボールほどのサイズがあり、キャベツがたっぷりなのが特徴。21年も続けていると、子供の頃から通っていた人が、大人になっても来てくれることがあるそうで、先日は結婚を控えた東京に住む男性が来店し、「新郎思い出の地」としてウェディングムービーの撮影をしていったそうです。

④創業30年 劇団ショーマンシップ

仲谷一志さん(右)

唐人町のお隣、荒戸で旗揚げした劇団。劇場を探していたタイミングで、唐人町商店街にある「甘棠館Show劇場」を活用してくれないかと声がかかり、事務所を移転したそうです。7月に本番を迎える舞台に向けた稽古の真っ最中でした。

⑤創業57年 「久保山食料品店」

もともと乾物屋さんなのですが、店内の7割以上を占めているのはゲーム機。プレイステーションやファミコンなど懐かしいものもあります。「多くの方にお店に足を運んでもらおう」と2代目店主が、初代の反対を押し切りお店の前にゲーム機を置き始めたのがきっかけ。狙い通り子供達がよく来てくれるようになり、さらに一緒に来た親もいつの間にかゲームに熱が入るそうです。最近では、海外からの客も増えているとか。

⑥創業66年 柳川屋

92歳の古賀とみこさんが切り盛りしているお店。新鮮なアサリやシジミなどを並べたり、うなぎを焼いたりしていて、毎朝6時半から開店の準備をしているそうです。一緒にリポートした長谷川さんがスナッピーを卒業するときの最後の放送をした場所で、昔と変わらないとみこさんの姿に感激していました。

⑦創業75年 認定こども園汀幼稚園

隣にある教会の敷地から、こども園にかけて立派な藤棚が広がっています。親から子、子から孫と、3世代で通っている家庭も少なくないそう。主任の山野先生は、毎日園の前に立ち挨拶をしていて、住民とのコミュニケーションを大切にしています。

⑧創業76年 三好不動産

唐人町に隣接する今川にある本社のほか、福岡市内に15店舗を構え、総社員数およそ600人の不動産会社。もともとは質屋さんだったそう。昔、唐人町周辺は、遠洋漁業が盛んな漁師町だったという歴史を教えてもらいました。

⑨創業139年 ファミーユ油屋

創業時は「油屋」という屋号だった婦人服店。店主の村田家は、黒田二十四騎のひとり、村田吉次家がルーツ。廃藩置県の頃、油に目をつけて商売を始めたのでは、と言われています。その後、福岡大空襲を乗り越え、米穀店や雑貨店、洋服の生地の販売から今の婦人服店になりました。

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菅井友香、青森で馬文化と美味いものを堪能!「うまらぶ旅行社」のロケを振り返る!

9月12日(木)、女優の菅井友香がパーソナリティを務めるラジオ番組「サントリー生ビールpresents『菅井友香の#今日も推しとがんばりき』」(文化放送・毎週木曜日21時30分~22時)が放送。菅井がフジテレビで放送された「うまらぶ旅行社」についてのメールを紹介し、収録について振り返った。

「母がお土産の南部せんべいをすごく喜んで」-

「うまらぶ旅行社」は、JRAの番組で菅井がツアーガイドとなり坂下千里子とますだおかだ岡田圭右と共に、美食の街・八戸で馬の文化を学びながら、激うまグルメを堪能する2つの“うま”を楽しむ魅力満載の旅番組。

番組内では、坂下と岡田というベテラン芸能人を案内することになり、ツアーガイドとしても大先輩である坂下に最後に点数を付けてもらったところ、38点という愛のある厳しい評価をいただいたという。

現地で印象的だったと語ったのが、青森の伝統的な郷土玩具「八幡馬」。「八幡馬」は青森県八戸市を中心とする南部地方で古くから作られている木彫り馬で、訪れた櫛引八幡宮でお土産として購入し、現在も筆箱に付けているという。

さらに、「騎馬打毬」という大河ドラマでも取り上げられたことのある伝統競技に挑戦したという。「騎馬打毬」は各組の競技者が、乗馬して、地上に置かれた自組の色の毬(たま)を、先に網の付いた棒(毬杖きゅうじょう)ですくい、競い合いつつ、ゴール(毬門きゅうもん)に投げ入れる競技。菅井は地上で行うのも難しいこの競技に馬上で挑戦した結果、やはり苦戦してしまったそう。騎乗したローズという馬にも「呆れ顔されちゃいました」と振り返った。

また、お土産で購入した青森名物の南部せんべいは特に心に残ったらしく、パリッとした食感に驚かされたという。チーズやチョコがかかったものもお土産として購入していたが待ちきれずに帰りの新幹線で早速味わうことにしたそうだ。菅井家もこの南部せんべいの美味しさには感動したらしく、「母がお土産の南部せんべいをすごく喜んで、これはおいしい!ネットで買いたい!と調べたんですけど、全然無いじゃないって言ってて。だから、もっと買って帰ればよかったと思うぐらい喜んでもらえて感動しました」と語った。

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