加隈亜衣、博多弁のセリフに挑戦!朗読劇『博多さっぱそうらん記』

《史実をもとにしたSF小説》

福岡市の玄関口は、なぜ「福岡駅」ではなく「博多駅」なのか?九州以外の人が陥りやすい「福岡県の県庁所在地は博多市」というミス---。

実は市の名前を福岡市にするか博多市にするか、という問題は、1890年の市制施行時に街を二分する大問題になった歴史がある。

 

この出来事と、まだ記憶に新しい2016年の「博多駅前陥没事故」から着想を得て、「博多を名付ける勢力が勝っていた世界」がもし福岡市にあったとしたら…?その勢力が現実の福岡をも転覆しようとしているために陥没事故が起こったとしたら…?という物語が、RKBラジオで朗読劇として放送される。

 

3月29日(月)から始まる『博多さっぱそうらん記』は8年ぶりに再会した20代の男女を中心にストーリーが展開する。生粋の博多っ子・福町かなめと、東京から仕事のために戻ってきた綱木博。「せいもん払い」や「玉せせり」など、博多の祭りや行事のたびに2人が巻き込まれる摩訶不思議な騒動。そして、2人だけに聞こえる「謎の声」の正体は…。

 

《加隈亜衣ほかオール福岡キャスト》

主人公・福町かなめ役を務めるのは、福岡県出身の声優・加隈亜衣さん。『ヒーリングっど♥プリキュア』や『キングスレイド 意志を継ぐものたち』など多数のアニメやゲームに出演している人気声優だ。また、大ヒットアニメ『鬼滅の刃』では主人公・竈門炭治郎の姉弟子・真菰役を演じた。現在、RKBラジオの『加隈亜衣と種﨑敦美のちかっぱしんけん!』(第1、3日曜深夜0:30)ではパーソナリティーも務めている。

 

加隈さんのナチュラルな博多弁のセリフに大注目だ。

 

その他の出演は主にRKBのアナウンサーが務めるが、物語の重要な役所や主題歌の制作には福岡ゆかりの俳優やアーティストも参加する。

 

《福岡在住作家の新作小説》

「博多さっぱそうらん記」の作者は、福岡在住の作家・三崎亜記さん。2004 年に「となり町戦争」で第17 回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。デビュー作と「失われた町」「鼓笛隊の襲来」で直木賞の候補となる。そのほかの作品に「コロヨシ!!」シリーズ、「バスジャック」「廃墟建築士」など。今回は三崎さんにとって初となる、実在する地名を舞台にした作品となっている。

 

■番組名:RKB創立70周年記念 連続ラジオ朗読劇『博多さっぱそうらん記』

■放送日時:2021年3月29日スタート 月~金 14:25〜14:33

(土 7:00〜7:30 一週間分を一挙放送)

■作:三崎亜記「博多さっぱそうらん記」(KADOKAWAから単行本刊行予定)

博多さっぱそうらん記
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 14時25分~14時33分
出演者:加隈亜衣、松重豊、佐藤巧、坂田周大
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。