航空自衛隊・西部航空音楽隊の素顔にRKBラジオ・スナッピーが迫る!

こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーの芝生真優です。10月21日、全国に5つある航空自衛隊の音楽隊の一つ、西部航空音楽隊を取材しました。航空自衛隊春日基地(福岡県春日市)の敷地内に活動拠点があり、一歩足を踏み入れるとさっそく美しい楽器の音色が響いてきます。 『Toi toi toi』の中継では、入隊して最初の行進訓練で流れるという大切な行進曲「空の精鋭」を演奏していただきました。大迫力の音に包まれ、音の振動が体まで伝わってきます。

音楽と訓練の割合は「9:1」

隊長で指揮を務める芳賀大輔三等空佐(47)に伺うと、普段は中国・四国、九州地方を中心に、多い時は30〜40人で演奏に向かいます。意外にも(?)移動手段はバスか船で、飛行機は使わないそうです。

「自衛隊」と聞くと厳しいトレーニングを想像しますが、実際の「音楽」と「訓練」の割合は9:1。午前と午後に2時間ずつの合奏を行い、圧倒的に音楽に向き合う時間の方が多いといいます。 音楽隊に入るためには航空自衛隊に入隊後、音楽の技量試験を突破しなければなりません。具体的数字は明かせないそうですが「相当な倍率」とのこと。基本的には各パートの担当者が定年退職するなどして欠員が出たときにだけ募集がかかるため、社会人として働きながらチャンスを待つ人も増えているそうです。

音楽で自衛隊と国民を繋ぐ架け橋に

入隊3年目で若手クラリネット奏者の及川せれなさん(25)は、災害派遣先で演奏する音楽隊のニュース映像を見たことが入隊のきっかけでした。「音楽を仕事にしたい」という夢を叶え、演奏会でお客さんから「ありがとう」と声をかけられる瞬間にやりがいを感じるそうです。

「私たちは航空自衛隊がどんな仕事をしているかを広報する役割も担っています。自衛隊員としてその良さを国民の皆様に伝えられる音楽隊になりたい」と、目標を熱く語ってくれました。

音楽隊歴40年!娘も世界で活躍する大ベテラン

最後にお話を伺ったのは、音楽隊歴40年の大ベテラン、トランペット奏者の坂本准空尉(59)です。中学・高校と吹奏楽部でトランペットを吹いていましたが、高校時代に先輩が音楽隊に入ったことがきっかけで、自身も入隊を意識したそうです。

国内の演奏会はもちろん、海外の軍楽隊との共演や競馬のGIレースでのファンファーレなど華々しい経歴を持ちますが、「未だにソロで吹く舞台は緊張する」と日々の自主練習を欠かしません。

日々、自宅での自主練習も怠らないそのストイックな姿勢を、他の隊員たちも尊敬の眼差しで見つめていました。40年の自衛隊生活の中では、演奏が一向に上達しないと感じて辞めようと考えた時期もあったそうです。しかし、当時の先輩から「続けていれば、いつかは納得のいく演奏ができる」とアドバイスをもらったからこそ、ここまで続けてこられたと振り返ります。

実は奥様がトロンボーン、娘さんがトランペット、息子さんがホルンという音楽一家。中でも娘さんはエジプトのカイロ交響楽団でトランペット奏者を務めています。今でも演奏に行き詰まるとビデオ通話で相談を受けるそうで、「ビデオ越しに一緒に吹き合うこともあるんだよ」と、嬉しそうに目尻を下げて教えてくれました。

来年9月に定年を迎える坂本さん。「災害派遣において、音楽で人々の心を癒すことができるのが自衛隊の音楽隊の良さ。後輩たちにはどんな仕事であっても、全力で音楽を演奏してほしい」と想いを託します。

他隊員からも「格別」と称される坂本さんの演奏を特等席で聴くことができ、まさに耳が幸せなひとときでした。 西部航空音楽隊の大迫力の生演奏は、直近では「大相撲九州場所」の千秋楽・表彰式や優勝パレードで観ることができます。皆さんもぜひ、その素晴らしい音色を体感してみてください。

Toi toi toi
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 9時00分~13時00分
出演者:山口玲香、富永倫子
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※放送情報は変更となる場合があります。

ラジオ人気パーソナリティに必要なのは自己開示? 橋本吉史が語るヒットの法則とナイターオフの真実

ABCアナウンサーの北村真平がパーソナリティを務めるラジオ番組『KITAMURA STAND』。
番組は「街角のコーヒースタンドのように、誰もが気軽に立ち寄れるラジオ」がコンセプト。ニュースやカルチャー、音楽などを通して、リスナーが「ちょっと立ち止まって耳を傾け、またそれぞれの日常へ」と戻っていく、そんな時間を提供する。
10月21日の初回放送には、『ジェーン・スー 生活は踊る』や『アフター6ジャンクション』など、数々の人気番組の生みの親である元TBSラジオプロデューサーの橋本吉史さんがゲストとして登場。ラジオ界のヒットメーカーから明かされた「ナイターオフ番組のリアルな裏事情」に、北村アナが思わず動揺する場面もあった。

「この人はいける」ラジオPの嗅覚と、パーソナリティに求められる“自己開示”

橋本氏は、ライムスター宇多丸さんやジェーン・スーさんといった、他分野のエキスパートをラジオの人気パーソナリティに育て上げた経験を持つ。北村アナが「ラジオ界でもエキスパートになるっていうのは、どのあたりから見えていましたか?」と尋ねると、橋本氏はプロデューサーとしての嗅覚で「番組始める前にやっぱいけると思うから始める」と断言。

しかし、始めてからのリスナーの反応が重要だという。受け入れられるパーソナリティとそうでない人の違いについて、橋本氏は「マイクの前でどのぐらい正直になれているか」「どのぐらい自己開示できるか」が一番大事だと分析した。

「これ、オーディションなんです」ナイターオフ番組の“本当の役割”に北村アナ絶句

話題は、地上波ラジオとポッドキャストの違いへ。橋本氏は、狙って聴きに来るポッドキャストに対し、地上波は「ふらっと立ち寄れる」不特定多数を意識した作りが必要だと解説。「ガラス張りのお店に作ってあげて、怖い人じゃないんだなみたいなところは出したうえで、でもなんかこの店の奥のほう超気になるなみたいに作ってあげる」と、巧みな比喩でその違いを語った。

さらに、プロ野球のオフシーズンに放送される「ナイターオフ番組」の役割について、橋本氏から衝撃的な事実が明かされる。

「次世代のパーソナリティをここの半年間で、ま、ある種オーディション的にやってもらって、この人どのぐらい生放送できるのかなみたいなところを確かめる」。

この期間限定の番組は、次のレギュラー枠を任せられるかどうかの「試金石」なのだという。この発言に、北村アナは「やっべー」「急に変な汗が出てきた」と完全に動揺。スタジオは笑いに包まれた。橋本氏は「これを分かってやったほうが絶対悔いがない」とエールを送り、半年後の3月まで「この船に乗ったと思ってください」とリスナーにも呼びかけた。

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